トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

回せ!チョッパーマスター

2013-04-21 00:18:25 | TF・ユナイテッド

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やあやあ今宵は、タカラトミーがやらかしてくれた、「トランスフォーマー ユナイテッド」版オートボット航空戦士、チョッパーマスター(EXP-01、ローラーマスターVSチョッパーマスター、4725円)の登場でござる!

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本品は2010年度に海外で販売されたパワーコアコンバイナー・シリーズのオートボット戦士、サーチライト(サーチライトwithバックウィンド、日本未販売)の成型色変更品で、同じくディセプティコン兵士、アイスピック(アイスピックwithチェーンクロー、日本未販売)の成型色変更品であるローラーマスター(EXP-01、ローラーマスターVSチョッパーマスター、4725円)との対決セットで2012年9月に「トランスフォーマーユナイテッド」商品として国内販売されたでござる・・・

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日本未販売商品を国内仕様にして正式に販売されるのは有難く、先行で販売された海外版とは異なるカラーリングでコレクション性を重視した結果は評価したいでござる。

ただ・・・ 本品の販売方法に関しては明らかに間違っていたりするでござる。

そもそも、本品は合体セットよりドローン4体を削除したことで販売価格を下げて購入しやすくした商品のはずなのに、日本販売では対決セットにした為に元々販売価格が高めに設定されていた商品が更に高くなり、商品価値と販売価格が釣り合わず購入しにくい商品に成ってしまったでござる。

拙者的には販売価格に合わせたスカスカのパッケージにせず、商品サイズに合わせたパッケージを用意した事は評価したいでござる。

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本品のヴィークルモードは輸送用ヘリコプターでござるが、商品サイズがスカウトクラス並みの大きさなので、大雑把に造形され各部位も簡略化されているでござる。

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一応、ローターは手動回転するものの、転がし走行用の車輪や専用武器パーツがないでござる。

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しかし、本品には武器パーツの代わりにターゲットマスターのファイアバグが付属し、ウエポンモードに変形して武器となるでござる。

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はっきり言って、ウエポンモードのターゲットマスターを取り付けるのにはイマイチ合わない大きさだったりするでござるが、なるほどファイアバグの変形したヴィークルモードでのウエポンモードは大型の灯光器のようにも見え、海外名であるサーチライトの名前はコレからきているのでござろうかと考えてしまうでござる?

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なお、チョッパーマスターと海外版サーチライトの違いは、白い機体は共通でござるが、風貌ガラス部分の塗装とフィールドグレー部分の成型色がだったりする違いでござる。

色的には海外版であるサーチライトの方が鮮やかな感じでござる。

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ロボットモードへの変形は簡易でござるが、両腕の収納方法などが面白く、もっと大型サイズの商品で再現してもらいたいと思うでござるな。

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両腕に装備されたローターは如何にもヘリコプター系トランスフォーマーらしく、小型・簡易商品ゆえにローターが折りたたまれいないのが気に成るでござるが、戦闘時にローターブレードを振り回す事を考えれば、使い道が難しい肩よりも無難でござろう? (笑)

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なお、本品の説明書指示やパッケージ写真ではローターの取り付け位置が逆になっているでござるが、コレは変形工程で一旦ローターを外さないで変形させた時の定位置でござる。

故に、右側(前方)が4枚ローターで左側(後方)3枚ローターが正しいと思われるでござる。

まあ、左右の取り付けが逆である意味が有るのかもしれないでござるが、まあ普通に考えれば意味が無いでござるよな?

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さて、チョッパーマスターの設定は、ジェットマスター(EX-02、ジェットマスター・プライムモード、6090円)の推薦でマスタークラスの一員になった戦士。

性格は、しばし、問題的な態度を見せるが、化学兵器の知識は天才レベルで、多彩な運用方法を見せつけてくれるそうでござる。

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チョッパーマスターの能力値は体力(5)、知力(7)、速度(8)、耐久力(4)、地位(5)、勇気(4)、火力(7)、技能(9)で設定されているでござる。

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お次が相棒のターゲットマスター・ファイアバグでござる!

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飛べ!ジェットマスター

2013-03-28 01:46:19 | TF・ユナイテッド

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ごきげんようでござる!

