トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

ブリリアントホワイトパール

2010-08-31 16:32:19 | TF・ALTERNITY

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ごきげんようでござる!

地方在住の身だと、なかなかイベントにも出かけられず会場限定販売品などが買えずに悔しい思いをするでござるが、昨今は転売屋の横行を防ぐべく一部通販や、抽選販売が行われていたりするでござる。 イベント会場に行けないファンには有りがたい処置でござるが・・・ それでも転売屋さんが頑張って通販商品も買えない場合もあるでござる。 (笑)

今宵は上海で行われた「2010 トランスフォーマー サイバトロンコン」会場にて限定販売された「TRANSFORMERS ALTERNITY」版ウルトラマグナス(A-01U、NISSAN GT-R / ウルトラマグナス・ブリリアントホワイトパール、4725円)の紹介でござる!

いや~ 上海だけに会場限定販売とはシャレが利いているでござるよな。

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さて、本品はオルタニティ版コンボイ(A-01、NISSAN GT-R / コンボイ・バイブラントレッド、4725円)の成型色変更でござるが、オルタニティでは初の会場限定販売品となる為、通常パッケージと異なり、中身の見えない紙製の箱でござる。

日本販売ではe-HOBBY通販限定で、書き下ろしコミック(e-HOBBY コミックVol.03)が付属するでござる。

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説明書や箱は日本語表記でござるが、説明書にはオルタニティの仰々しい設定やストーリーが記載されておらず片面印刷でござる。

上海で販売されたモノと同じパッケージか分からないでござるが、単色印刷のパッケージよりはマシな箱でござるよ。 (笑)

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さて、ヴィークルモードはオルタニティ版コンボイと同型(共通)のオートアバターを使用するために、日産GT-Rでござる。

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以前、銀色のコンボイ(A-01、NISSAN GT-R / コンボイ・アルティメイトメタルシルバー、4725円)が販売された時には、何故にウルトラマグナスで販売しないのかと思ったでござるが、白いボディの方がウルトラマグナスらしいので、これはコレで良いでござる。

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確かに白いボディだと安っぽい感じでござるが、パール塗装が利いていて良いかんじでござる。

何より、ノーマルで無地なボディが良いでござるよ!

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会場限定品だけに「上海」とか「2010 トランスフォーマー」とか協賛企業名、ファイヤ-パターンのマーキングとかイベントキャラクターや関係ない萌キャラのプリントが車体に施されていたら嫌でござる。 (笑)

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まあ、確かに白いボディだけなら寂しいし、ペイントが生えるでござるが、白いボデイゆえの汚されない美しさがあるのでござるよな。

マーキングとかイベント名を記すのであれば、パッケージに存分記載してくだされ! (笑)

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本品で4体目となる日産GT-Rで、未だに説明書を見なければ変形できない複雑な構造だったするのでござるが、白い成型色は部品形状が把握しやすいでござる。

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ロボットモードは間違いなくウルトラマグナスの中の人に見えるから大したものでござるな。 (笑)

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そう! 意外とブリリアントでホワイトパールなボディは悪くないのでござるよ。

いや~上品なカラーリングでござる。

無粋なマーキングは必要ないでござるよな。

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ただ・・・ 本品は外装をホワイトパールな塗装で仕上げている為に、裏側は未塗装の白いプラスチックパーツがむき出しになるでござる。

ゆえに、両手と脚部(側面)の色合いの違いが残念なのでござるよな・・・

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さて、オルタニティ版ウルトラマグナスの能力設定は、まったく記載されていないので、コンボイと同型のオートアバターでも同様の能力なのか異なるのか分からないでござる?

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拙者的には、チートで大人気ない設定を恥ずかしげもなく記載されるよりは、ユーザー個々に考えてもらう方が良いと思うので、決して手抜き設定じゃないと思うのでござるよな。 (笑)

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そう、e-HOBBY通販のみに付属する書き下ろしコミックでは、オルタニティ版ウルトラマグナスの活躍は描かれていないでござるが、ウルトラマグナス(C-69、ウルトラマグマス、3980円)とオルタニティのファーストコンタクトが描かれているでござる。

e-HOBBYコミックは、今回で3冊目なのでござるが話は繋がっているのでござろうか?

