トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

むしゃくしゃして買った  なんでもよかった  今は反省している

2011-04-06 00:39:17 | 劇場版・AA

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ごきげんようでござる・・・

4月4日は「ニューハーフの日」だったり「ヨーヨーの日」だったり「雪城ほのか」誕生日だったりしてネタには困らないハズだったでござるが、4月3日に買出しの為に遠征したので写真がとれず予定通りに更新ができなかったでござる・・・

しかしまあ、同乗者ありの地元行動圏外の買出しだったので、地元行動圏内の玩具販売店では入手できないトランスフォーマー新商品を入手できるチャンスだったでござるが、時間と同乗者の関係で1店舗しか行けず、しかもユナイテッド商品は見当たらず身入手商品を探したでござるがオートボットアライアンス版アイアンハイド(AA03、アイアンハイド、2730円)しか残っていない状態だったでござる・・・

仕方が無いのでS.H.Figuartsのキュアブロッサム(S.H.figuarts、キュアブロッサム、3675円)とキュアマリン(S.H.Figuarts、キュアマリン、3675円)を購入してトランスフォーマーガム(全3種類)のスタースクリーム(トランスフォーマーガム、③、スタースクリーム、300円)だけ買ってきたでござる。

なお、拙者は地元経済振興の為にトランスフォーマガムなどの地元で変えそうなものはなるべく地元で買うようにしているので今回の多々買いはコレクターとしては惨敗でござるな。

やはり玩具店は1人で行くべきでござる。 (笑)

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ちゅー事で、今回入手してきた「トランスフォーマー オートボットアライアンス」版オートボット武器スペシャリスト、アイアンハイドの紹介でござる!

Photo_3 本品は2010年9月に販売された完全新設計のデラックスクラス商品でござるが、パッケージは海外販売の「ハント・フォー・ザ・ディセプティコン」仕様のままで日本語仕様の説明書が付属するでござる。

なお、日本販売品は樹脂パーツ部分の成型色を変更しているので海外版よりも良い感じになっていると思うでござる?

しかしまあ、ボイジャークラス版のアイアンハイド(MA-09、アイアンハイド、3675円)を見慣れているおかげで第一印象は小さいでござる。

まあ、大きさ的にあたりまえでござるが見るからに物足りなさを感じるでござる。 (笑)

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しかし、リアバンパーとか荷台の深さは別にしてもヴィークルモードの完成度は劇中のGMC・トップキックC4500にイメージ近い造形でござる。

ただ・・・ フロントガラス部分にオートボットのエンブレムを書き込むのは如何でござろうな?

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いくら映画本編登場トランスフォーマーが所属エンブレムを隠したいとはいえ、本品の場合は珍しい場所以前に不自然だと思うでござる?

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まあ、リアル思考だと劇中同様にエンブレムを描かないでもよいのでござるが、玩具だとエンブレムを貼り付けたくて仕方がないようでござるからの妥協策でござろう?

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ロボットモードの変形はMA-09版と異なりオートモフギミックはなく複雑な折りたたみ方をされているでござるが劇中再限度は高いでござる。

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ただ・・・ 左腕の武装形状とドア部分の取り付け位置が異なっているのが気になるところでござる・・・

まあ、玩具販売促進の為のデラックスサイズ商品との差別化でござろうな。

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しかしまあ、本人の場合は新規製作商品といえど今更感があり、他の劇中未登場商品の方に興味が移ったようで売れ残っていたようでござるな・・・

まあ、拙者も本品の優先度が低かったので後回しにした訳でござるが。 (笑)

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なお、本品の設定ではヘイルストーム(AA-13、ヘイルストーム、2730円)を追う目的とは別に新兵器のテストも兼ねているということで、能力値も体力(8)、知力(6)、速度(5)、耐久力(9)、地位(8)、勇気(9)、火力(6)、技能(5)で設定されているでござる。

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設定にある新兵器こそ左腕の武器だったりするのでござるが、英文ではCANNON DRONEと記されているでござるが日本語説明書ではスコープと記されているでござる?

