トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

俺のトマホーク

2013-04-06 21:33:02 | 劇場版・AA

Photo

ごきげんようでござる!

さあ、トランスフォーマー馬鹿一代。春のヘリ祭り(笑)、第3弾目は劇場版「トランスフォーマー・オートボット・アライアンス」シリーズより、戦闘ヘリコプターに変形するオートボット戦士、トマホーク(AA12、トマホーク、2730円)の召喚でござる!

Photo_2本品は2010年12月に販売された日本版商品で、先に販売された海外版と同じパッケージでござるが、日本販売版は日本語表記のシールが貼られ、日本語の説明書が封入されているでござる。

また、本品の日本版はグレーの成型色部分が濃いグレーに変更されているでござる。

見た目にはほとんど違いが分からない商品だったりするでござるが、無駄なカラーバリエーションを増やして日本版も海外版も買わそうとする嫌らしい魂胆でござる。 同じく両方買わせたいならマイナーチェンジではなく、日本版はパッケージ事変更してほしかったでござるよな。 (笑)

Photo_3Photo_4

Photo_5Photo_6

さて、「トランスフォーマー・オートボット・アライアンス」シリーズは玩具による劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」の後日談を再現したシリーズで、トマホークは映画本編に登場しない玩具オリジナルのトランスフォーマーでござる。

Photo_7

映画本編登場組だけのオートボットじゃ航空戦力が乏しいので、戦力バランスを考えると玩具組の航空戦力増強が望ましいでござる。

Photo_11Photo_12

PhotoPhoto_2

一応「トランスフォーマー / リベンジ」商品としてはオートボット陣営に報道ヘリコプターに変形するブレイズマスター(RA-18、オートボットブレイズマスター、2415円)が玩具オリジナル組として販売されていたでござるが、民間ヘリコプターと戦闘ヘリコプターのヴィークルモードでキャラ被りを防いでいるでござる。

Photo_3Photo_5

Photo_6Photo_7

さて、本品のヴィークルモードでのギミックは、戦闘ヘリコプターであるだけに、ローターの手動回転と機首部分のガンカメラ(?)の可動に加えて、C型ジョイント装備のミサイルランチャーが着脱でき、スプリングでミサイル(×2)を発射するでござる。

また、転がし走行できないものの着陸脚は折り畳み式で再現されているでござる。

Photo_8Photo_9

ロボットモードの変形はオーソドックスでござるが、人型を気にしないリベンジ商品にあり人型に近いプロポーションとデザインは流石は玩具オリジナルキャラクターである証拠でござる。

Photo_10Photo_11

無論、劇場版デザイン特有の獣脚や両腕に武器を保持しないなどの御約束を守られており、見た目の印象は特殊部隊の工作員とか忍者を思わせる風貌が見事でござるよ!

Photo_12Photo_13

映画本編では印象的なデザインが優先され、キャラクター性を殺していたでござるが、トランシフォーマーファンが求めるデザインラインとは本品的なものだったりするでござる。

やはり、玩具を買う立場に成って設計しているのと、劇中の商品を玩具化しただけではデザインラインが違ってきて当然でござる。 (笑)

Photo_15

さてさて、トマホークの能力値は体力(7)、知力(8)、速度(5)、耐久力(8)、地位(6)、勇気(8)、火力(8)、技能(9)で設定されており、自らを囮にしてディセプティコンをおびき出し、熱探知ミサイルで攻撃する戦法を得意とするようでござる。

Photo_16Photo_18

Photo_19Photo_20

商品はそこそこ可動するものの、手持ち武器がないのが残念でござる・・・

しかし、見ようによっては体術主体の格闘戦キャラのようにも見えるでござる。

Photo_21Photo_22

Photo_23Photo_24

そう、右腕に装備されたブレードはハサミのように開閉したりもできるので、接近格闘用にも見えるのが地味ながら本品の魅力でござる。 (笑)

Photo_25

翼に取り付けられたミサイルランチャーは両手に保持できるでござるが、専用の銃火器系武器パーツは刀系の武器パーツが欲しかったでござる。

Photo_26Photo_27

Photo_28Photo_29

なお、ミサイルランチャーのC型ジョイントを使えば別の位置に取り付け可能でござるが、いまいち意味が無いような気がするでござる? (笑)

Photo_30

ちゅー事で、何もトランスフォーマーは映画本編に登場するキャラクターだけが魅力なのではなく、本来は玩具を楽しむ作品であり、映像媒体は2の次の産物でござる!