世界一有名なロボット玩具シリースといえば、トランスフォーマーで間違いないと思うのでござるが、世界規模で見た場合、日本と海外では趣味趣向が違ってくる場合があるでござる。

その代表例が合体ロボだったりするでござる。

ロボット同士の合体でパワーアップするのは、個々の意思を合わせる団結と群体による力の象徴で日本人的には大好物だったりするでござるが、海外だと個々の個性が失われるとか、手足に成る人が可愛そうで差別的だとか、宗教的に魂が融合される事で汚されるだとかで評判が悪く、見せ場的に絵に成る映像媒体だと一般人が観るので合体ロボを出せない場合があるでござる。

しかし、海外でも合体ロボが全く受け入れられぬ訳でもなくイロイロと工夫していたりするでござる。

2011年に展開で展開された「パワーコアコンバイナー」シリーズも元々は劇場版商品として企画されたものの結局は劇場版商品とは違うカテゴリーで販売され、日本販売は遅れる事2012年に「トランスフォーマー ユナイテッド」商品として販売される事になったでござる。

今宵は、ステルス偵察機と4機のドローンが合体するオートボット偵察員、ジェットマスター・プライムモード(EX-02、ジェットマスター・プライムモード、6090円)の登場でござる!

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本品は2011年販売のパワーコアコンバイナー商品、スカイバースト(スカイバーストwithエリアルボッツ、日本未販売)の成型色変更品で2012年9月に販売されたEXシリーズ第1弾商品でござる。

パッケージデザインや収納方法は海外版と異なり、高年齢層を意識したデザインだったりするでござるが、第一印象がちゃちい感じがするのでござるよな?

統一感のあるカラーリングといえば聞こえが良いでござるが、同にも玩具ぽいののでござるよ・・・

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先ずは、中核をなすオートボット偵察員、ジェットマスターでござる!

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ヴィークルモードは特定のモデルがないステルス偵察機だそうでござる。

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商品サイズは所謂スカウトクラス並みの大きさであり、完成度も高くは無い造形でござる。

まあ、デザイン的には面白いのでござるが、それだけなのでござるよな・・・

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ヴィークルモードでのギミックは折り畳み式の着陸脚を有するでござるが、転がし走行もできず、マイクロンジョイント(凸)が設けられていても対応の武器パーツが付属しないなど物足りなさが目立ってしまうでござる。

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ロボットモードへの変形方法もジェットキ型特有の機体上面を二つ折りにして手足を展開させるオーソドックスな変形でござる。

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ロボットモードもジェット機型の標準的なシルエットであり、魅力的な強い個性がないのでござるよな?

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元ネタ的にはスクランブル合体戦士エアーボットのスペリオン(C-55、スペリオン、5500円)をリスペクトした設計でござるが、日本版の本品のカラーリングはビースト&マシーン版ジェットストーム(BR-07、ビーコンジェットストーム、3999円)を思わせるでござるな。

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過去にジェットマスターを名乗るオートボット戦士はおらず、初出しの戦士となる訳でござるが、過去のトランスフォーマーの歴史を新玩具で再現する「トランスフォーマー ユナイテッド」では惑星Z出身のオートボット戦士として設定されているでござる。

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なるほど、デザイン的に現行機とSF機の中間的なデザインでござるから、「トランスフォーマーZ」のデザインラインに見えなくもないので、日本展開を考えれば嬉しい設定でござる。

ただ・・・ 相変わらず年代が21世紀としか書かれていないので、どの年代のトランスフォーマーなのか不明でござるよ?

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なお、能力値は体力(5)、知力(7)、速度(9)、耐久力(4)、地位(6)、勇気(6)、火力(6)、技能(9)、で設定されており、ヴィークルモードでのスピードとステルス機能を活かしたスパイ活動を得意とする偵察員で、パワーコア合体と呼ばれる新システムの最初の実験候補でござる。 この実験成果によりジェットマスターの名が与えられたようでござる。

立ち位置的に、ユナイテッド世界でのグランドコンボイ・スーパーモード(SC-01、グランドコンボイ・スーパーモード、5229円)のプロトタイプと考えるべきでござるかな?