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そう、左腕に装備された武器ユニットは取り外しが可能で望遠鏡状に変形するでござる・・・

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う~む・・・ 望遠鏡であればスコープでも問題がないのでござるが英文解釈すると無人砲台とか自動砲台とかになるので自立型ロボットになるのでござるかな?

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そう、人型ではない三脚歩行式軍事ロボットと解釈する方がおもしろそうでござる。

故に愛称がスコープと云うのではないでござるかな?

拙者としてはバー〇ャルボーイの愛称でもよいような気がするでござるが。 (笑)

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本品のセールスポイントとしてスコープを一押ししていれば本品の印象も変わったかもしれないでござる?

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そう、本品のパッケージはヴィークウモードのままで収納されており、スコープなアイアンハイド内部に収納されたままなのでござるよな。

スコープを見える形でパッケージングするほうが余剰部分を減らして見栄えが好くなっていたと思うでござる。

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なお、スコープはヴィークルモード荷台に取り付け可能と云うか乗せる事は可能でござるが、ヴィークルモードより収納されたスコープを取り外すことができず、一度ロボットモードに変形させなければならない欠点があり、付属の説明書にもヴィークルモードにスコープを取り付ける方法が記載されていないでござる。 パッケージ写真がなければ完全な隠しギミックでござるな。 (笑)

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しかしまあ、本品の場合は優先順位が低かったとはいえ拙者的には入手できた事には後悔していないでござる。

コレクターの心得としては、「あの時買っておけばよかった・・・ 」の後悔は一生続くでござるが、「こんあもの買うんじゃなかった」の後悔では後からなんとでもなるので今現在買うか買わないか迷ったときは買うことを優先するようにしているでござるな。

なお、「後悔なんて、あるわけない」と言い張れるのでござるが今回はお目当ての新商品が一つも買えなかったので拙者のソウルジェムも曇ってきているでござる・・・ (笑)


オートボット海洋戦士

2011-01-11 03:31:44 | 劇場版・AA

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ごきげんようでござる!

艦船系トランスフォーマーは小型商品で販売される場合が多いでござるが、一般的に船とは自動車より大きい存在なのでソレなりの大きさで商品化してもらいたいものでござる。

トランスフォーマーでは初の艦船系であるシースプレー(C-64、シースプレー、500円)もミニボット商品として販売されたでござるが、昨今のミニボット商品リメイクの一環として、本来大型のヴィークルであるミニボットは大型化する傾向もあり、「オートボットアライアンス」版シースプレー(AA05、シースプレー、4410円)はボイジャークラス商品で販売されたでざる!

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本品は劇場版「TRANSFORMEAS」2010年度展開の「オートボットアライアンス」商品として販売されたでござるが、映画本編には登場しない玩具オリジナルのオートボット戦士でござる。

商品は海外販売版の「HUNT FOR THE DECEPTICONS」仕様の箱に日本語表記の取扱説明書と商品名シールを貼りつけて販売されたでござるが、成型色の一部が変更されているいるでござる。

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そう! 本品はG1版初代シースプレーと同じくヴィークルモードがホバークラフトなのでござるが、直接的に同一人物ではなくデザインも異なるホバークラフトなのでござるが、日本販売ではシースプレーの名前つながりもあり、初代玩具にイメーメージを似せるべく、プロペラ部分等の金色パーツを黄燈色に変更した商品でござる。

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しかし・・・

元々初代シースプレーとは用途の異なるホバークラフトであり、デザインも異なるホバークラフトでござるから無理に似せる必要もなく、クリアパーツの銛(ミサイル)と合間って玩具ぽい感じが強いでござる。