映像イメージとのギャップによる弊害が無い、映像媒体未登場の知られざるトランスフォーマーこそトランスフォーマーなのでござるよな。 (笑)


そんな翼で大丈夫か?

2012-07-22 06:15:52 | 劇場版・AA

Photo

ごきげんようでござる!

2010年展開の「オートボットアライアンス」(海外名、ハント・フォー・ザ・ディセプティコン)シリーズは映画「トランスフォーマー / リベンジ」と「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」の間をつなぐ玩具オリジナル展開のシリーズで、映画登場キャラクターと未登場の玩具オリジナルのトランスフォーマーが販売されたでござる。

玩具オリジナルのトランスフォーマーは映画制作側の思惑がない為に、過去作品のリメイク的なアレンジで設計された商品ゆえに、担当者の趣味が反映された商品でもあるでござるな?

今宵は「オートボットアライアンス」より爆撃機に変形するオートボットの航空戦士、ハイブロウ(AA11、ハイブロウ、4410円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3

本品は2010年12月に販売されたヴォイジャークラスの日本版商品で、パッケージは海外販売品と同じ箱に日本語表記のシールを貼り、日本語説明書を封入したモノで、ハイブロウ本体の色合いも若干異なる商品でござる。

Photo_4Photo_5

Photo_6Photo_7

さて、本品はハイブロウの名前だけであれば、1987年に販売されたツインローターのヘリコプターに変形するヘッドマスターのハイブロウ(C-103、ハイブロウ、2300円)を強引にアレンジしたようなデザインでござるが・・・

Photo_8

如何も元ネタは・・・

1985年に米国で販売された日本未販売のマシンロボ600シリーズ(海外名、ゴーボッツ))のアメリカ陸軍戦闘機P-38ライトニングに変形するボルト(日本未販売)のようなのでござるよな?

何故にトランスフォーマーでマシンロボなのかというと、米国にてマシンロボ(ゴーボッツ)を販売していたトンカ社がハズブロ社に吸収され、自動的にゴーボッツ商品名はハズブロ社のものとなり、トランスフォーマーに組み込まれてしまった訳でござるな。

しかし、玩具販売と日本でのマシンロボの権利はバンダイが所有しているので、おっぴろげに公表できない大人の事情があるようでござる?

Photo_10Photo_12

Photo_13Photo_14

本品のヴィークルモードは何故かP-38ではなく架空のレシプロ機でデザインされていたりするでござる?

う~む・・・ 貴重なレシプロ機系トランスフォーマーなだけに残念で仕方がないのでござるが、如何もコレもハズブロ側既定のヴォイジャークラス商品の箱に収める為に、翼を切り落としてデザインされたようなのでござるよな?

Photo_15

おかげで、一見飛びそうにない翼に見えるのでござるが・・・

最初に本品を観た拙者的な印象はP-38というよりも、アメリカ海軍の試作機XF-5Uのイメージが過ったでござるよ。 (笑)

まあ、人よってはナチスドイツの試作戦闘機的なイメージに見えるデザインで、設計者の趣味が生かされた一品と呼べるでござる。

Photo_16Photo_17

商品ギミックは転がし走行可能な折り畳み式の着陸脚とエンジン部を押すことで回転するプロペラでござる。

やはり、レシプロ機にはプロペラ回転ギミックが必要だし、ヴォイジャークラスで商品化した事には意義があるのでござるが・・・ ロボットモードで箱に収納するのであれば、折り畳み式の翼を採用してほしかったでござる・・・

Photo_19Photo_21

Photo_22Photo_23

さて、本品とゴーボッツ版ボルトとの関係は紹介されていないでござるが、もともとのゴーボッツ版ボルトの設定は、アメリカ陸軍のP-38に変形する事もあり正義側のガーディアンに所属する米国人らしいお国びいきな分かりやすい人事だったりするでござる。

故に本品も正義のオートボット側に属するのでござるが・・・

Photo_24

軍団エンブレムを嫌う映画本編登場トランスフォーマーではないにも関わらず、オートボットのエンブレムが描かれていないのでござるよな?

やはり、ゴーボッツ出身者としてはオートボットのエンブレムは背負い辛いのでござろうか? (笑)

代わりに尾翼に虫のようなマスクにも見えるマーキングが施されていたりするのでござるが、これまた謎であり、元ネタが分からないでござる? 日本未放送のアニメを観ていたら分かるネタなのでござろうか? ・・・因みにコクピット部分のP+10の文字はBoltをイメージした崩し文字らしいでござる?

