トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

パーフェクトブルー?

2008-08-04 11:18:18 | TF・RID

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ごきげんようでござる!

今宵は「ROBOTS IN DISGUISE」オートボット3体セット(USAエディション、サイバトロン3体セット、2499円)の最期の1体、オートボット戦士(破壊工作員?)、スカベンジャーの紹介でござる!

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本品は2000年に海外で「BEAST MACHINES」商品として販売された、ヴィーコン軍団の破壊ドローン・スカベンジャー(日本未販売)の成型色変更品でござる。

と・・・言っても、TVアニメに登場しない玩具のみのキャラクターでござる。

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そう・・・ ヴィークルモードはSFヴィークルの一言で片付けてしまえれば楽なのでござるが、本品の日本販売の際には戦車(?)として紹介されていたでござるが、どちらかといえば建設重機に近い様なイメージでござる。

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しかし・・・ ビーストマシーンズ版スカベンジャーは、タンカー(日本未販売)配下の特殊部隊の一員であり、同型のドローンが多数存在する破壊ドローンの1体のようでござる。

従って、ムリに戦車と呼ぶよりも破壊ドローンのままでも良いような気がするでござる。

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ビーストマシーンズに置いては戦車としての兵隊はタンカー型のタンクドローン(日本未販売)が担当し、スカベンジャー型の破壊ドローンは、破壊工作及び建設を担当していたようでござる。

可動する武装アームはバケットも兼ねており、商品はバケットの開閉と、スパーククリスタルのハッチが開閉するでござる。 (本品はスパーククリスタルが赤く塗りつぶされている)

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首長竜を思わせる怪獣的なデザインはビーストマシーンズにおける「生物らしい」演出のひとつでござるが、拙者的には好きでござるが、賛否が分かれるデザインござるな。

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無論本品も、ビーストマシーンズを代表する奇天烈なデザインでござるが、後部の爪でアスファルトを剥がしたり、畑を耕したりと、ナカナカに機能的なデザインは評価したいモノでござる。

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故に創造と破壊を繰り返す、建設車両系デストロン兵士の代表たるビルドロン(37、デバスター、5800円)のスカベンジャー(35、スカベンジャー、980円)の名前を引き継ぐ事も理に適っているでござる。

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しかし・・・ 本品はオートボット仕様なのでござるから、スカベンジャーの名前まで利用しなくとも、同型機が多数存在するのであるから、別名称にしても良かったような気がするでござる。

まあ・・・ 登録商標上スカベンジャーの名前を死守する理由があったのでござろうか?

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しかし・・・ このロボットモードのカラーリングは狙ったモノなのでござろうか?

ビーストマシーンズ版はビルドロンをイメージさせる緑系のカラーリングだったのでござるが・・・ こののカラーリングは・・・ 体系的に某最低野郎に登場する敵側のATに似ていると思ったでござるが・・・ パーフェクトソルジャー専用機風のカラーリングでござる。

同じタカラ作品のオマージュと言うか・・・自虐ギャグなのでござろうか?

どちらにしても確信犯でござるな。 (笑)

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まあ・・・しかし、トランスフォーマーとしてはキャラクター性の無い胴体に首がめり込んだデザインでござるが、個性の無いロボットデザインとしては好きなデザインなのでござるよ。

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ロボットとしてに無機質な怖さと、同型機が多数出現した場合のザコ感的演出や大行進などの圧力表す最高のデザインと呼べるでござる。

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無論!緑色は、普通に量産機として大量に登場した場合は、青色が指揮官ぽくなるでござるが、なら国家権力等の警察組織ぽいので、ドチラにしても量産機が似合うデザインなのでござる。

さてさて、本品にはキャラクター設定が存在しない故に、ビーストマシーンズ版スカベンジャーが、スパークを開放されて、オートボットに参戦したという説が一般的でござる。

が、拙者的にキャラクターを考えてみると、彼等は別人で、「スカベンジャー型の破壊ドローンである彼は、スパークが開放されたものの、本来の性格は無口で滅多にしゃべらず、無愛想な職人気質であった為に、個体名を名乗るのがめんどくさく、そのままスカベンジャーの型式名称を名乗っており、カラーリングも緑色のままだったのであるが、仲間内から識別が難しいと言う理由で無理やり青いカラーリングに変更された。」ちゅーのが拙者的なキャラクター設定でござる。

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因みに彼の出現により、スカベンジャーの名前はオートボットでも使用可能となり、「ARMADA」(日本名、マイクロン伝説)では、スカベンジャー(日本名、MC-07、デバスター、2980円)としてオートボット側商品で販売されているでござる。


夜間巡航

2008-08-03 02:40:10 | TF・RID

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ごきげんようでござる!