非常に気になるので、自然と次回のコミック付き商品は買わざるを得ないでござる。

成型色変更商品を売る為に、オマケ(付加価値)を付ける販売戦略は間違っていないでござるよな。

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因みに拙者は、本コミックのウルトラマグナスの声は速水奨 氏の声で脳内再生してみたでござるが、ウルトラマグナスを演じた声優は何人もいるので、人によりイメージが異なるでござろうな?

拙者の場合は、ウルトラマグナスのイメージは「永遠のNo,2」中間管理職の鏡なので、オルタニティ版ウルトラマグナスも同様のイメージでござる。 (笑)


エリートガード総司令官

2010-08-30 07:44:29 | TF・アニメイテッド

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ウル〇ラの父が来た~♪

ウ〇トラの母が来た~♪

そ~してマグナスがやって来た~♪

拙者達G1世代にとっては、ウルトラマグナス(C-69、ウルトラマグナス、3980円)と言えば永遠のNo,2なのでござるが、トランスフォーマーもシリーズを重ねてくるとイロイロな解釈や応用で世界観が作られていき、とうとう「トランスフォーマー アニメイテッド」ではオートボット全軍を率いる総司令官にまで出世したでござる。

今宵は大型装甲車(大型武装車)に変形する、オートボット最高司令官にして、エリートガード総司官のウルトラマグナス(TA-27、ウルトラマグナス・ライト&サウンド、7140円)の紹介でござる!

Photo_2 本品は2010年展開の「トランスフォーマー アニメイテッド」商品として販売されたリーダークラスの大型商品で、ライト&サウンドギミック(単三乾電池2本・別売り)を内蔵しているでござるが、本品は2008年販売の海外版と異なり、サウンドギミックは日本語に改められ、ボディもメタリック塗装で仕上げられているでござる。

なお、本品販売は「夏のEZコレクションキャンペーン」(全4種、対象商品3000円以上で先着プレゼント)と重なった為に、店舗により対象商品とされたでござる。

拙者の購入品はジャスコ販売仕様である為に、パッケージには「EZコレクション」付きのシールが貼られており、スタースクリーム・クローンブラックVer.(EZコレクション、スタースクリーム・クローンブラックVer.非売品)が同梱されて販売されたでござるが、箱はシールが貼られている以外は通常販売版と同じで、ウルトラマグナスも通常販売品と同じでござる。

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無論、本品に付属するSEGAのゲーム筐体に対応したプロモーションカードも同じ物でござるな。

なお、同キャンペーンにおいて、本品が固定対象商品になったのはamazoon.co.jpの通販のみで、そちらはサンストーム・クリアオレンジVer.(EZコレクション、サンストーム・クリアオレンジVer.非売品)が同梱(外付け?)されていたようでござる?

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さて、本品のヴィークルモードは大型装甲車だったりするのでござるが、どうも本品は初代ウルトラマグナスのイメージに捉われず、歴代ウルトラマグナスのイメージを統合したようで、おそらく装甲車のイメージはマイクロン伝説版(MC-14、ウルトラマグナス、2980円)・・・ ちゅーか、海外販売のENERGON版ウルトラマグナス(日本ではToy,s dream projectより4500円で限定販売)あたりから来ているのでござろうな?

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しかも、今回はサポートメカ無(?)の直接変形方式で設計されているでござる。

まあ、ゴッいイメージではカートランスポーターも装甲車も変わりないでござるかな?

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さて、本品は8輪の大型装甲車で、デカい以外特徴が無いように見えるのででござるが、いざ戦闘状態となると攻撃形態(アタックモード)に変形するでござる!

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フロントバンパー部分よりバルカン砲二基とコクピットに収納された三連装砲塔(?)二基を展開し、折りたたまれたマグナスランチャーをレバー操作で展開するでござる。

更にスイッチ操作で、銃撃音とマグナスランチャー先端部が光るでござる!

