トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

ドラゴンヘッドに有らず!

2008-01-27 00:50:34 | ビーストフォーマー

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ごきげんようでござる!

前回に続き、今宵もロールプレイング!アニマル軍団!ビーストフォーマーより、草原機動戦車・スタッグハンター(草原機動戦車・スタッグハンター、1280円)の紹介でござる。

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見ての通りスタッグハンターはドラゴン型ヘッドハンター・・・

ぽい、でござるが、実は鹿型ヘッドハンターでござる!

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緑色のボディと黄色の角がドラゴン(西洋竜)ぽいデザインでござるが、よ~く見ると顎が裂けていないので、なんとか鹿と言われれば鹿型ヘッドに見えなくも無い商品でござる・・・ キバが有るのは御愛嬌でござるかな?

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まあ、東洋思想を入れた商品展開なら、タイガーハンター(密林機動戦車・タイガーハンター、1280円)と合わせて竜虎対決風になるのでござるが、基本展開は西洋思想が中心のようでござる。 ・・・まあ、東洋竜なら髭がデザインされているでござる。

無論、本商品もビースト星の三賢人が造り出した戦闘車で、あまりにも強力な破壊力の為に三賢人自らが封印した訳でござるが、何故に古代超兵器が前年(?)のビースト星の内乱に参戦しなかったのでござろうか?

ビースト星の内戦に加担したデストロンが超兵器と聞いて黙っているハズがないでござるが、探索すらしなかったのは、所詮はビースト星の科学レベルでござる。 超兵器とは云え、デストロン軍団が欲しがるような戦力にもならない兵器だったのでござろう。 そう、デストロン軍団が欲しかったのはビースト星に眠るエネルギーであり資源だったりするでござる。

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しかし、生身(?)で戦うビースト星の戦士達(ビーストフォーマー)にとっては、トランスフォーマーが去った後のタイガーバーン(81、タイガーバーン、250円)率いる地底帝国(レーザービースト)との戦いに置いては、貴重な戦力である為に探し出したのでござろうな?

商品は2段階スピードギア搭載のプルバックモーター内蔵で、口を開閉させ走行するでござる。 運転席にはビーストフォーマー1体を乗せたり武器庫として使用したり、運転席横の補助アームを使用する事により最大3体のビーストフォーマーを搭乗することが可能でござる。

なお、車体側面のドリルは回転しないでござる。 ・・・残念・・・

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さて、スタッグハンターに同梱された専属パイロットは何故か、ひつじ族のボムシープ(26、ボムシープ、200円)でござる?

鹿型ヘッドハンターであるスタッグハンターのパイロットは同じ(?)カモシカ族のビッグセロウ(2、ビッグセロウ、200円)の方が相応しかった様な・・・ なにせ、ビッグセロウは、緑色のプロテクターとドリルを装備したビーストフォーマーだったでござるよ!

まあ・・・理由は解らぬが、ボムシープスタッグハンターを見つけちゃったので、専属パイロットになったのでござろうな?

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さて、ボムシープの性格は、優しくて暖かな心を持ち、花や自然物に安らぎを感じて、詩や歌を作る芸術家でござる。 内戦中はボムシザーズを武器に、サイバトロンビースト補給員として活躍し、武力は強くないものの、仲間に勇気を与え、彼の作品はビースト星に広がったそうな?

その御蔭か、内戦後は、彼の出身地たるラムシティーを中心とした新生国家、シープニアの国王に就任しているでござる。

因みにシープニアは、元サイバトロンビースト総司令官ホワイトレオ(1、ホワイトレオ、200円)が国王として収めるヒストラム国の隣国で、同じスナール大陸の5カ国の一つでござるが、同国にはサメ族の元デストロンビースト水中兵士バッドシャーク(20、バッドシャーク、200円)が皇帝として就任しているでござる。

一つの国家に2部族の王を置く事は戦乱の種になると思うでござるが、互いに切磋琢磨し協力し合い国を作り上げていくのが目的とか? まあ、前の内戦は例えるならソビエト連邦の崩壊の様なモノでござるな。

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このビーストフォーマーの設定は深読みすればするほど、面白い話でござるが、ノベル版とかゲーム版が存在しないのが残念でござる。 まあ、公式ノベルが出ないのなら拙者が書かせてほしいくらい魅力のある作品だったりするでござるよ。


羊の皮を被った兎・・・?