Photo_25Photo_26

ロボットモードの変形は特に連動変形ギミック等もないでござるが、細かく折りたたまれる機体は流石にヴォイジャークラス商品の難度でござるよな。

Photo_27Photo_28

ロボットモードでは、ヘッドマスター版ハイブロウの面影はまったくなく、脚部や全体的なシルエットは完全にゴーボッツ版ボルトが元ネタである事が分かってしまうデザインでござる。

Photo_31Photo_2

開き直って、ボルトの名前で販売すればよいものの・・・

何故かタカラの場合は遠慮気味になりがちで、そのまま改名しちゃったりするのでござるよな? (笑)

Photo_3Photo_5

無論、ヘッドオンギミックが有るわけでもない頭部は飛行帽風のバイザーが可動し、なかなか凝った面白いデザインなので、青いカラーロングにすれば何とかヘッドマスター風のハイブロウに見えなくもないでござる?

Photo_6

ロボットモードでの共通点と言えば、腰に装備された2丁のガトリング砲を両手に保持できる事くらいでござる・・・

まあ、カラーリングはアニメイテッド版ハイブロウ(未販売)を意識しているのかもしれないでござるが、これもデザイン的に全然違うのでござるよな。

Photo_7Photo_8

Photo_9Photo_10

ロボットモードの特徴で、緑色、腰の武装、プロペラ、商品サイズを強引に共通認識SC-20、させるのであれば、スーパーリンク版スプラング(SC-20、スプラング、3980円)にも見えなくないでござるが、海外名だとバルクヘッドになるので、アニメイテッド版バルクヘッド(TA-03、アイアンハイド、3780円)以降のイメージが強いバルクヘッドの名前は使えないでござるかな? (笑)

まあ、オートボットアライアンス商品はもともと整形色変更品を販売する目的があったので流用が利く複数のイメージを取り入れてデザインされたようでござるな?

Photo_11

さてさて、オートボットアライアンス版ハイブロウの能力値は、体力(9)、知力(7)、速度(7)、耐久力(9)、地位(8)、勇気(10)、火力(9)、技能(6)で設定されており、勝ち目のない戦いを何度も潜り抜けてきたベテラン戦士のようでござる。

Photo_12Photo_13

ロボットモードのギミックは、ロボットモードでもエンジン部を押す事でプロペラが回転するでござるな、両腕がプロペラのトランスフォーもほかに存在するでござるが、ちゃんと専用武器パーツも保持できる設計になっているのがうれしいでござるな。

Photo_14

なお、ハイブロウの商品上のライバル(対戦相手?)は、仕様変更されたハント・フォー・ザ・ディセプティコン版のザ・フォールン(日本未販売)だったりするでござる?

Photo_16Photo_17

Photo_18Photo_20

キャラクター的にザ・フォールンとは因縁が無さそうでござるが、やはり元ネタ的にザ・フォールンのデザインが敵側陣営であるレネゲーズのヴァンプ(日本名、MRD-101、キャスモドン、600円)に雰囲気が似てるからでござろうな? (笑)

Photo_21Photo_22

例え映画本編に登場しなくとも、玩具ネタを知っていれば、より楽しめるのがトランスフォーマーでござるし、映画登場の人気メインキャラクターだけ知っていても、語りつくされない知名度の低いキャラクターを知る方が奥深く本来のテーマである「主人公は君が選ぶ!」こそが本当のトランスフォーマーだったりするので、玩具の購入なしにトランスフォーマーファンを名乗れないでござるよな。

Photo_23

そんな訳で本品も何年か後には、成型色や名前を変更して販売される可能性がある商品だったりするでござるな。 (笑)

ちゅーか、本品の場合はハッキリ言って、対象年齢5歳以上と記されているでござるが、完全に対象年齢15歳以上の濃いひと向けな渋い商品なのでござるよな。

ジェット戦闘機もよいでござるが、レシプロ機系のトランスフォーマーが、より多く登場してほしいでござるよな!


地獄の嵐

2012-01-20 01:24:10 | 劇場版・AA

Photo

ぐ~でんもるげん~でござる!

今宵は特に記念日ネタもないので劇場版「トランスフォーマー オートボットアライアンス」より、ミサイルタンクに変形するディセプティコン兵士、ヘイルストーム(AA13、ヘイルストーム、2730円)を召喚してみたでござる!