今宵も前回に続き「ROBOTS IN DISGUISE」より、オートボット戦士(偵察員?)ナイトクルーズ(サイバトロン3体セット、2499円)の紹介でござる!

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本品は2001年に「BEAST MACHINES(バトルフォーザスパーク)」商品としてヴィーコン軍団航空兵(?)として販売されたスパイストリーク(日本未販売)の成型色変更品でオートボット(日本名、サイバトロン)仕様となったモノでござる。

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さて・・・ヴィークルモードはSR-71・ブラックバードを思わせるデザインのSFジェット機でござるが、どうやら基となったスパイストリークのヴィークルモードは超音速爆撃機(?)だったらしい設定でござるが、拙者はスパイストリークを入手しておらず、パッケージに記された公式設定が確認できないために、詳細が不明でござる。

故に設定の存在しないナイトクルーズも、似たような設定を当てはめたいのでござるが・・・

ヴィークルモードは超音速偵察機(?)だという説もあるでござる。

拙者的な見解では超音速攻撃機(?)にしたいのでござるが・・・

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う~む・・・ 良く解らないでござる・・・

日本販売に際して紹介された時は、ジェット機だったので、コレが公式設定なのかもしれないでござる。 (笑)

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まあジェット機の部類に入れておけば幅が広いので間違いではないでござるな。

商品には着陸脚ぽい突起は存在するものの、車輪などは無いでござる。

スパーククリスタルは赤く塗りつぶされているでござるが、バトルフォーザスパーク商品だったので、スパーククリスタルを前方に押し出す事による連動アクションで、ミサイルを2発同時発射するギミックを搭載するするでござる。

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そう・・・ 機首先端部が割れて、ミサイルを発射する姿は、某シューテングゲームのビッ〇バ〇パーを思わせる・・・ビーストマシーンズ商品にしては素直にカッコイイデザインなのでござる。

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当時、スパイストリーク が日本販売されず、悔しい思いをしたでござるが、なるほど・・・同型商品を入手して改めて納得したでござるよ。

「ビーストマシーンズでも普通のデザインで商品化できる!」

そう・・・ 本品にはビーストマシーンズ特有のヴィークルモードの「生物らしさ」的表現が無いのでござる!

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まあ・・・ 機体には細かいモールドが彫られており、ご丁寧に灰色の墨入れが施されているのでござるが、機首部のモールドは塗装により、目が表現できたりもするでござる。 (笑)

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塗装処理を行なわなかったのは正解でござる。

まあ、スパイストリーク赤いストライプナイトクルーズでは水色に変更しているのは、1995年に販売されたG2商品のF-117に変形するサイバージェットのサイバトロン戦士エアロレード(TRF-14、エアロレード、500円)と同型のデストロンスパイ、スカイジャック(TRF-7、スカイジャック、500円)のオマージュではないのでござろうか?

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そしてロボットモードは両腕が武器となった左右非対称のデザインでござるが、武器となる両腕以外はバランスが良いのでござる!

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細身のボディに巨大な武器!

このアンバランス差が萌えちゅー御仁も多いと思われるが、確かに一撃離脱型のカッコ良さは、重武装重装甲派の拙者でさえ、素直にカッコイイと思うデザインでござる。

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この悪役風の顔も良い味をだしており、このまま成型色を青系に変更して、塗装パターンを変えれば、ビーストウォーズ・ネオのコラーダ(C-30、コラーダ、1500円)のセイバートロン・モードとして通用するのではないでござろうか? (笑)

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ロボットモードのギミックは、右腕のミサイルが左右別に発射でき、左腕のクロー(?)は開閉するでござる。