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う~む・・・ 三連装砲塔によりスケール感が崩壊してしまったでござるが、武装形態は無駄にカッコイイでござるよな。 (笑)

商品ギミックではレバー操作によるマグナスランチャーや三連装砲塔の砲身を収縮させるギミックはツボなのでござるが、本品は元々メタリック塗装無で設計されていた為に、塗装のお陰でパーツが咬みあって可動が硬い部分があり、フロントバンパーのガトリング砲が起こし難いのでござるよな。 「説明書でもジョイントが硬い部分もあるので、動かすときは注意してください。」の注意書きがあるでござる。 更に拙者の購入品は頭部と腕部に塗装欠けがありキズのような感じになっているでござる。

塗装処理も考え物でござるよ?

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しかしまあ、普段は極力武器を見せずに「平和の使者」を演出するのは正義のオートボット最高司令官としては当然の姿でござろうな。

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が、戦車より軟らかいイメージの装甲車とはいえ、一般市民に与える威圧感は大きかったりするので、正義の庶民派司令官(?)としては失敗でござる。

まあ、指導者は強くなくてはいけない米国大統領の事を考えればソレも有りでござる。

少なくとも現日本国総理大臣のように威厳もへった暮れも無い選挙カーのイメージしかない売国主義者共の事を思えば、少々強気の装甲車でも許されるでござる! (笑)

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さあ、ロボットモードの変形としては、外装の中にロボット本体が収納されたような変形でござるが、8輪のタイヤを左右に4輪づつ脚部内側に収納してしまう変形は、お見事!の一言に尽きるアイディアであり、変形に連動して変形音が鳴り、音声ギミックが切り替わるなど見所の多い商品でござる。

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いや~本当に、アニメのデザインを忠実に再現できたものでござるな。

確かに足首が無いと接地性が悪いでござるが、元のデザインがアレでござるから本品の収納ギミックも活かせたのでござろう。

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更に、親父くさいデザイン頭部には口パク・ギミックが搭載されているにもかかわらず、首がまわったり、胸部のスイッチ操作で目と胸部が光る上にTVアニメと同じ銀河万丈 氏の声で

ウルトラマグナス トランスフォーム!」

「マグナスハンマー!」

「マグナスランチャー! 私が最高司令官だ」

のセリフが再生されるでござる。

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うむ、もともと英語の音声ギミックだった場合、日本販売では作り直すコストを抑える為に、そのままか、削除してしまう場合もあるので、本品はタカラトミーも本腰を入れているようでござる。

やはり、少々コストは掛かっても劇中と同じ声の方が購入意欲が沸くでござるよ!

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そして、本品に付属するウルトラマグナス武器であるマグナスハンマーも、収納状態から攻撃状態に変形で、クリアパーツ部分にもバネを利用したピコピコハンマー的な安全アクションギミックが仕込まれているのが心憎いでござるな。

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まあ、ウルトラマグナスのイメージとは別にして大変似合っているでござる。

如何も日本ではハンマーはギャグ的要素を含んだ武器でござるが、古来より撲殺は最も単純で効果のある武器でござるから、下手な刀剣よりも扱いやすく破壊力のある武器なのでござるよ。

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拙者的には、マグナスハンマーの柄は10センチほど長い方が好みでござるし、アーム保持用のジョイントも二ヵ所欲しかったでござる。

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なお、マグナスハンマーは設定上、天候を操る事が可能で、雷雲を呼び寄せて雷を落とすことができるそうでござる。

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更に背中に収納されたマグナスランチャーや三連装砲塔を展開するアタックモードに変形するでござる。

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ウルトラマグナスの性格は、様々な惑星のあらゆる戦闘テクニックをマスターしたと噂されるほど経験豊富で、数々の優れた戦術で多くのディセプティコンを惑星サイバトロンより宇宙の闇に追い出したでござるが、弱者を守る献身的な高貴さも兼ね備えているそうでござる。

なお、能力値は、体力(10)、知力(10)、速度(8)、耐久力(9)、地位(10)、勇気(10)、火力(10)、技能(10)であり、オートボット最高司令官としてほ問題ないのでござるが、装甲車で耐久力(9)であることは少々納得がいかないでござる?

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まあ、オール10の完璧差を求める日本人設定と、少々足りない方が人間らしく親しみやすいと感じる米国人設定の違いなのでござろうな?