Photo_2本品は2010年12月に日本販売されたセラックスクラスの商品でござるが、パッケージは海外で先行販売された「ハントフォー・ザ・ディセプティコン」仕様のパッケージに日本語表記シールと日本語表記の説明書を封入した商品であり、本体のヘイルストームは海外販売版の成型色の色合いとクローラーの色を変更した商品でござる。

拙者的には日本販売版もなるべく海外販売版と同じカラーを望みたいところでござるが、これもコアなファンに日本版も海外版も買わそうとするマニアックな販売戦略でござる。 (笑)

いや~ほんと、下手にマイナーチェンジの日本仕様で販売されるよりも日本未販売商品を減らしてほしいと思うのがコレクターとしての本音でござるな。

Photo_3Photo_4

Photo_5Photo_6

さて、本品は映画本編には登場しないトランスフォーマーでござるが、特に元になったキャラクターは存在せず完全新規のキャラクターでもあるでござるな。

Photo_7

ヴィークルモードは劇場版商品らしく細かい造形が魅力でござるが、ハズブロ安全基準を導入した押し出し式ミサイル発射ギミック(×8)のおかげで玩具まるだしの造形に成った事がちと残念でもあるでござるな。 (笑)

Photo_8Photo_9

Photo_10Photo_11

本品のクローラーはダミーでござるが車輪が設けられているので転がし走行が出来、ミサイル発射機も旋回可能な設計になっているでござる。

Photo_12

付属のミサイル8発(予備無)を全てスプリングを使わない押し出し方式で発射が可能でござる。

ミサイル発射ギミック搭載玩具としては楽しいものでござるが、連続発射や一斉発射が難しい設計になっているのが勿体無いでござる・・・

Photo_13Photo_14

Photo_15Photo_16

しかしまあ、ディセプティコンの軍勢を考えるのであればヴィークルモードが軍用車両である方が似合っているのでござるが、映画本編は地球人と共闘するおかげでオートボット側も軍事色が強くなってしまうので見た目がややこしくなるでござる。

Photo_17Photo_18

そう、ヴィークルモードの見た目ではドチラに属していても違和感がないデザインでござる。

まあ、拙者的にはヴォイジャークラスで販売してもよかったかな?

と、思う商品でござるな。

Photo_9

ロボットモードの変形は首と肩に連動変形ギミックが仕込まれておりミサイルランチャーも分割変形させる設計も面白いでござるよな。

Photo_21Photo_22

Photo_23Photo_26

しかも、ロボットモードは劇場版キャラを意識しつつも本編登場の型にあらず、人型なれどども重量級キャラクターを体現したデザインであるのが嬉しいところでござる。

ただ・・・ やはりハズブロ安全基準のミサイルが残念なのでござるよな・・・

Photo_16Photo_17

なお、頭部デザインは特定のキャラに似せている訳でもないのでイロイロと使い回しができそうでござるよな。 (笑)

Photo_12

ヘイルストームの能力値は体力(7)、知力(9)、速度(4)、耐久力(7)、地位(7)、勇気(2)、火力(10)、技能(5)で設定されており、強力な火力を誇るサイバトロン星では名の知られた兵士だったそうでござるが、実は恐ろしく不器用ゆえに戦闘を避けていた事は知られていないようでござる。

Photo_27Photo_28

Photo_29Photo_32

そう、彼の戦法はミサイルを前段撃ちつくした後は爆発にまぎれて逃げるだけで格闘戦は好まないようでござるな。

Photo_11

なるほど・・・ 映画本編では銃撃戦より格闘戦が好まれていたようでござるから、ヘイルストームの設定としては映画に登場しない正当な理由でもあるでござるな。 (笑)

Photo_33Photo_34

Photo_35Photo_36

なお、本品は重量級キャラクターなデザインゆえに可動部分が制限されているのでポージングが難しいでござる・・・

せめて、4本指のアームが開閉可能であれば面白かったのにコレも部品数削減の説系なのでござろうな・・・

Photo_10

なお、本品は2011年に頭部及び成型色を水色に変更したオートボット戦士、マインドセット(日本未販売)として「トランスフォーマー ジェネーレーション」商品扱いで販売されていたりするでござる。