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商品はボールジョイントを使用してソコソコ動くでござるが、首が動かなかったり、足首が可動しないので立たせにくかったり、武器パーツが付属しないのでポージングが決まらないなどイマイチなのが残念でござる・・・

まあ、脚部に収納された合体用ジョイントを引き出して踵代わりにすれば接地性は高まるでござるが、見た目は悪くなるでござる。

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やはり、単体では役不足になるのが合体ロボの辛いところでござるが、本品は幸い合体セットなのでジェットマスターと支援メカニックのエリアルドローン4体が付属するので豪華にみえるでござる。

ただ・・・ 商品ボリュームと販売価格が見合わないのが辛いでござるな。 (笑)

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航空機型からなるエリアルドローン部隊のイメージは、G1のエアーボット部隊だったりするでござるが、ドローンの種類は多種多様になっているでござる。

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先ずは、偵察機型のゾーンドローンでござる!

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ワイプアウト

2012-11-25 19:46:36 | TF・ユナイテッド

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ごきげんようでござる!

日本展開の「トランスフォーマーユナイテッド」は、トランスフォーマーの歴史を新規玩具で振り返るがテーマーだったりするのでござるが、ネタ的に国内展開よりも米国展開ネタで商品化されていたりするでござる。

まあ、日本より米国の方が「トランスフォーマー」熱が高い訳であり、商売的に考えると米国重視に成るでござろうな?

今宵は2012年1月販売の「トランスフォーマーユナイテッド」版ディセプティコン諜報兵、ディセプティコンワクィプアウト(UN-27、ウィンドチャージャーVSディセプティコンワイプアウト、3780円)の登場でござる!

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本品は2011年の海外展開である「REVEAL THE SHIELD」商品として販売された、オートボット戦士、ウインドチャージャーの成型色変更品で、日本販売では同型対決セットとして販売されたでござる。

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本品の元ネタはマーベルコミックに登場したオリジナルキャラクターのワイプアウト(未販売)で、キャラクターデザインはG1版ミニボットのティルゲイト(C-61、ティルゲイト、500円)を元(?)にしたデザインのトランスフォーマーで、はっきりとG1版ウインドチャージャー(12、チャージャー、500円)の同型ではないでござるが、G1版ティルゲイトがG1版ウインドチャージャーの玩具金型改良品であるところからの商品イメージのようでござる?

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はっきり言って、日本人的には馴染みのないキャラクターなので、似ている似ていない以前の問題なので、ウインドチャージャーと同型でも、「へ~そうなんだ?」程度の存在でござるな。 (笑)

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なお、ヴィークルモードでは転がし走行しか出来ないでござるが、スカウトクラス商品としては十分な完成度でござる。

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ロボットモードの変形方法は特別に凝ったギミックは無いものの、ストレス無くキッチリと変形させられる地味ながら優れた商品だったりするでござる。

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ロボットモードのデザインはモトネタのG1版ワイプアウトと似てるのかと聞かれたら、元のアメコミ版作画を見ていないので何ともいえないのでござるよな・・・?

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なお、本品の頭部はウインドチャージャーの頭部と同じで色が違うだけでござる。

モトネタを知らなくとも、色的には悪くないでござるよな。

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ディセプティコンワイプアウトの能力値は体力(5)、知力(5)、速度(6)、耐久力(6)、勇気(7)、火力(2)、技能(7)で設定されており、無音に近いエンジン音で敵地へ偵察に行い、戦闘時は両腕に収納されたグリースガンで、オートボットの動きを妨げる諜報兵でござる。

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劇中設定では、移動要塞に変形する仲間(ダイナザウラー?)の整備も行うようでござるが、如何もG1版ダイナザウラーD-63、ダイナザウラー、6980円)に付属するサポートロボ(?)のフルチルトと役割が被っており、元々同一人物のトランスフォーマーが登場媒体により書き換えられた可能性があるディセプティコン兵士でござる。

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無論、G1版でも本シリーズでも、同型とは云えウインドチャージャーとの因縁は存在せず、日本展開の商品上ライバル関係(?)にされたでござるな。

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どちらかと云えば、本品は日本販売よりも米国で販売される方が知名度的に有利だったはずが、日本先行で販売されてしまったマイナーキャラクターなのでござるよな?