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余談でござるが、拙者は本品を入手するまで気がつかなかったでござるが・・・

本品の成型色なり塗装を、に変更して胸部のエンブレムをデストロン マークのシールで隠して音声ギミックを削除すれば、マイクロン伝説のショックウェーブ(MD-06、ショックウェーブ、3980円)として通用しそうでござるが・・・ アニメイテッドでは既にショックウェーブ(TA-14、ディセプティコンショックウェーブ、3780円)が居るので、海外名のタイダルウェーブを名乗れば販売できそうでござるかな・・・ と、思ったりしたでござる。


炎の司令官

2010-08-28 22:47:17 | トランスフォーマー・カーロボット

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GO BOY!コンボイ! 炎のオーバードライブ~♪

ファイヤ~コンボイ~♪

赤い閃光~ファイヤ~フラッシュ~♪

さあ今宵は2000年展開の「トランスフォーマー カーロボット」より、消防車に変形するサイバトロン次元パトロール隊司令官

ファイヤーコンボイ(C-001、スーパーファイヤーコンボイ、4980円)の登場でござる!

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本作、「トランスフォーマーカーロボット」は「トランスフォーマー」15周年記念として「ビーストウォーズ」の技術を取り入れつつ原点に返るべく日本主導で製作された商品でござる。

本品は完全新作の商品でござるが、ヴィークルモードで収納されたウィンドーパッケージの前期販売版と、ゴッドマグナス(C-023、ゴッドマグナス、4980円)のパッケージに合わせてロボットモードで収納した箱の後期販売版が販売されており、商品番号は同じでござるが後期販売版は股関節部分が改良されているそうでござる。

更にトイザらスより限定販売された合体セット(ゴッドファイヤーコンボイ、8999円)は後期販売版のクリアボディ仕様だったでござる。

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本品のヴィークルモードは司令官では初(?)となる消防車で、商品サイズ的にも迫力のある一品に仕上がっているでござるな。

なによりも運転席左側面に描かれた「消防庁」の文字が日本産トランスフォーマーらしく誇らしいでござる!

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しかも、本品のヴィークルモードではファイヤー炎神の名前まで与えられた珍しいトランスフォーマーでござる。

本品のヴィークルモードは初代コンボイ(01、コンボイ、3900円)並みの迫力と差別化を考えた結果、人気の消防車に決定したそうでござる。

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商品は単四乾電池2本(別売り)を使用したサウンド&ライト・ギミックを搭載しており、

「サイバトロン戦士トランスフォーム!」

「巨大合体 スーパーファイヤーコンボイ!」

「ファイヤー!」 ダダダダダーーーー

サイレン (1回)

サイレン (3回)

5種の電子音がランダム再生され、回転灯が点滅するでござる。

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電子音ギミックと回転灯の点灯は雰囲気が良いのでござるが、TVアニメを見てしまうと音声がアニメで声優を務めた橋本さとし氏ではない事が残念でござる!

劇中セリフの「熱い心に不可能はない!」も欲しかったでござるよな。

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なお、電子ギミック以外の消防車らしいギミックはハシゴが2段階に約50センチ伸び、先端部の放水銃がスイッチ操作で展開するでござる。

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更にハシゴ内に装備された4連装のミサイル(破壊ロケット弾)がスイッチ操作で一斉発射される消防車とは思えぬ脅威のミサイル発射ギミックを搭載しているでござる! (笑)

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なお、ミサイルは一発づつ発射も可能でござるが、一斉射撃だとミサイルが何処に飛ぶのか分からないのでミサイル紛失の原因となるでござるな。

余剰パーツ対策と予備ミサイルは別物でござるから予備ミサイルが欲しいところでござるよ。

しかしまあ、欠点ばかりとりあげても面白く無いので、本品の隠しギミックの紹介でござる!

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本品のハシゴ右側面の操作座席には、ちょっとコツがいるのでござるがダイアクロン隊員(別売り)を乗せる事が可能なのでござるよ。

流石は「カーロボット」を名乗るだけの商品でござるな。 (笑)

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では、ロボットモードへの変形でござる!