劇場版キャラクターに留まらず、マイクロトランスフォーマーのパワーボム(C-332、バトルパトロールチーム、800円)とか、スーパーリンクのアイアントレッド(SDー11、アイアントレッド、1980円)や、アニメイテッドのバルクヘッド(TA-03、アイアンハイド、3780円)などにも流用できそうな商品でござるな。 (笑)


その名はエリータワン

2011-08-26 03:37:54 | 劇場版・AA

Photo

映画「トランスフォーマー / リベンジ」に登場するオートボット女戦士アーシー(RA-23、アーシー、2415円)は前作の映画で「トランスフォーマー」では登場予定があったものの映画未登場で玩具(MA-11、アーシー、2310円)のみが販売され、改めてデザインされたわけでござるが、当初の予定では3大のバイクが合体(分離)してアーシーとなる予定だったでござるが、映画製作上トランスフォーマーの合体が敬遠された為に3体のバイク型トランスフォーマー(アーシー3姉妹)に改められ、劇中では3体まとめてアーシー(チーム名)と呼ばれていたでござるが、玩具では劇中のバイクと違うデザインで設計されていたり、赤いバイクアーシー青いバイククロミア(RA-11、クロミア、2415円)として玩具が販売された訳でござるが・・・

紫のバイクのみ未販売で、しかも名前すら分らない状態だったでござる。

海外ではフレアラップ(2009年度コミコンにての俗称?)の名で紹介されていたらしいでござるが、2010年度の玩具展開シリーズ「オートボットアライアンス(海外名、ハント・フォー・ザ・ディセプティコン)」にて、エリータワン(AA08、エリ-タワン、2730円)の名前で遂に販売されたでござる!

Photo_2しかし、本品自体はRA-11版クロミアの成型色変更品だったり、海外販売品は劇中と異なるカラーリングで黒地に赤銅色のカラーリングで日本版とは違うイメージで販売されていたりもするでござる。

まあ、海外事情を考えたとき2007年に米国ディスカウントストアのTARGATにて販売されたオフスクリーンシリーズと呼ばれる「トランスフォーマースーパーリンク」版エリアル(SC-16、エリアル、980円)の成型色変更品ではアーシー(日本未販売)とエリ-タワン(日本未販売)として販売された訳でござるから玩具イメージで言えば海外版は間違いじゃないのでござるよな?

Photo_3Photo_4

Photo_5Photo_6

日本版は劇中のイメージを重視したカラーリングでござるが、劇中の紫のバイク(MVアグスタ・F4)と青いバイク(スズキ・B-KINGI)は別物でござるからデザイン上は無理があるでござる。

しかし、劇中ではほとんど確認できないないので同じようなイメージも仕方ないでござるかな? (笑)

Photo_7

拙者自身も、一応コレでエリータワンと納得できる訳でござるし、エリータワンの名前で日本正式販売された商品は彼女が始めてでござる。

Photo_8Photo_9

Photo_10Photo_11

そう、エリータワンと言えば、G1ではウーマンサイバトロンのリーダーを務めコンボイ司令官(01、コンボイ、3900円)不在のセイバートロン星で奮戦した印象深いキャラクターなのでござるが・・・ 玩具化には恵まれず、キャラクター設定も特殊能力を使えば死ぬなどの可也ハードな悲運のキャラクターになってしまうことが多いでござる。

Photo_12Photo_13

Photo_14Photo_15

アーシー3姉妹では2009年の映画公開年には販売されず翌年のヒューマンアライアンス版でも商品化されずハられっぷりの悲運は成るべきしてエリータワンの名前を引き継いだちゅーか、開発側も狙ってエリータワンの名前を襲名させたのでござろうな?

Photo_16Photo_17

いや~ もう、エリータワンの名前はウーマンサイバトロンのリーダーではなく、「トランスフォーマーアニメイテッド」のブラックアラクニア(TA-09、ブラックアラクニア、2415円)の本名に使われるなど運の悪い女キャラクター名の代名詞になっているでござるよ。 (笑)

Photo_18

なお、本品は折りたたみ式のスタンドで自立できるものの、付属のスタンドを武装パーツとして取り付ける事も可能でござる。

玩具オリジナルのアタックモードと呼ぶべきでござるが、ヴィークルモードではミサイルを発射できない欠点もあるでござるな。

因みにナンバープレートの3L174はELITAの崩し文字だそうでござる?