海外版のままでも良いのに無駄なバリエーションを増やしたものでござる・・・

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なお、商品ギミックはスプリング式で銛を打ち出すミサイルランチャー二基と転がし走行のみの地味な商品でござるが、旅客型のホバークラフトである初代シースプレーと異なり、揚陸型ホバークラフトで後部甲板に各種ヴィークルを搭載できるでござる。

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そう、大型化のメリットを最大限にアピールするヴィークルモードのデザインで、別売りのEZコレクションやスカウトクラス商品を載せて遊べる艦船系玩具ならではの商品でござる。

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設定上では、スカウトクラス商品のブリーチャー(AA07、オートボットブリーチャー、1575円)とチームを組んで、南アフリカに潜伏しているディセプティコン兵士クランクスタート(日本未販売)を追っているようでござる。

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変形はオートモフ機能やメックアライブ機能は搭載されていない設計であり、全体的なデザインも劇場版・本編登場トランスフォーマーと比べると違和感のあるデザインでござる・・・

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強いて劇場版のデザイン特徴を取り入れられたとしたら、脛部分くらいでござろうか?

まあ、本品も劇場版商品で販売する必要が無いデザインでござるが、艦船系トランスフォーマー商品が少ないのでバランスを取るためには必要でござるが・・・

スカウトクラスで販売されたデプスチャージ(RA-12、デプスチャージ、1260円)が不憫でござる・・・

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しかも、本品の顔デザインも初代シースプレーに似ている訳でも面影も無く、ショートラウンド(日本未販売CYBERTRON商品)の名前で販売しても違和感が無いような気がするでござる。 (笑)

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まあ、本品も海外販売では成型色変更で別商品として販売する前提で設計された可能性も高いでござるよな?

となると・・・ ホバークラフト繋がりでパワーラン(マイクロトランスフォーマー・コンバイナー、メトロスクワットチーム)とかストライクダウン(C-366、レーダーホバーWチーム、1200円)の他に海洋戦士繋がりでウェーブライダー(日本名、C-203、ダイバー、1600円)とかスプラッシュダウン(日本未販売プリテンダー商品)なんてものも考えられるでござる?

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しかしまあ、今更劇場版商品は前代トランスフォーマーの名前とデザインが一致しない訳でござるから似てないデザインでもシースプレーと名乗ったらシースプレー本人なのでござるよな、

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性格は分からないでござるが、能力値は体力(9)、知力(8)、速度(6)、耐久力(8)、階級(8)、勇気(8)、火力(8)、技能(5)で初代シースプレーとは大きく異なるでござる。

ボイジャークラス商品ゆえの適当な能力値でござろうな?

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なお、両腕のミサイルランチャーは劇場版商品らしく両腕に保持しないロボットモードでござるが・・・

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両足に収納された足ヒレを展開したダイブモードではミサイルランチャーを両手に保持するでござる。

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遊び心のあるデザインでござるが、劇場版トランスフォーマーらしからぬデザインでござる。

ちゅーか、伊達に5本指であるデザインを有効に活用しているでござる。

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拙者的にはシースプレーのイメージとは少々異なるでござるが、本品は海洋型トランスフォーマーとしては完成された商品でござるよな。

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陸上主体のオートボットでござるが、水中・海上戦力ではディセプティコンよりも充実していたりするのは過去作品でも同上でござる。

が! トランスフォーマーの世界観では艦船系トランスフォーマーはイロモノ的扱いだったりするのが残念でござる。

そう! 艦船系トランスフォーマーこそ最低ボイジャークラス商品で販売してもらいたいものでござるよな。


碧き装甲 ブリーチャー

2010-12-14 23:47:36 | 劇場版・AA

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ごきげんようでござる!

