来年度公開予定の映画トランスフォーマーのキャラクターデザインを見たでござる・・・。
米国人はビーストマシーンズで懲りていないでござる。
何でござるか? あのデザインは? デザイナーはトランスフォーマーを知っているでござるか?
否! 映画スタッフは何の映画を撮るつもりでござるか?
コンボイ・・・否! オプティマス・プライマスのデザインはG2版のバトルコンボイ(TRF-13、バトルコンボイ、3800円)風のトレーラーでござるが、ロボットモードが・・・似ても似つかぬ・・・
あんた誰?
でござる・・・まあ、予備知識があれば、コンボイと判別できなくもないでござるが・・・正義のサイバトロン軍団、コンボイ総司令官ではないでござるな。
スペースシップに変形するそうでござるが、何?このデザイン?ジャンキオンシップ? 正に異星のデザインでござる・・・これから地球のメカをスキャニングするでござるか?
異星人で人類の敵だから、嫌悪感の有るデザインでOKでござるか?
ああ、やっぱり監督が、マイケル・ベイてっていうのは本当でござった。
映像最優先で細かい公証は2の次・・・
だから、デザインもインパクトの有る物の方が優先でござるか? 否? これも、米国の商業主義で、別デザインでなら、同一品でも別物で販売できるという計算でござるか?
旧商品をリメイクデザインしたクラッシックが販売されるので、それに被らないデザインにしたのか、それとも、デザイナーは本当にトランスフォーマーを知らないのかは関係者に聞かないと判らないでござる。
まあ、しかし拙者は映画制作スタッフはトランスフォーマーを知らないで製作するような気がするでござるな。
映画とは、一種のお祭りで、ファンに感謝するサービス的な一面で、原作者とかが、画面にチラッと現れたりする事もあるでござるが、この場合はどうでござろうか?
ゴジラもマッハGO・GO・GOも米国でデザインされなおして登場するも、原作の面影が全く無いでござる。
米国人にはオリジナルのデザインを大切にするという文化が無いでござるか?
まあ、中国人みたいに何でも真似るのも考え物でござるが・・・シリーズ物だから、基本デザイン位は継承したいでござるな。
映画パールー・ハーバーでは、日本軍空母を米国のエセックス級(?)で代用していたでござるが、まあ、CGをアレだけ多様したのだから、遠景くらいCGでごまかすとかして欲しいものでござるが、まあ、しょうがないでござろう。 しかし、海軍の重要会議が野外で行われる描写は許しがたい、尊皇とか皇國とか書かれた幟をたて、鳥居(?)に日章旗を下げる描写は何でござるか?
日本海軍は戦国武将でござるか?
しかも、そんな重要な会議を開いているそばで、子供が凧揚げをしているでござる・・・
米国から日本の異文化を紹介するシーンとはいえ、いくらなんでも酷いでござる。
アレは日本軍が、いかに野蛮かと宣伝している絵でござる。 日本では戦争の残酷描写が問題になったが、戦争だから、それは避けて通れないし、戦争のオロカさを書くうえで重要だろうし、有る程度のアクションも許すでござるが、アノ会議と黒魔術の様な出撃前の描写は遺憾ともしがたいでござる。
まあ、これで拙者の来年公開予定のトランスフォーマーの意見がでたでござる。
この映画はアルマダ的、別次元のトランスフォーマーでござる!
しかも、アレはコンボイではなく、オプティマス・プライムでござる。
否! 日本公開時にのオプティマス・プライムで口承して頂きたいでござる。
勿論、日本公開時の吹き替えは有名素人声優は起用しないで欲しいでござる。
初期のトランスフォーマー声優の起用よりも、拙者的には、岩浪美和音響監督の下にビースト劇団が集結して欲しいでござる。 もはや、この映画を救えるのは、トランスフォーマーも知らない有名素人声優でも、本編に登場しないお笑い芸人ではない、ビースト劇団でござる。
日本人ファンも、これなら望むはずでござる。
あとは、商品販売だが、日本版パッケージなど要らないでござる。 海外版に日本語シールを貼っただけの物を希望するでござる。 なお、劇場限定販売も要らぬ! 販売するなら、未販売商品で済ませて欲しいでござる。 どうか、宜しくお願いしたでござるタカラトミー殿。 映画「パール・ハーバー」を忘れるな!でござる。