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さて・・・ 本品はサイバトロン3体セットとして販売された訳でござるが、元々の商品はヴィーコン側の商品だったりするでござる。

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そこから推測されることは、スパークが開放された為に、自我に目覚めた彼らが、オートボット(セイバートロン星の戦い)に参戦したのであろう・・・

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商品の名前からして、スカベンジャーは、同名であるビーストマシーンズ版スカベンジャー(日本未販売)と同一人物であろうし、ミラージGTは、ビーストマシーンズ版ミラージと同一人物と思われるでござるが、RID(カーロボット)商品として販売されるのであれば、同名のスパイチェンジャーであるミラージ(日本名、C-010、カウンターアロー、450円)と名前が被る為にGTを付け足したモノだと思うのでござるが、何故にナイトクルーズのみ別名(別人)なのでござろうか?

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まあ・・・ ビーストマシーンズでは同型の機体が多数存在していたようで、スパイストリークも、劇中には登場しないでござるが、ジェットストーム(BR-07、ビーコンジェットストーム、3999円)の部下だったでござる。

そう・・・ 言い換えれば、同一人物だと同型対決が出来ないでござるが、別人だと可能な訳でござるよ。

折角、敵・味方に分かれたのでござるから「対決!トランスフォーマー」としては対決させたいものでござるが・・・ う~む・・・全員名前を変えるべきだったと思うでござるよ。

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さて・・・ キャラクター設定が無いので拙者が推測したナイトクルーズの性格は、カラーリングと名前から推測して、夜間戦闘及び強行偵察を得意とする偵察員であり、口数は少なく趣味はラジオの深夜放送で、昼間は寝てばかりいる夜型トランスフォーマーと見たでござる!


GTって何?

2008-08-01 04:16:39 | TF・RID

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ごきげんようでござる!

前回に続いてF-1ネタ~と言いたいでござるが・・・ 今宵はSFインディカーなのでござる?

F-1マシンとインディカーが、何処まで違うのか解らないでござるし、拙者的にはサイバーフォーミュラーでもヒューチャーレーシングカーでも良いと思うのでござるが、一応区別されているので日本語説明を引用してSFインディーカーと言う事にしておくでござる。

ちゅー事で今宵紹介するのが、2002年に「ROBOTS IN DISGUISE」(日本名、トランスフォーマー・カーロボット)商品として販売された、オートボット戦士ミラージGT(USAエディション、サイバトロン3体セット、2499円)の紹介でござる!

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本品は←より、ナイトクルーズミラージGTスカベンジャーの3体セットでカーロボット人気により、どさくさに紛れて販売された「BEAST MACHINES」商品の成型色変更品でござる。

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さてさて、ミラージGTはTVアニメに登場しない玩具オリジナルのトランスフォーマーなのでござるが・・・ 個人設定が存在しない(?)キャラクターなのでござるな?

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本品の基となった商品はビーストマシーンズ版ミラージ(日本未販売)なのでござるが、このビーストマシーンズ版ミラージもTVアニメに登場せず、拙者も未入手である為に詳しい設定は解らないでござるが、ヴィーコン商品として販売されたヴィーコン軍団の戦士で、卑劣で素早く、仲間からも嫌われる存在のようでござる。(?)

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そのヴィーコン軍団のミラージが、スパークを解放されてオートボットに参加したのではないかと云う設定が有るのやら無いのやらハッキリしない存在なのでござるな。

まあ、スパーククリスタルは赤く塗装されダミーとなったので、フロント部分にオートボットのマーキングを追加されたのでござるが・・・ ディセプティコン商品でドラッグストライプの名前で販売した方が良かったような気がするでござる。

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しかし・・・

もっと問題なのが、ヴィークルモードでロボットモードの頭部が剥き出しなのでござるよ!

頼む! 閉まってくれ・・・

レーシングカーからレーサーの首が覗く、パロディなのでござるが、ちとセンスが追いていけないでござるよ・・・

まあ、ビーストマシーンズ商品には機械生命体としての「生物らしさ」の演出でござるが・・・

かっこ悪いでござる。

何を考えているのかな~と・・・ 思っていたでござるが・・・

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実は・・・ちゃ~んと首を回転させて、それらしいシルエットができるのでござるが・・・

パッケージ写真や商品の収納状態では頭部剥き出し状態なのでござるよ。 (?)