2010年展開の「オートボットアライアンス」シリーズは映画「TRANSFORMERS」「トランスフォーマー/リベンジ」登場のキャラクター商品に加えて、玩具オリジナル商品も販売されているでござる。

玩具オリジナル商品の場合は、過去販売された商品をモトネタに劇場版トランスフォーマーのデザインラインで設計されていたりするのでござるが、モトネタと商品名が噛み合わない場合も多いでござる・・・ まあ、名前の場合は登録商標上の理由で使えなかったり、使わざるを得ない大人の事情があるでござる。

装甲車に変形するオートボット戦士、ブリーチャー(AA07、オートボットブリーチャー、1575円)もその一人でござる!

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本品は海外で先行販売された「HUNT FOR THE DECEPTICONS」商品、ブリーチャーのパッケージに日本語表記のシールを貼り付けた商品でござるが、日本販売版ブリーチャーの成型色は濃い色合いに変更されているでござる。

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しかも、日本販売版は当初、グランドシェイカーの名前で販売される予定だったでござるが、オートボットブリーチャーの商品名で販売されたでござる?

日本ではブリーチャーの名前が何かに登録されているのか分からないでござるが、トランスフォーマーでは初登場の名前でござるな・・・

では、本品は新規キャラクターなのでござろうか?

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否! 本品にもモトネタが存在しており、日本版のカラーリングやヴィークルモードの6輪装甲車のデザインは、1989年にマイクロマスター(日本名、マイクロトランスフォーマー)商品として販売された、グランドシェイカー(日本名、C-345、ランドシェイカー、1800円)と似ているのでござる・・・

が、日本版のランドシェイカーの名前だと違和感が無い存在なのに対し、海外版のグランドシェイカーの名前は、基地に変形する装甲車の名前ではなく、装甲車(海外名、なし?)を管理する、マイクロマスターの名前であり、しかも変形するヴィークルモードはステルス機だったのでござるよな。 (笑)

当時の米国ではパイロットであるマイクロマスターの方が優先されて商品名になるのでござるが、日本だとマイクロトランスフォーマーの方がオマケ扱いで、基地モードに変形するヴィークルが商品名となる販売戦略上の違いであり、日本版の装甲車がランドシェイカーであり、管理者のマイクロトランスフォーマーはガンランナーで、トランザムに変形するでござる。

おそらく玩具開発側も、ころっと忘れていた為にグランドシェイカーの名前を使えなかったのでござろうな?

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しかしまあ、商品はスカウトクラスの商品ゆえにミサイル発射ギミックなどもない商品でござるが実に完成度の高い商品でござる。

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商品では砲塔が旋回し銃身に仰角を付けられるのでござるが・・・

やや銃身(砲身?)が太いような気がするデザインでござる?

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ロボットモードの変形はスカウトクラス商品では複雑でござるが、ロボットモードの完成度は高いでござる!

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しかも、劇場版の奇天烈なデザインラインを薄めて、従来のトランスフォーマーらしい設計であり、顔も勇者ロボを思わせる凛々しい顔つきなのは日本人として大変嬉しいデザインでござる!

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ブリーチャーの細かい性格設定は分からないでござるが、能力値は体力(8)、知力(5)、速度(5)、耐久力(8)、地位(3)、勇気(7)、火力(6)、技能(3)で設定されており、ホバークラフトに変形するシースプレー(AA05、シースプレー4410円)とチームを組んでいるようでござる。

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なお、パッケージ裏のストーリーではシースプレーと共に、東アフリカに逃げたデセプティコン兵士、クランクスタート(日本未販売)を追っているようでござるが・・・

問題はライバル関係であるクランクスタートの日本販売が行われるかなのでござるよな?