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ヴィークルモードのファイヤー炎神は、ファイヤーコンボイ本体の前部とトランスリベア(基地モード)の後部に分割されるでござるが、単独でのヴィークルモードとしては機能しないようでござる?

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なお、ファイヤーコンボイの武器であるコンボイガンはホースを巻き上げる収納機のような特異なデザインでござるが、コレがヴィークルモードの補助輪の役割も果たしている訳でござる。 ゆえに一応は3輪状態で転がし走行は可能でござる。

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ロボットモードの変形は細かく折りたたまれており、背部ユニットは電池BOXを兼ねたスピーカーでござる。

ロボットモードでも電子音&発光ギミックは使用できるでござるが、音声の種類に変化はないでござる。

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ロボットモードのデザインは初代コンボイのデザインを意識しつつ丸みを強調したデザインで、胸や目のメッキ処理が良い味を出しているでござる。

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クラッシャーロウ 連帯保証ヒサンな危機

2010-08-27 04:52:48 | トランスフォーマー・G2

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米国にいるときゃ~ジョルトと呼ばれたの~♪

欧州じゃホットロッドと名乗ったわ~♪

日本販売が決まったその日から~あなたが探してくれるの待つわ~ ホットロウ名前で出ています~♪

前回に続き、剣1本を武器に戦うトランスフォーマーといえば、「トランスフォーマー G2」のレーザーロッドを忘れちゃいけないでござる。

今宵はクラシカルなスポーツカーに変形するデストロン軍団レーザロットのホットロウ(TRF-5、ホットロウ、800円)の紹介でござる。

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本品は1994年に米国ではジョルトの名で販売され、欧州ではホットロッドの名で販売され、日本では1995年にホットロウの名で販売されたでござるが、商品仕様は略同じ箱と説明書以外の違いが無い様でござるが、日本版は車体裏に「電池はなめたり、口に入れたりしないで下さい。」の注意書きシールが貼られているでござる。

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そう! レーザーロッドはボタン電池(LR-44)を2個使用した発光ギミックにてエンジン部と剣(レーザーロッド)を光らせる商品でござるから注意書きが貼られていたりするのでござる。

まあ、剥がしてしまっても良いのでござるが、拙者は資料性を重視する為に貼り付けているでござる。

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本品は元々海外販売向けに設計されているので、日本では人気の出そうでないカスタム仕様のクラシックカーをモデルにデザインされたでござる。

ホットロウの場合も珍しいオープン座席でござるが、運転席回りを含めて大味な造形に成っているのが残念でござる。

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商品は、フロント部のスイッチを押すか、フロント部を固い床に押し付けるとエンジンが赤く発光するでござる。

また、武器パーツは車体裏に取り付ける事で余剰パーツを無くしているでござるな。

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ロボットモードの変形は簡易なものでござるが、「脅威のスーパーポーズ 変形メカ」をキャッチコピーにしているだけに、過去の商品とは明らかに次代を感じる商品に仕上がっているでござる。

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特に腰部分はミクロマンなどのアクションフィギュアに採用された技術を使用しており、現代の玩具と比べても引けをとらないでござるが、足首及び踵部分が無い為に接地性が悪いのでござるよな。

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ロボットモードでのギミックは、胸部のスイッチを押すことで胸が発光し、胸部に収められたケーブルを引き出して手首にセットすれば剣(レーザーロッド)が赤く発光する仕掛けでござる。

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子供だましな発光ギミックでござるが、小さなボディに収められたギミックをケーブルで発光箇所を分割し、見た目も良い感じに仕上がっているでござる。

・・・不満を言えばスイッチの固定が出来ないので発光状態を続ける事が出来ない事でござる!

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さて、ホットロウの設定は日本版では役職(通称)がクラッシャーと記されて何だかよくわからないでござるが、ターボチャージエンジンに装着されたデュアルキャブレーターの為か、直情的な性格で起こると手が付けられないそうでござる。

更に手癖が悪く、自動車工場に入ってはパーツを盗んで体内メカをチューンしているそうでござる。 ふむ、クラッシャーとは宇宙開拓の何でも屋ではなく壊し屋とか破壊兵なのでござるかな?