Photo_19Photo_20

ロボットモードは玩具化を考えていない映画デザインで設計された為に自立できないでござる・・・

Photo_21Photo_22

同じく「BEAST MACHINES(日本名、ビーストウォーズリターンズ)」でも脚部がタイヤのままのモーターサイクルドローン(BR-08、スラスト、1499円)でも玩具ではタイヤを展開して自立できる設計ににしたのに、本品は劇中のイメージに沿ってタイヤのままの一本足・・・ 所謂マーメイドスタイルのまま設計されたようでござる。

Photo_23Photo_24

そう、日本人には違和感があるでござるが、ロボットに女性らしい外観(男性主観)を用いると女性蔑視らしく米国では嫌われるそうでござる? 特に不特定多数を相手にする映画では様々な規制があり、合体が見送られたのも同様の理由でござるな。

Photo_26Photo_27

しかし、デザイン的に女性らしさを誇張したデザインではないものの女性的に見えてしまうデザインのセンスは素晴らしいでござるよな。 (笑)

Photo

商品ではタイヤにスタンドを履かせて自立できるようにしているでござるが、ミサイル発射ギミックとメックアライブ機能を内蔵した左腕のお蔭でバランスがとりにくいでござる。

また、説明書の指示では背中のタイヤは後頭部に立てて置くようでござるが、見た目で言えば折りたたむ方が良いような気がするでござる?

Photo_2Photo_4

Photo_6Photo_8

なお、スタンドパーツは武器パーツとして右腕に装着可能でござるが、自立ができなくなってしまうでござるな。
Photo_9Photo_10

Photo_12Photo_13

拙者としては、ただでさえポージングが難しい商品でござるから、ちょっとでも見た目を良くするのであればパッケージ写真(海外版仕様)と同じくタイヤを背中に折りたたんだ状態を指示したいでござるよな。

Photo_14Photo_15

さて、エリータワンの能力値は体力(4)、知力(9)、速度(8)、耐久力(5)、地位(6)、勇気(8)、火力(6)、技能(6)で設定されており、オフスクリーン版とは異なるでござるな。

性格はアーシー3姉妹では有るが、サイドスワイプ(RA-04、サイドスワイプ、2415円)と共感する事が多く、ディセプティコン狩りでは共に行動する事も多いそうでござる。

Photo_16

本来なら武装はブレード系になるところでござるが、商品上の武装は左腕に仕込まれたミサイルや各種の武器とスタンドに装備された火器のみのようで、特殊能力は無い(?)ようでござるな?

商品設定上ではサイドスワイプ(AA06、サイドアーム・サイドスワイプ、2730円)と共にディセプティコン兵士のアクサー(日本未販売)を追っているようでござる。

Photo_17Photo_18

本品は結果的にクロミアの成型色変更品という形で販売された訳でござるが、結局クロミアでも紹介されなかった謎のジョイント(3体合体用ジョイント?)の説明もなく放置されているでござる。

そう、本来であればアーシーを中心に左右に合体するであろう設計がエリータワンの新規造形を見送られたことで中途半端な合体にしかならなかったようでござる?

合体反対派は隠しギミック(3体合体)まで抹消して合体を阻止したようでござる。

いや~本来の力が発揮できないエリータワン1人に大人の事情を背負い込ませた形になったでござるよな。 (笑)

Photo_19Photo_20

では、ここでバイク系トランスフォーマー恒例の別売りフィギュア試乗会でござる!

本当はエリータワンとG1時代には恋人同士の設定であったオプティマスプライムのリボルテック(特撮リボルテックNo.030、オプティマスプライム、3800円)を用意したかったのでござるが、販売が9月1日に変更してしまったので、代わりに色的にもサイズ的にも合いそうなリボルテックミニチュア版エヴァンゲリオン初号機(リボルテックミニチュア 新劇場版 エヴァンゲリオン初号機、798円)を用意してみたでござる!

Photo_21Photo_22

Photo_23Photo_24

キャラクター的には違和感がある組み合わせでござるが、なかなか似合っているでござろう。

Photo_25

拙者も、もう少しリボルテックミニチュアを保持していれば他に何か良い組み合わせを見つけていたかもしれないでござるな?


路上の王者

2011-05-13 19:00:43 | 劇場版・AA

Photo

ごきげんようでござる!