日本人的には、「ワイプアウト」と聞くとレースゲームを連想する御仁の方が多いと思われるし、商品名もワイプアウトではなく、ディセプティコンワイプアウトに改められているのも商標上の問題でござろうな?

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拙者的に本品の販売は嬉しいかと聞かれたら、そうでもなく微妙な感じで、同じ日本販売するのであれば日本人にも知名度の高い未販売商品を販売してもらいたかったのが本音であり、同型のセット販売という販売方法も気に入らないでござる・・・

宣伝媒体のない商品ゆえに、ファンのクチコミによる宣伝効果に頼るような「数量限定」のプレミア感も気に食わないのでござるよな。 宣伝媒体が無いならないで、販売期間を考えず長期販売の定番化を図るようなシリーズに育てるべきでござるよな?

本品もタカラトミーの販売戦略の下手さに泣かされる商品の一つでござるよ。

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まあ、本品も日本販売よりも海外でプレミアが付く商品になる事を考えて企画されたのかもしれないでござるが、世界規模のトランスフォーマーファン的に見れば迷惑な存在でござるよな。 (笑)


紅の空挺戦車

2012-11-02 20:16:40 | TF・ユナイテッド

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え~んた~♪ え~んた~♪

みっしょ~ん~♪

2012年秋アニメも出そろい、いろいろと楽しめてはいるでござるが、拙者的に今季のイチオシアニメは「ガールズ&パンツァー」でござる!

拙者、「ストライクウイッチーズ」はダメだったでござるが、ガルパンはストライクだったでござるな。 (笑)

ただ・・・ 残念なのは、拙者の地元では未放映である為に、1週遅れでGyaO!の正式配信を視聴しているでござるな。

そこで、今宵は戦車ネタで、2012年販売の「トランスフォーマーユナイテッド」版オートボット戦士、ワーパス(UN-24、ワーパス、2940円)の登場でござる!

Photo_2本品は2012年1月に数量限定販売の触込みで国内販売されたデラックスクラスの商品でござるが、海外販売では2011年に「トランスフォーマージェネレーションズ」商品として販売され、本品は海外販売版より一部のマーキングを変更(一部削除)しただけの商品でござる。

商品的には悪くないでござるが、数量限定販売という危機意識をあおる販売方法の不満と、パッケージングをロボットモードで収納すべき商品だと思ってしまうほど、実に地味で完成度の良い傑作商品の一つでござる!

TVアニメ媒体に頼らない商品ゆえに、アピール度が足りない現物が実に、もったいないのでござるよ・・・

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さて、本品は自動車軍団オートボットの中にあり戦車と云う異色のオートボット戦士で、赤い戦車と云えばワーパスの印象を強く与えた存在でござる。

まあ、大きな意味では戦車も自動車の1種なので、オートボットとしての存在意義は間違ってないでござるな。 (笑)

なお、本品は1985年販売のG1版ミニボットの初代ワーパス(TFS通販、ワーパス、500円+2PTS)をリメイクした、2009年販売のユニバース版ワーパス(C-19、ミニボットスパオチーム、2200円)のデザインを元にデラックスクラスで再設計した商品でござるな。

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戦車のデザインとしては、クローラー(拙者的にはキャタピラと呼びたい!)が前後に分かれたSF色の強いデザインでござるが、このタイプの戦車には一応モトネタと呼べる要素があり、初代ワーパスのヴィークルモードが米国陸軍の空挺戦車M551シエリダンがモデルだったりするので、ただの赤い戦車ではなく、パラシュートによる空中投下が可能な軽量級の戦車が求められて訳でござるよな?

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しかも、商品流用のバリエーションに対応すべく、あらかじめ別キャラクターのイメージも重ねるデザインだったりするので、確かに見る角度では別キャラクターで通用するでござる。

そう、如何もヴィークルモードの特徴から推測すれば・・・ ヘッドマスターズのハードヘッド(C-102、ハードヘッド、2300円)的な特徴もあるでござるが、初代と全然違う戦車にも関わらず、赤い戦車のイメージからワーパスの方が印象深い感じになるでござる?