因みに米国設定の役職は奇襲攻撃スペシャリストで欧州版では戦士でござる。

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設定値は、体力(8)、知力(7)、速度(9)、耐久力(6)、階級(3)、勇気(4)、火器(4)、技能(6)で、得意技の「エキゾースト・バーン」は怪力で相手を胸に抱え込み、エキゾーストパイプからV12直噴射熱で敵を溶かしてしまう技のようで、剣技とは関係ないようでござる。 (残念)

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なお、今回写真に収めたホットロウは、直射日光に当たらない場所で保管していたのでござるが、年月劣化によりプラスチックパーツの一部が変色してしまいパッチワークみたいなカラーリングに成ってしまったでござるが、本来の色は薄い紫の方でござるが、写真ではが綺麗に写らないのでイマイチ参考にならないでござるかな?

中古品を探す場合はパーツの変色状態も注意してくだされ!


モーターベイター戦闘指揮官

2010-08-26 14:07:35 | TF・EU

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ごきげんようでござる!

宇宙で4人しか存在しないはずのブレインマスターには、更に3人の親戚(?)存在しており、ブレインマスター達とは別の宇宙で宿敵オーバーロード(D-307、オーバーロード、5980円)と戦いを繰り広げていたでござる。

今宵は1991年にドイツやイギリスなどの欧州で販売された、オートボット(サイバトロン)陣営のモーターベイター部隊・戦闘指揮官

グリッパー(グリッパー、1450円)の紹介でござる!

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本品は「トランスフォーマーV」商品として販売されたブレインマスターのブラッカー(C-320、ブラッカー、2300円)の成型色変更品であり、合体パーツを削除して欧州ハズブロより販売されたでござる。

同じく、合体パーツを削除されたラスター(C-321、ラスター、2300円)は一部成型色変更し、フレイム(フレイム、1450円)として販売され、ブレイバー(C-322、ブレイバー、2300円)も合体用パーツを削除し一部の塗装とシールの色合いを変更した、ライトスピード (ライトスピード、1450円)として販売されたでござる。

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なお、本品を含むモーターベイター商品3点と欧州展開商品のサンダークラッシュ(サンダークラッシュ、2800円)とスカイクエィク(スカイクェイク、2800円)が1942年に海外パッケージのままタカラより輸入販売されたでござる。

日本販売版は海外版パッケージに日本語表記のシールを貼りつけて、日本語の取り扱い説明書を付属させたものでござる。

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本品は生産国を日本からタイに変更した為に刻印がMADE IN THAILANDに変更されており、タイヤやプラスチックの材質が若干異なる為かパーツの可動がブラッカーよりも緩くなっているでござる。

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本品は、生産国の変更と合体パーツを削除したコスト削減商品に加えて円高差益の輸入商品だったことで、拙者が海外生産によるコストカットの現実性を最初に知らされた商品でござる。

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なお、本品に付属するシールは英語表記に変更され紙質も異なるでござるが、ブラッカーと全く同じデザインであり、合体パーツ用のシールまで印刷されているでござる。

海外版の説明書は説明文のない絵と数字のみのシール貼り付け指示でござるが、日本版の説明書では合体パーツ用シールは使わないと記されているでござる。

日本版を知らなければ余るシールが全く謎だったりするでござるな。 (笑)

因みに今回の写真撮影品はシールを貼っていない状態でござる。

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武器パーツの剣は安全対策で先が丸いとか軟質パーツで製作されているとかの仕様変更はなく、ブラッカーと同じ仕様でござる。

ふむ、コレもコスト削減で無理に仕様を変更しなかった訳でござるな。

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さて、本品はブレインマスターとは異なるモーターベイターなのでござるが、設定上は別物だとしてもモーターベイターと如何様なトランスフォーマーなのか分からないのでござる?

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そう、ブレインマスターの様に「正義のシンボル」であるブレインが自分の分身なのか、ヘッドマスターの様にレーシングバギーが本体で顔と成るエネルゴン・ミニフィギュア(エナージョンミニフィギュア)がパートナーなのかハッキリ分からないのでござるよな?