う~む・・・ コレはRID版の仕様なのか、パッケージ写真の間違いなのか?

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一応説明書には、両方のパターンのイラストが描かれているでござるが、説明書最上段のイラストが顔出しバージョンなのだから、コレが通常モードなのでござろうか?

なお、リアウィング両端にはミサイルが装備されているでござるが、わざわざリアウイングより突き出た排気管は、押し出し式ミサイルとして発射可能なのでござる・・・

フェイントか! フェイントでござるか?

う~ん・・・ 解らぬ・・・ 卑劣な性格ゆえのアマノジャクでござるかな・・・?

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ロボットモードのデザインも頭が大きい為にバランスが悪くなっているでござる。

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しかも・・・ 頭部にはチョンマゲを戴き、武器と成るはずのミサイル(排気管)の向きがオカシイ・・・ 逆に付けるほうが武器として説得力が有りそうなのでござるが・・・向きを変えられないでござるよ・・・

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本品もビーストマシーンズを代表する変なデザインの1体でござる。

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なお・・・ 説明書には謝りが有るようで、脚部(足首)はピッタリ押し込むように描かれているでござるが、隙間を空けておくと角度調節が高くなるので接地性は高くなるのでござる。

コレだから海外の説明書は・・・

何故に安全基準にウルサイ米国玩具仕様は、説明書になると甘くなるのでござろうか?

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まあ・・・ この変なミサイルの向きも先端を尖らせない安全基準なのかもしれないでござるな。 (笑)

ついでなので、本品の説明書にない遊び方を紹介するでござる。

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頭部のチョンマゲ(ガン)は取り外して手持ち武器として持たせる事もできるのでござるよ。

普通にカッコよさ追求するのであれば、チョンマゲより手持ちでござるのに・・・ 何故にこのようなデザインとなったのでござろうか?

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そして・・・ 黄色のカラーリングも気になるのでござるよ。

何故かトランスフォーマーでは赤色のフォーミュラーマシン系のトランスフォーマーが少なく、一般的でないような気がするでござる。

それにしても・・・ GTって如何な意味でござろうか?


始動せぬ最終兵器?

2008-06-19 01:54:13 | TF・RID

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ごきげんようでござる!

海外で展開されたビーストウォーズ第3弾の「BEAST MACHINES」は、その内容と奇天烈なデザインの御蔭で米国でもイマイチ人気がでず販売中止商品を出したまま終了したでござる。

しかし、米国に上陸した日本産トランスフォーマー・カーロボットが「ROBOTS IN DISGUISE」(略して、RID)と名を変え人気を取り戻した際に、新商品が販売できなかったと云うか・・・ドサクサ紛れにビーストマシーンズの未販売商品や成型色変更品がRID商品として販売されたでござる!

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はい! 今宵紹介する メガトロン・メガボルト(日本ではトイザらス限定販売、1999円)は、2002年にUSAエディションとして、RID版のパッケージで販売された、ビーストマシーンズ版メガトロン(BR-12、メガトロン、2999円)の新たなるボディであり、劇中に登場するも未販売に終わった商品でござる。

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いや~何でござろうかな~ このデザインは?

数ある奇天烈なデザインの多いビーストマシーンズに置いても、最も理解しがたいデザインでござる。

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そう・・・ 販売当初は日本限定販売(?)という情報くらいしか入ってこずビーストマシーンズのストーリー等は殆ど解らず、商品上のメガトロン・メガボルトが何なのか全く理解できない商品だったでござる。

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事前説明では「宇宙船」に変形すると聞いていたのでござるが・・・

如何見てもデッカイ頭・・・ ちゅーか・・・物体X・・・

ハズブロからデザインが送られてきたタカラの玩具製作側は困惑したでござろうな。(笑)

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そう・・・ デザインは劇中のCGメガトロン様の頭部そのもので、劇中でもデカイ頭のままに登場するでござる。