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さて、本品の商品ギミックは砲塔旋回可能で、4基のクローラーがダミーで、一応転がし走行可能な一般的な戦車玩具でござるが、戦車砲以外にスプリング式のミサイル発射ギミックを有していたする事でござる。

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ハズブロ安全基準の長いミサイルがデザインを損ねているでござるが、まあ、コレも見ようによれば、ハードヘッドのヴィークル的特徴の再現だったりするのかもしれないので、色が変われば印象が変わるかもしれないポイントでござる?

付属ミサイルは、予備のない1本のみであり、車体4か所にはC型ジョイント対応のジョイントが設けられていたりするでござるが、付属武器が無いなど若干ボリューム不足である事が惜しまれるでござるな・・・

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なお、ワーパスと云えば、砲塔ハッチより頭を出したユニークな変形方法が特徴でござるが、本品では更に、砲身の収縮に連動して頭部が起き上がる連動変形システムが採用されているでござる。

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ロボットモードは残念な初代ワーパスの玩具版ではなく、アニメ作画のイメージで設計されており、無駄な装飾品のない武骨なカッコよさがあるシンプルなデザインでござるな。

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やはり、ロボットの基本は箱の組み合わせが一番カッコイイ事が再認識できる商品でござるし、拙者的にはヴィークルモードを犠牲にした結果、手足のキャタピラを切れる事無く配置できた事に賞賛を送りたいのでござるよな!

そう、如何しても、ダミーのキャタピラだと切れてしまって、外れそうでもそのままでござるが、実働を考えれば可笑しなデザインになるので、納得のできるデザインにしてほしかったのでござるよ! (笑)

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なお、本品に付属する説明書の変形指示のイラストの一部がワーパスではないロボットの頭部で描かれていたりするのでござるが・・・

如何も、これがハードヘッドの頭部(アニメ版)ぽいイメージだったり、するので肩の武装を含めて流用を検討されているようでござるな?

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実際問題、頭部と体色を変更しただけでハードヘッドに見せるのは難しそうでござるが、右肩のミサイルや両手に武器等を持たせれば雰囲気は誤魔化せそうでござる?

そう、日本販売を考えなければ多少強引でも海外展開ならOKかもしれないでござるな。 (笑)

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ワーパスの場合は元々手持ち武器が無いトランスフォーマーなので、武器がなくとも絵に成る存在であるのが嬉しいでござるよ。

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商品の可動範囲は広いでござるが、肩のミサイルランチャーや腰に回転軸が無いのと脚部に車輪が有る為に片足立が出来ない欠点があるでござる。

しかし、そこは問題ないでござるよな?

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さて、ユナイテッド版ワーパスの設定は、体力(6)、知力(6)、速度(5)、耐久力(8)、地位(3)、勇気(7)、火力(7)、技能(5)の能力値で設定されており、さまざまな砲弾を打ち分ける戦車砲は、2キロ先の六角ナットを半分に割ってしまうほどの正確な射撃を行う腕前でござるが、性格は他人に砲身を触られるのが嫌いで、徹夜で砲身を綺麗に磨き上げるほどの繊細な面もあるでござるが、細かい作業や命令を無視して仲間を困らせる戦闘員でござる。

しかし、仲間思いで信頼のある戦士であることも間違いないでござるな。

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いや~ ワーパスって地味ながら、「カッコイイとは、こういうことさ!」が似合うロボットなのでござるよ、本品の良さって戦車が如何してカッコイイのかと思える同じ感性だったりするでござるな。 故に、一般露出が少ない存在でありながら、軍用カラーではなく民間カラー(?)で登場した奥ゆかしさも、不器用ながら実直な気持ちを表している赤い色だと思うのでござるよ?

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なお、本品の場合は手持ち武器が無いでござるが、別売りのアームズマイクロン等の大型の武器を持たせてみても見栄えが良いでござる。

アームズマイクロン用のジョイントが無いでござるが、手持ちなら問題ないでござるな。

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本品はキャラクター的、商品的にも完成度が高一品でござるが、最近の映画・TVアニメ媒体にめぐまれないキャラクターで有る為に認知度が低いのが残念でならないでござる・・・

ミスマッチを狙えば、これほど的確なキャラクターもいないのに、今一歩のところで押しがたりないのでござるよな・・・

トランスフォーマーユナイテッドは、数量限定販売の足かせが無ければ、ゆっくりと育てたいシリーズなのに実に残念でござる。


戦え!コンバットマスター

2012-10-12 13:50:40 | TF・ユナイテッド

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やあやあ、ごきげんよろしいでござるかな?