そう、クランクスタートは戦闘バギーに変形するオートボット戦士デューンランナー(RA-16、デューンランナー、1260円)の成型色変更商品である為に、映画に登場しないキャラでの成型色変更商品にとっての日本市場は厳しいものでござる。

せめて、ライバル商品くらいは販売してもらいたいものでござるよな。

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さて、本品はスカウトクラス商品ながら可動範囲は広く、片足立ちが可能な接地性とバランスを兼ね備えており、腕の外皮装甲の取り付け方法にはメックアライブ機能ぽく設計されており、背中に装備された二連装砲はC型ジョイントによって左右ドチラかの拳部分やガードパイプ部分に取り付けが可能でござる。

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更に本品は別売り商品のC型ジョイントにも対応しており、相棒のシースプレーのヴィークルモードに積載可能などの連動性が強い商品でござる。

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うむ、スカウトクラス商品とは思えないハイスペックな商品でござる。

ホントにスカウトクラスの商品は完成度が高いので主力商品に置いてもいいような気がするでござるよな・・・

しかも、本品の場合は更に説明書にはない遊び方が可能だったりするので侮れないでござる。

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ちゅー事で、変形中間形態でござる! (笑)

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これぞ、変形ロボxチト玩具の醍醐味!

多段変形ロボではなくとも、工夫しだいで遊べるトランスプレーでござるよな!

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なお、ブリーチャーのモトネタはマイクロトランスフォーマーのランドシェイカーと書いたでござるが、接写が最初に海外版を見たときの印象は、マイクロトランスフォーマーのドロップショット(C-363、ミリタリーチーム、1200円)に似ていると思ったでござる。

まあ、ドロップショットのヴィークルモードでは4輪の装甲車でござるが、妙に太い二連装砲塔とロボットモードでの砲塔位置などが合致しており、グレードアップしたデザインだと言っても通用しそうなのでござるよな。 (笑)

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ドロップショットも日米の販売では事情が異なっており、日本版はマイクロトレーラーズ仕様のサイバトロン商品でござるが、米国販売ではデストロン商品(マイクロマスター・ミリタリーパトロール)として商品カラーも名前も同じ状態で販売されたややこしい商品なのでござるよな。

故に本品はドロップショットの名前も引き継げなかったと推測したいのでござるが・・・

日本販売を考えなければ、成型色変更のデセプティコン仕様で販売されそうでござるよな。 (笑)

いや~これからの商品流用が楽しみな商品でござる。


君の名は

2010-12-03 21:09:44 | 劇場版・AA

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ごきげんようでござる!

劇場版「TRANSFORMERA」および「トランスフォーマー/リベンジ」商品は過去のシリーズをリスペクトして設計されている商品も多いのでござるが、中には変形モチーフとキャラクター名のイメージが一致しない商品も多々あるでござる、2011年公開予定の映画「トランスフォーマー3(仮)」までの繋ぎとなる「トランスフォーマー・オートボットアライアンス」も劇中登場キャラの新設計および改良品や劇中関連のキャラクターおよび完全新規の玩具オリジナルキャラクターで展開が行われているでござる。

今宵紹介するオートボット・探査員、ハブキャップ(AA09、ハブキャップ、1575円)は赤いクラシックカーに変形する劇中未登場のトランスフォーマーでござるが・・・

一応、映画本編で語られたシーカーの一人だそうでござる?

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商品は2010年に海外展開の「HUNT FOR THE DECEPTICONS」仕様のパッケージで日本語表記の説明書と商品名のシールを貼り付けたスカウトクラスの商品でござる。

なお、海外版との違いは確認できないでござる?

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ふむ、過去の地球に訪れたトランスフォーマーゆえにクラシックカーである必然性は問題が無いのでござるが、何故に名前がハブキャップであるのかが疑問でござる?

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そう・・・ ハブキャップ(C-57、ハブキャップ、500円)といえば、1986年に販売された黄色いポルシェ924ターボに変形するミニニボットの一人で、アニメ「超ロボット生命体 トランスフォーマー」本編に登場できなかった悲運のミニボットでござる!

