やあやあ今回のトランスフォーマー馬鹿一代。の更新ネタは、「トランスフォーマー スーパーリンク」より、戦闘ヘリコプターに変形するサイバトロン空中防衛官、スプラング(SC-20、スプラング、3980円)の登場でござる!
本品は2004年7月に「トランスフォーマー スーパーリンク」商品として販売された日本版商品で、先行販売された海外版「TRANSFORMERS ENERGON」のバルクヘッド(日本未販売)より、電子ギミックを削除し成型色の色合いを変更した商品でござる。
本品の日本名は「トランスフォーマー2010」商品として販売された、ヘリコプターに変形するトリプルチェンジャーのスプラング(C-84、スプラング、1980円)より名前を引き継いだもので、キャラクター設定は異なるが緑色のヘリコプターに変形するという共通点だけで旧キャラクターの人気にあやかろうとしたネーミングでござる。 (笑)
海外名のバルクヘッドも現在なら、「トランスフォーマーアニメイテッド」に代表されるバルクヘッド(TA-03、アイアンハイド、3780円)イメージが強いでござるが、何気にこの人が元祖だったりするでござる?
航空戦力が乏しいサイバトロンにて、大手を振って主力と成りうる存在はヘリコプターだったりするので、たとえ活躍場所が宇宙でもソレなりに活躍してしまえるのがトランスフォーマーだったりするでござるな?
本品のギミックは、転がし走行できないでござるが、着陸脚は折り畳み式で、後輪はローター(ジャイロソーサー)を回すレバーに成っているでござる!
機体の左右に取り付けられたミサイルランチャーは、それぞれミサイルを一発ずつスプリング式で発射可能でござるが、予備ミサイルは付属しない四発のみでござる。
また、マイクロン連動ギミックが無いものの尾翼ローター部分にマイクロンジョイント(凸)が設けられており、別売りのエネルゴンスターやエネルゴンウェポンの取り付けも可能でござる。
そして本品には、更に追加武装として、アタックブースターが付属するでござる!
なお、アタックブースター(海外名、アフターバーナーユニット)の海外販売品には電子音ギミックが仕込まれており、機体の作動ボタンにより銃撃音が鳴り銃身(ダブルホーミング)が発行したそうでござるが、何故か日本版では削除されてでござる?
如何いう理由で削除されたのか分からないでござるが、日本人的趣向の場合は電子音ギミックに関心が無く、電子ギミックを無くしたことにより販売価格を下げることができるので、購入しやすさを優先して電子ギミックを削除したのでござろうな?
なお、日本版商品では電子ギミックが削除された為に、スイッチ類は塞がれ、塗装部分が追加されているでござる。
しかしまあ、もともと電子ギミックが無いのなら気にならないでござるが、有るべきものが削除されたとなると、ちょっと口惜しいでござるな。 (笑)
そして、アタックブースターは、スプラングの追加武装に収まらず、バトルモードに変形するでござる。
なお、アタックブースターは、自己意識を持つトランスフォーマーではなく、自立型の支援メカと云ったところでござろうか?
バトルモードは「ロボコップ」のED-209ぽくて、なんだか可愛いでござる。
アニメ本編で登場しなかったのが惜しまれるでござるな。 (笑)
ただ・・・ 本品の欠陥としてはバトルモードで自立させにくい事でござる。
脚部の可動範囲が広いのでござるが、バランスがとりにくいのでござるよな?
拙者、海外版を所持していないので分からないでござるが、電子ギミックや電池を搭載していた分の海外版の方が重量バランスが良かったのかもしれないでござるが、自立させたうえでのポージングが難しい商品でござる・・・
まあ、その上手に自立できないどんくささも、ED-209ぽくて可愛いでござる!
そして、アタックブースターはスプラングに合体するでござる!