2011年に海外外で販売された「パワーコンコンバイナー」シリーズが2012年に、ようやく日本でも「トランスフォーマー ユナイテッド」商品として販売される事になったでござる!

今宵は5台のコンバットマシーンが合体する、ディセプティコン秘密部隊、マスターカオスのコンバットマスター(EX-01、コンバットマスター・プライムモード、6090円)が登場でござる!

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本品は2011年に海外で販売されたボムショック(ボムショックwithコンバッティコンズ、日本未販売)の成型色変更品で、パッケージデザインも名前も日本販売仕様に変更された5体合体セットでござる。

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さて、本品(パワーコアコンバイナー)はコアとなるトランスフォーマーに4体の支援メカ(ドローン)が合体する変り種の合体兵士で、トランスフォーマー同士の合体を嫌う欧米向けに考え出された新時代の合体システムでござる。 (笑)

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本体のトランスフォーマーは軍用車両(自走砲?)に変形するディセプティコン戦略家、コンバットマスターでござる。

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ヴィークルモードのデザインは合体を最優先させた結果、該当モデル(?)が無い架空の軍用車両になっているでござる?

まあ、イメージ的にはスクランブル合体ロボのコンバットロン部隊(D-69、ブルーティカス、5500円)を意識したようでござる。

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ヴィークルモードでの商品ギミックは転がし走行と砲塔の旋回のみで、マイクロンジョイント(凸)2か所による別売りのマイクロン(ミニコン)を取り付け可能だったりするでござる。

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ロボットモードの変形は簡易で、手足を展開させてパネルを折りたたむだけでござるな・・・

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軍用ロボらしい武骨な魅力でござるが、ボムショックとの差別化(?)が図られたおかげで砲身部分などが明るい色合いに変更されたので玩具ぽさが強くなっているでござる。

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如何も、コンバットマスターのネーミングとか成型色変更は蛇足のような感じで、拙者としてはそのまま海外版のボムショックのままで販売してくれた方が良かったとおもうのでござるよ・・・

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文句ついでに言わせてもらうのであれば、本品の大きさが所謂スカウトクラスとかサイバーバースのコマンダークラス商品と同じなので、若干ボリュームに欠けており、販売価格が6090円でござるから、最初に見たイメージが小さくて、とても6090円の商品に見えなかった事でござる。 (笑)

いや~ね、箱の大きさは6090円級でも、スカスカでござるから余計にボッタくられた気がするのでござるよな?

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しかも、本品は専用の手持ち武器パーツが付属しないので物足りないのでござるよな・・・

余剰パーツ対策というか、パーツ数削減の手抜きというか残念な仕様でござる。

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なお、ロボットモードはソコソコ可動するものの、イマイチ動きに欠けてしまうでござる・・・

やはり、手持ちの武器パーツは欲しいでござるよな・・・

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そこで、拙者は両腕の合体用ジョイントをトンファー(?)とかハンマーとかの接近戦用打撃武器に見立ててみたでござる。 (笑)

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実際、そうでも考えないと本品で紹介されている設定だけでは資料不足なのでござるよな・・・

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本品はユナイテッド商品となった訳でござるが、海外展開時のパワーコアコンバイナーと同じく時代設定が明らかになっておらず、トランスフォーマーの歴史を玩具で振り返るユナイテッドの世界でも活躍年代が明言されていない状況なのでござるよな?

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コンバットマスターの能力値は体力(8)、知力(8)、速度(3)、耐久力(7)、地位(8)、勇気(6)、火力(8)、技能(9)で設定されており、戦争の初期(?)から活躍してきた戦略家で、自ら戦線に出るより部下に命令を下す方が多いそうでござる。

その、部下が別のトランスフォーマーか配下のコンバットドローンか分からないでござるが、付属のコンバットドローンは以下の4体でござる・・・

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