しかも、オートボットに所属する赤いクラシックカーといえば、1994年に販売された「トランスフォーマーG2」のレーザーロッド商品のボルト(日本名 TRF-4、オートボルト、800円)が存在しており、ヴィークルモードもファイヤーパターンのマーキングがあれば似ているデザインでござる。

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拙者も最初に本品を見たときは、G2のオートボルトをリメイクした商品だと思っていただけに何故にハブキャップ? の疑問の方が大きかったでござるよな。

しかし、ヴィークルモードはクリアパーツなどを使用していない商品でござるが雰囲気はバツグンでござる!

相変わらずスカウトクラス商品の完成度には関心するでござる。

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ロボットモードのデザインは映画登場トランスフォーマーと比べるとデザインラインが異なるでござるが、雰囲気の良いロボットモードでござる。

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う~む・・・ 指は5本指で作られているものの手持ち武器が一切ないデザインでござる。

いわばクラシカルなデザインと呼べなくもないでござるよな?

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なお、顔のデザインはオートボルトとは似ておらず、どちらかといえばハブキャップの顔に近いでござるよな。

一応顔の塗装をオレンジで塗装する事によりハブキャップらしさを演出しているものと思われるでござる?

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なお、ハブキャップの設定では、ブリムストーン(AA10、ブリムストーン、1575円)とはライバル関係にあり、地球の都市ドラッグストリップにて、路上の王者を名乗るブリムストーンを倒そうと考えているようでござる。

能力値は体力(9)、知力(6)、速度(7)、耐久力(8)、地位(5)、勇気(8)、火力(6)、技能(5)でござるが、武器系統は設定されていないでござる。

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しかし・・・ なんだね~このひとはオートボットでは珍しいシーカーのはずなのに、オールスパークを探索しないでブリムストーンと路上の覇権を争うとは・・・ 

地球に来たシーカー達は本来の任務を忘れて本国には連絡も入れずに好き放題する能無しばかりでござるよな。 (笑)

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なお、商品の可動範囲は広く、ネジ穴もデザインに組み込んだ造形であり片足立ちも可能でござる。

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うむ、自立すら危うい劇中登場トランスフォーマーでは有り得ない接地性でござるが、これが本来のトランスフォーマーなのでござるよな。

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まあ、強いて本品の欠点を言うのであれば、ハブキャップの名前の必要性でござる。

確かにロボットモードでは武器パーツが無い事や劇中に登場しない共通性もあるのでござるが・・・ そもそも、ハブキャップの名前を持つトランスフォーマーには1997年販売のレッカー車に変形するマシンウォーズ版ハブキャップ(日本未販売)だったりするのでヴィークルモードの共通点は無いのでござるよな?

しかしまあ、本品にはクリアパーツでなくとも剣系の武器が似合いそうなトランスフォーマーでござるな。 (笑)


一寸の虫にも五分の魂

2010-10-09 13:09:26 | 劇場版・AA

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ごきげんようでござる!

2010年度の劇場版トランスフォーマー関連商品は、「TRANSFORMERS 3 (仮)」までのつなぎとして劇場版キャラクターと玩具オリジナルキャラクターによる「HUNT FOR THE DECEPTICONS」を展開し、日本でも2010年9月より「オートボット アライアンス」のシリーズ名で「トランスフォーマー/リベンジ」と切り替わったでござる。

当方での「オートボット アライアンス」商品1発目は、映画「トランスフォーマー/リベンジ」に登場した昆虫型探索ドローン(?)をイメージしたディセプレィコン兵士(斥候?)、インセクティコン(AA04、インセクティコン、1575円)の紹介でござる!

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オートボット・アライアンス商品の商品番号はオートボットディセプティコン共通のAA〇〇に改められたでござるが、パッケージは「ハント・フォー・ザ・ディセプティコン」仕様の黄色いパッケージのままで日本語表記のシールを貼り付けただけでござる。

なお、付属の説明書は日本語表記でござるが、「オートボット・アライアンス」のシリーズ名はパッケージ共々表記されておらず、カタログすら付属しない曖昧なシリーズでござる。

しかも! 従来は針金で商品を固定していたでござるが、紙紐に変更されているでござる?