2008-01-25 18:27:00 | ビーストフォーマー

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いいくにつくろう~ジンギスカ~ン♪

いくよぼ~さん~ジンギスカ~ン♪

ひつじ♪ ひつじ♪ ひつじ肉~♪

ちゅー事で、今宵は1988年に販売された、ロールプレイング!アニマル軍団!ビーストフォーマーより、羊型ヘッドハンター・・・ 山岳機動戦車シープハンター(山岳機動戦車・シープハンター、1280円)の紹介でござる!

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最初に断わっておくでござるが、1987年販売のビーストフォーマーはトランスフォーマーと連動した商品展開だったので、トランスフォーマーと見なして間違いないでござるが、1988年以降の展開は、トランスフォーマーとは関係無い商品展開となっているので、トランスフォーマーファンからは、省かれているでござるが、拙者はトランスフォーマーと関係を結んだ以上、1988年以降のビーストフォーマーもトランスフォーマー商品として扱うでござる。

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さて、ヘッドハンターとは、ビースト星の三賢人により造られた戦闘車両でござるが、余にも強力な戦闘力の為、三賢人自らが封印した古の古代超兵器でござる。

その為に、前年(?)のデストロン軍団の介入により、ビースト星を2分した内戦には登場しなかった戦闘車両でござる。

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商品はビーストフォーマー1体を運転席に乗せ、2段階スピードギア搭載のプルバックゼンマイにより顎を開閉しながら走行する商品でござる。

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また、運転席の横にある補助アームを引き上げる事により別売りのビーストフォーマーを左右に1体づつ乗せる事が可能でござる。

しかし・・・ 何故に羊型ヘッドハンターでござるかな? もっと強そうな動物の方が良い様な気がしないでもないでござるが・・・

まあ、これは企画自体が日本をターゲットにした商品でなく、東洋思想が入り込まない商品展開でござるから、山岳機動戦車の設定で地形適応した動物がモチーフ・・・羊というか山羊でござるかな?

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しかも、同梱されている専属パイロットが、うさぎ族のラビットキッド(22、ラビットキッド、200円)でござる。 ・・・何故に?

ラビットキッドは、サイバトロンビースト連絡戦士で、ラビットスピア(専用武器)の使い手でござる。 勿論!TVアニメにも登場しているでござる。

性格は、気が早くおっちょこちょいで、心優しく思いやりが深いが、早飲み込みや勘違いが多く、人から信用されていないとか?

・・・しかし、内戦後は故郷のラビホス国(うさぎ族と馬族の国)の国王に就任したようでござる(?)

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しかも困った事に、同僚であった馬族のサイバトロンビースト快速戦士ブルーホース(23、ブルーホース、200円)がラビホス国の皇帝に就任していたりするでござる・・・

一つの国に二つの民族・・・ 大丈夫でござるか?

因みにラビホス国は島国で、名の由来は、兎と馬(ラビット&ホース)の島からなんでござろうな?

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しかし・・・何故に、うさぎ族が羊型ヘッドハンターに乗るのでござろうか?

同じ、羊族のボムシープ(26、ボムシープ、200円)が乗る方が相性が良い様に思えるでござるが・・・

肝心のボムシープも鹿型ヘッドハンターであるスタッグハンター(草原機動戦車・スタッグハンター、1280円)の専属パイロットだったりするでござる・・・ 何故に?

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羊の皮を被った兎と云うか・・・ ラビットキッド自体も、シープハンターも実際の動物と異なる体色が怪しい一品でござるが、このカラーリングも日本向けの商品ではない事を表す証拠であり、日本向けなら白ウサギのカラーリングになるハズでござる。 まあ、シープハンターの場合は毛を剃った羊かもしれないでござるな?