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設定上でが、エネルゴン・ミニフィギュアには、広範囲レーダーと音波スキャナーの機能を与えられているようでござるが・・・ 肝心のエネルゴン・ミニフィギュアには固体名が無いのでござるよな?

う~む・・・ グリッパーの分身だから特別な名前が無いという事でござろうか?

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なお、グリッパーの能力値は、体力(9)、知力(8)、速度(6)、耐久力(8)、地位(10)、勇気(10)、火力(6)、技能(7)、なのでエネルゴン・ミニフィギュアに名前を付けるとすると・・・

導きのエネルゴン・ミニフィギュアでござるかな? (笑)

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では、「ブレインセット!」・・・ と言うか、ブレインマスターではないので何と言っていいのか分からないので「フェイスオン!」と呼ばせていただくでござる。

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ロボットモードは色が変わったとはいえ、寸胴な体系はかわらないでござるが、TVアニメの作画によりイメージを壊されたブラッカーよりは、TVアニメのイメージが無いぶん救われているかもしれないでござる。 (笑)

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それにしても本品はマシな方でござるが、欧州販売商品のカラーリングセンスは日本人には馴染めないでござるよな。

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グリッパーのキャラクター設定は、メガグリップタイヤを備えるヴィークルに変形する戦士で、勇気と純粋な強さを持った部隊リーダーだそうでござる。

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しかしまあ、元々のブレインマスターは剣で戦う騎士をイメージし、イタリア車に変形する訳でござるから欧州販売はピッタリな様な気がするのでござるが・・・

合体用パーツを削除して合体を否定するとは、欧州での合体イメージは悪いようでござる?

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そう本品は3体合体が無かったことにされているので、合体モード時の腕の可動が説明されていない為に、パッケージ写真では合体モードをロボットモードとして紹介しているのでござるよな?

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一応パッケージイラストや説明書では通常のロボットモードのままで描かれており、説明書も特に指示されていないでござる。

が、日本語表記の説明書では「ロボットモードの完成状態はパッケージ写真と説明書の2通りあります。」と補足されているでござる。

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う~む・・・ これはスーパーモードと解釈すべきなのでござろうな?

まあ、ビルドロン部隊(37、デバスター、5800円)や、ブレストフォース(D-335、ライオカイザー、5800)も合体パーツと合体ジョイントを削除しただけでなく、合体モードの腕が内蔵されているガイホーク(D-330、ガイホーク、980円)やヘルバット(D-331、ヘルバット、980円)も販売しないで合体を隠して販売した事実は、米国人の合体の合理性と個性が失われる為に嫌いという理由ではなく、欧州は過去の戦争で国や民族がくっついたり離れたりすることが多いから合体には良いイメージが無いのでござろうな?

その為に欧州で販売されたビルドロン部隊のバラ売り(全6種、日本未販売)やブレストフォースを転用したレスキューフォース(全4種、日本未販売)には固体名すら付けられず販売された訳でござるから、個性重視で合体嫌いという訳ではないようでござる?

合体ロボットの売りである合体を廃止してまで商品を販売する意味があるのか疑問でござるが、合体が嫌いなら苦にならないのでござるかな? (笑)

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ちゅー事で、合体パーツを削除されたモーターベイターで禁断の3体合体をさせてみたでござる!

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と、言いたいのでござるが、フレイムライトスピードは未入手なのでラスターブレイバーで代用してみたでござる。 (笑)

合体用パーツが無いので両腕は剣を直接取り付けているでござる・・・ なるほど、合体用パーツの必要性を感じるでござるな。

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しかしまあ、本品は何故に日本でも輸入販売されたのでござろうか?

サンダークラッシュスカイクエィクは日本販売品商品との兼ね合いや両軍リーダーなので需要は分かるのでござるが・・・

モーターベイター以外にも日本販売してもらいたい欧州販売品が幾らでもあったのに謎でござる?

まあ、3種揃えていない拙者が言うのも難でござるが、中古市場でも合体できないモーターベイターを買うよりも合体可能なブレインマスターを買うのが道理だったりするのが自然の流れでござるよな・・・ 案外、欧州販売のモーターベイターも在庫処分で日本販売されたのかもしれないでござるな。 (笑)