流石に玩具ではマズイと思ったのか脚を付けて・・・ 転がし走行により脚と顎がワキワキと虫の如く動くギミックが内蔵されたうえに、スパーククリスタルを押す事により、脚の可動とミサイルを発射するギミックが付加されており、何だかよく解らないがビーストマシーンズ版メガトロン様の商品よりは凝った商品でござる。 (笑)

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しかも・・・ 劇中では変形しないまま終わっているでござる。 (笑)

何だかな~

う~む・・・ コレはストーリー上の演出と呼ぶべきか国民性か・・・

海外作品の場合は、最終兵器や邪神・・・究極破壊神などが目覚める前に主人公が食い止めるでござるが・・・

日本作品だと、最終兵器は始動し・・・邪神も目覚めてしまうが・・・最終的に主人公が倒してしまったりするでござる。

・・・まあ、ドチラも盛り上がるでござるが・・・ 海外作品の場合は最終ボスを倒さないで終わらせたら続編が作れる計算が入っているでござる。

日本作品の様に「新たな敵」が現れる事を考えれば矛盾していないのでござるが・・・

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さりとて、トランスフォーマーは変形してナンボでござる!

本品もデカイ頭・・・ 否、宇宙船からロボットに変形するでござる。

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玩具オリジナルのロボットモードのデザインでござるが、宇宙船より変形するだけあり巨大さを感じさせるデザインでござる。

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頭部デザインもメガトロン様らしい顔であり、スパーククリスタルを押す事で、背中に折りたたまれた砲台が転回してマスクを被ることで劇中デザインのメガトロン様の顔に成る事が無駄に凝っているでござる。

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そう・・・ 変形も複雑で説明書が無いと変形できないでござるよ。

その為に可動部も多く、重心が高くなるために脚部が特異なデザインで接地性を高めているでござるが・・・ 脚部のボールジョイントが緩んでしまうとマトモに立たない欠点もあるでござる。 残念!

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うむ・・・本商品を見ていると、ビーストマシーンズ版メガトロン様は繋ぎの為に簡易で製作し、本商品登場の前座とした事が理解できるでござる。

奇天烈なデザインもロボットモードでは無難にカッコよく成るのは玩具設計者の本気でござるな。 

なるほど・・・確かに世に出さないのは勿体無いでござる。 うむ!

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まあ、劇中設定ではセイバートロン星と一体化する為の、云わばヘッドマスターだったりする訳でござるな。

そう・・・ この大きさだと商品的に見ればフォートレスマキシマス(C-114、フォートレスマキシマス、12800円)くらいの大きさのトランステクター(セイバートロン星)が必要だったでござるかな? 

う~む・・・ 最終形態で見たかった様な見たくないような・・・ 複雑でござる。

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さて・・・ 今まで本品をビーストマシーンズ登場のメガトロン様として語ってきたでござるが、商品設定的には何者でござろうか?

メガトロン・メガボルトという名前も気になるでござるし・・・

果たして同一人物でござるかな?

そう・・・ 商品はヴィーコン軍団のスパーククリスタルを装備しているでござるが、商品設定の役割はDECEPTICON EMISSARY(デストロン密使)だそうでござる。

RID(カーロボット)の世界と如何なリンクをしているのでござろうか?

まあ・・・ビーストマシーンズと異なり、宇宙船として宇宙を飛び回っていそうでござるな。

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さてさて・・・ 現実問題としてライバル商品であるはずのオプティマスプライマル(エアアタック・オプティマスプライマル、日本ではトイザらス限定販売、6999円)とは劇中サイズが反転している事がチト悲しいでござるな。

悲しい序でに・・・エアアタック・オプティマスプライマルの箱の余剰スペースにメガトロン・メガボルトを収納する事が可能だったりするので、ブリスターパックの透明トレーは捨てたものの台紙ごと収納していたりするでござるよ。 (笑)


AUTOBOT JET?