なるほど・・・ ごみ分別には優しいエコ仕様なパッケージでござるが・・・ ブリスターパックの中皿で挟みこむ方が、手間や梱包費が節約できそうに思えるのでござるよな?

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さて、本品はスカウトクラス商品とはいえ、劇中に登場した昆虫型探索ドローンよりはオーバーサイズでござる。

EZコレクションで商品化されるほうが似合いそうなキャラクターでござるよな?

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まあ、本品はトランスフォーマーなので昆虫型探索ドローンよりも大きいのかもしれないでござる? (笑)

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なお、日本販売版商品は海外販売版と異なる成型色で、パッケージ写真は海外版でござる。

拙者的には羽の色は日本版が良いでござるが、ボディの成型色は銀色の方がよいと思うでござる。

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更に言わせてもらえば、本品のビーストモードの変形は何処か違和感があるのでござるよな?

説明書での変形指示では、腹部パーツの引き出し指示は描かれておらず、ロボット頭部の顔が丸見えに成る移動位置指定など、何処か変形パターンを間違っている記がするのでござるよな?

デザイン上でも羽の取り付けが左右逆ぽい気がするでござるが・・・ コレは地球外生物を演出する為のデザインでござろうか?

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なお、商品はボールジョイントによる多重関節多可動で昆虫の脚を再現しておりイロイロと遊べそうなのでござるが・・・ 脚部が安全対策で外れやすく成っている為にデッドフェイクモードを再現することが出来るでござる。 (笑)

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さて、ロボットモードは映画本編には登場しない玩具オリジナルであり、異形の4本腕が目立つものの、あきらかに映画本編登場のトランスフォーマー達とは異なる顔立ちでござる。

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そう・・・ 映画本編の昆虫型探索ドローンのイメージだと、何かこうロボットモードのイメージはビーストモードと同じ顔か単眼の如何にも簡易量産型的なイメージなのでござるが、ちとカッコイイ顔なのでござるよな。 (笑)

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商品からくるイメージは、昆虫型探索ドローンの指揮官とか同型機が多数存在するインセクティコンの群体の一人といった感じでござるが・・・

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設定では、元々ラヴィッジ(RD-13、ラヴィッジ、2415円)と組んでオートボットを探し出して破壊する任務を与えられていたようで、オートボットの体内に潜り込んで配線を切断する事に喜びを感じていたそうでござる?

能力値は、体力(3)、知力(3)、速度(8)、耐久力(2)、地位(2)、勇気(8)、火力(5)、技能(3)であり、頭は悪く無謀な下級兵士である事が読み取れるでござる。

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本品の4本腕は多重関節により可動範囲が広いでござるが・・・ 

う~む・・・ 4本腕による抱きつき攻撃とかは似合いそうでござるが、ビースト戦士のようにポージングがイマイチ決まらないでござる?

まあ、確かに同型機が多数同時に攻撃をかければ脅威でござるが、単体ではトランスフォーマー史上際弱の存在でござろうな。

そう、所詮は虫ケラという事でござろう! (笑)

 

 

 

 

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「でね、インセクトロンって元々は昆虫型トランスフォーマーのグループ名で、デストロン軍団では独立部隊だったんだよ!」

「ああ、だからビーストウォーズⅡじゃ、サイバトロン所属だったんだ」

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「インセクトロンはね、トランスフォーマーでは珍しい自給自足型で大量に分身を作ったり、敵を居のままに操ったりできるデタラメな設定が魅力なんだよ!」

「だいたいね、ハエ叩きで殺せそうな昆虫型ドローンに、インセクトロンの名前を使っちゃダメでしょ!」

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「ねえ こなちゃん」

「ん」

「インセクティコンに香取線香は効くのかなあ?」

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「あんがいトランスフォーマーだから電子香取機の方が効くかもね」

「あー そうだよね!」

「おいおい・・・」