・・・にしても、シープハンターの側面に貼られたシールの模様は、羊の角をイメージしたモノでござろうが、アンモナイトに見えてしまうでござる。


密林機動戦車 タイガーハンター

2007-06-21 03:10:45 | ビーストフォーマー

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ごきげんようでござる。

前回タイガーハンターを引き合いにだしたので、今回はタイガーハンターの紹介でござる。

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最初に断わって起きたいでござるが、ビーストフォーマーをトランスフォーマー商品と見なすか、どうかでござる。

彼らの登場は、1987年のトランスフォーマー・ザ・ヘッドマスターに登場したビースト星を舞台にしたサイバトロンビーストとデストロンビーストの戦いを展開し、トランスフォーマーとクロスオーバー商品と言えばカッコイイでござるが、早い話、便乗商品でござるな(笑)。

海外ではバトルビーストと呼ばれ、別作品でござる。

しかも、1988年度の商品展開は、トランスフォーマーとは関係無くなっているでござるよ。

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1987年販売分をトランスフォーマー商品としても、1988年商品は別とするのが、多くのトランスフォーマーコレクターやファンの意見ではないでござろうか?

ビーストフォーマーの世界観、キャラクター関係など、後のビーストウォーズに影響を与えた事も事実なので、拙者は1998年展開のレーザービーストを含め、トランスフォーマー関連商品として扱っていきたいでござる。

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タイガーハンターバトルドリルとセツトになった、ビースト星最大の対決セット(2800円)が販売され、後に単品販売版(密林機動戦車 タイガーハンター、1280円)が発売されたでござるが、セット内容以外の本体には違いは無いでござる。

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単品版にはプラチナタイガー1体が付属するでござるが、セット版はビースフォーマー3体が付属するでござる。

タイガーハンターは、ヘッドハンターと呼ばれる伝説のヴィークル(?)で、内蔵の2段階スピードギアによるプルバック走行で、ゆっくりと走り出し、途中よりダッシュを行いトラの口が上下するギミックを有するでござる。

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タイガーハンターは操縦する者の能力を1000倍に増幅しパワーの源とする怖ろしいマシンで、攻撃能力が高く、どんな物でも噛み砕くジョーズ攻撃にすぐれているという設定でござる。

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ビースト星の三賢人により、「あなおそろしやの洞くつ」に封印されてあったタイガーハンターを勇気有る3人のビーストフォーマーが発見したというのが、セット版の設定でござる。

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付属のビーストフォーマー達は単品販売版も存在するでござるが、基本的には同じモノでござる。 では、3人について紹介するでござる。

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先ずは、プラチナタイガー(50、名誉戦士 プラチナタイガー、200円)

サーベルタイガー族の戦士で、天文学、神秘学の博士で武道家でもあり、サイバトロンビースト総司令官のホワイトレオ(1、総司令官 ホワイトレオ、200円)の武道の師匠でござる。

Photo_3665 能力としては、全ての武道(?)に精通し念の使い手で、プラチナスォードを武器とするでござる。

初期販売のビーストフォーマーは武器がランダムに封入されていた為に専用武器を入手するのも一苦労だったでござるよ。

スターウォーズで云えばヨーダ的なキャラクターにあたるでござるかな(?)。

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そして、ゴールダー(3、陸上参謀 ゴルダー、200円)でござる。

ゴールダーはタイガー族の戦士で、ホワイトレオとは、同じ訓練を受けた親友で、陸上戦闘の専門家でござる。

Photo_3668 正義感が強く、暴走しがちな性格らしいでござる。

武器はバトンゴール ・・・なんだか餅が突けそうなデザインでござる。 

本来ならタイガーハンターの操縦者にはタイガー族のゴールダーが選ばれそうでござるが、師匠の手前、年功序列でござるかな? 何故かヘッドハンターの操縦者は、モチーフとなった動物と異なっていたりするでござる。 何故に?

残念ながら、ゴールダーの商品は塗装が簡略化されている為、縞模様が再現されていないでござる。 だから、猫みたいに見えるにゃ~

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3人目が 、イエロージラフ(18、情報戦士 イエロージラフ、200円)

キリン族の哲学者で、サイバトロンビーストの最年長者。 百科事典並の知識と温厚な性格で、仲間の悩み等をを聞く長老的存在でござる。

Photo_3671 武器はロージーバー

使用方法が分からない武器でござる?

イエロージラフも塗装が簡略化の為、模様は再現されていないでござるよ。

もし現代でも本商品が販売されていたら、トイザらス限定バージョンなんかも販売されていたかもしれない商品でござるな。

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先のビースト星の内乱は終結したものの、新たにタイガーバーン(81、地底国大帝 タイガーバーン、250円)率いるレーザービースト軍団とのビースト星を巡る攻防戦は別の機会に語らせてもらうでござる。