2008-04-08 18:09:02 | TF・RID

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ごきげんようでござる。

「ジェット戦闘機系変形ロボ」を特集していると、デストロン側に傾いてしまいがちなので、今宵は、2002年に販売されたROBOTS IN DISGUISE(日本名、カーロボット)より、サイバトロン・偵察員、ストームジェット(日本ではトイザらス限定販売、1699円)の紹介でござる。

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え~本商品は、2000年に販売されたビーストマシーンズの、DXサイズ・ジェットストーム(日本未販売の成型色変更品で、いわゆるヴィーコン軍団の量産型エアドローン(ソニックアタックジェット、日本未販売)の成型色変更品でござる。

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そう・・・ ヴィーコン(デストロン)側よりオートボット(サイバトロン)に転職した戦士なのでござる。 しかも、TVアニメ(カーロボット)には未登場の玩具専用キャラクターなのでござるよ。

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そもそも、米国で放送されたカーロボット(ROBOTS IN DISGUISE、略してRID)は、ビーストマシーンズで販売不振になった米国のトランスフォーマー市場を原点回帰させる原因となり、再人気で販売するカーロボット商品が無くなった為にビーストマシーンズで、販売中止になった商品や、成型色変更品をドサクサ紛れに販売した米国独自のシリーズでござる。(笑)

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カーロボットのテーマは、地球の乗物(日常)に擬態するトランスフォーマーでござるが、RID商品は地球の乗物に擬態していないでござる。 まあ、商品的に正当化するなら、TVアニメは地球に来たトランスフォーマー達で、TVアニメに登場しないトランスフォーマーは、セイバートロン星中心に活躍したので、地球に来ていないので擬態する必要が無くセイバートロン・モードのままと解釈できるでござる。

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そう・・・ RIDの世界観は、ビーストマシーンズの後日談(?)にあたるでござる。

その為にストームジェット は、スパークが戻ったエアドローンのボディを持つオートボット戦士なのでござろう。

商品はカラーリング以外、ソニックアタックジェットと同じ(?)であると思われるでござるが、本品は主翼の回転を生かして向きを反転させた状態となっているでござる。

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ミサイル(×2)は、スプリング式で弱いながら発射可能、アタックギミックとして、スプリングで機首が飛び出るでござる。

ヴィーコン商品は、ヴィークルモードで、生物的アクションが盛り込まれているために、機首に目が有り、首をふる事もできるでござる。 スパーククリスタルは、赤く塗りつぶされているので、通常のトランスフォーマー扱いになるのでござろうか?

また着陸脚は車輪がダミーでござるが、折畳み可能でござる。

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ロボットモードのカラーリングは派手なものの、サイバトロン側のデザインではないでござるな。 (笑)

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しかも、このカラーリングは、バトロイド・バルキリー・・・ 否!1985年登場のサイバトロン・空中守護戦士、スカイファイヤー(ジェットファイアー、日本未販売)をイメージしているでござる。

まあ、白地に赤はサイバトロン航空戦士のイメージカラーでもあるでござるが・・・ Photo_16Photo_17 

ストームジェットの性格は、気が短く、高高度偵察のエキスパートで、自分が誰よりも速く飛べる事を証明するために、わざと敵に発見されたりする自信家でもあるようでござる。

・・・なるほど、そのための派手なカラーリングでござるな。

商品はカーロボットのデザインラインと異なっているので、違和感が強いでござるが、案外、劇場版トランスフォーマーとはデザインの相性が良いかもしれないでござる。

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両腕のミサイルは形状は、ビーム状のエフェクト型でロボットモードでも発射可能でござる。

これが、主力武装でござるが、元がエアドローンである為に、ビーストマシーンズ劇中デザインの一本足のホバーモードに変形も可能でござる。

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う~む・・・ 違和感のある変形でござる。

しかも自立できないので、スタンドが欲しいところでござるな。

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まあ・・・ キャラクター的には面白いモノなのでござるが・・・

商品的には致命的な欠陥があるでござる・・・

そう・・・ 米国安全基準による軟質パーツの使用!

軟質パーツの御蔭で、一部パーツが歪んでいるでござる。

その為に翼が歪み(コレは痛い・・・)、胸部パーツがキッチリ収まらない、マニュピレーターが腕のプラスチック部とクッツいて動かない等があるでござるよ・・・

銃器所持には甘いくせに、玩具ではココまで安全に配慮するパーツではないと思うでござるが・・・ 米国の安全基準は理解できないでござるな。

せめて翼や武器(砲身や剣)のように歪んだ事でプロポーションを損なうパーツは、一考する必要があると思うでござるよ。