元バイクノリの拙者が言うのもなんでござるが、困った事に大多数の日本人がもつバイクのイメージとは、暴走族・ならず者・モヒカンで「ひゃっはー!」な事は認めなくてはいけないでござる・・・

そう、世の中悪い方が目立つし、最近の特撮ヒーローですら子供が真似ると危険という理由でバイクアクションは控えめだったりするでござるな。

今宵は2010年展開の「TRANS FORMERS AUTOBOT ALLIANCE」より、チョッパーバイクに変形するディセプティコン・路上の王者(元シーカー?)、ブリムストーン(AA10、ブリムストーン、1575円)の紹介でござる!

Photo_2 Photo_3

本品は海外販売の「TRANS FORMERS HUNT FOR THE DECPTICON」版ブリムストーンの成型色の色合いを変更した日本版商品で、パッケージは海外パッケージに日本語表記の説明書を封入し、商品名とバーコードを貼り付けたスカウトクラスの商品でござる。

Photo_4 Photo_5

Photo_6 Photo_7

さて、本品は劇場版「TRANS FORMERS」をモトネタにしたディセプティコン兵士でござるが、映画本編には登場しない玩具オリジナル商品でござる。

Photo_8

なお、設定上ではオールスパーク探査の任務に就いたシーカーの一人だそうでござるが、元々地球に潜伏し創作活動していたのか、メガトロン(MD-07、メガトロン、6825円)復活後に地球に襲来したのか分らないでござる?

Photo_9 Photo_10

Photo_11 Photo_12

しかしまあ、チョッパーバイクと言えばアウトローの乗るバイクのイメージが強いのでディセプティコンには似合うでござるよな。

なお、本品はスカウトクラス商品ゆえにヴィークルモードでは転がし走行以外のギミックはないでござるが、スタンドが展開できるので立たせる事ができるでござる。

Photo_13 Photo_14

ロボットモードの変形は簡易でござるが、前輪を分割して腕部の一部と成る設計には驚かされるでござる。

Photo_16 Photo_17

骨格を思わせるロボットモードのデザインも同じシーカーであるランサック(RD-09、ランサック、1260円)と同時代のトランスフォーマーぽく興味深いデザインでござる。

Photo_18 Photo_19

なお、専用武器などは無いようでござるが両肩のハンドル部分が機関銃(?)のようで、両腕のタイヤを回転させての打撃攻撃が中心になるようでござる?

Photo_20

さて、ブリムストーンのキャラクター設定は、車輪を持つ者のなかでは最も速くタフである事を自慢する意地悪い性格で、サイバトロン星では「路上の王者」と呼ばれていたそうでござる。(自称?)

Photo_21 Photo_22

Photo_23 Photo_24

なお、戦争中は因縁のライバルであるハブキャップ(AA-08、ハブキャップ、1575円)と敵対関係になるためにディセプティコンに参加し、シーカーの任務に就いた後でも地球の都市ドラッグストリップを舞台にハブキャップと「路上の王者」の名を賭けて競い続けているようでござる。

Photo_25 Photo_26

Photo_27 Photo_28

能力値は体力(6)、知力(4)、速度(6)、耐久力(9)、地位(8)、火力(6)、技能(6)と設定されており、「路上の王者」としては体力や速度が低いようなきがするでござるが、これは高齢により能力が劣化したのでござろうな?

地位(8)は高いような気がするでござるが、たとえ任務をほっぽりだして「路上の王者」を名乗る知力(4)のバカでもシーカーの役職は優遇されるのでござろうか。 (笑)

Photo_29

まあ、現状のブリムストーンの行動はデセプティコン本隊の指揮下にあるのか地球の暴走族にまぎれて「ひゃっはー!」なのかわからなでござるが、死ぬときはハブキャップを道ずれに死んでやろうと思っている困った爺さんのようでござる。

Photo_30 Photo_31

なお、本品も「路上の王者」とはいえ、バイク単体で走るのは絵にならないものでござる・・・

そこで、適当なフィギュアを乗せてみたいものでござるが、チョッパーバイクと合うアクションフィギュアが見当たらないでござる・・・

Photo_32 Photo_33

Photo_34 Photo_35

ゆえに今回はミクロマン・アサシンフォースのキョウシロウ(AF-12、ミクロマン・キョウシロウ、1500円)を乗せてみたでござるが・・・

なんだかホンダのJAZZに乗っているような対比になるでござるな。

もう一回り小さいアクションフィギュアでも良い様な気がするでござる。

Photo_36

まあ、本品も誰かを乗せる前提で設計された訳ではないでござるが、バイク系玩具はイロイロと乗せてみる楽しみがあるので公式設定に縛られずに組み合わせたいものでござる!