トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

復刻のブロードキャスト

2009-01-12 07:48:30 | トランスフォーマー・コレクション

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ごきげんようでござる!

今宵は2006年に再販となったトランスフォーマー・コレクション版の、サイバトロン・通信員、ブロードキャスト(TFC-21、ブロードキャスト、4725円)の紹介でござる。

Photo_2 本品は1985年に販売された、ブロードキャスト(38、ブロードキャスト、2980円)に、1986年販売のカセットボット・追跡員、スチールジョー(C-65、スチールジョー、680円)をセットにして販売された復刻版の商品でござる。

復刻版商品というものは、未入手商品であれば有り難いモノでござるが、既に入手済みだと、あまり購入意欲が湧かないものでござる。

しかし、本品・・・ トランスフォーマーコレクションは、只の復刻商品にあらず、トランスフォーマーの世界を紹介する各種ファイリングカードを付属させた分割百科事典的な存在の付加価値の高い商品なのでござるな。

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そう! 既に入手済みのコレクターにも購買意欲・・・ 否! 付属のデーターファイルを完成させる上でも、全種入手せざるをえないコレクターの性質を理解した商品なのでござる。 (笑)

しかし・・・ タカラトミーの合併により、本シリーズは消滅し、トランスフォーマー・アンコールへとシフトチェンジしたのでござるが、アンコールは確かに日本未販売商品などに力を入れていたのでござるが、肝心の付加価値的要素が無いので、拙者的にはイマイチ購買意欲が湧かない商品なのでござるよな・・・ (残念)

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さて・・・本品でござるが、外見上は38版ブロードキャストとの違いは見分けられないでござるが、背中の生産国の刻印がJAPANからCHINAに変更されているくらいでござる。

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まあ、未入手な御仁にとっては、オリジナルと同じ復刻版というモノは有り難いモノでござるし、入手済みの場合でも、仕様が同じであれば買わなくともサホド気にしないモノでござる。  ・・・しかし、箱の形が異なると買ってしまったりもするのでござるが。 (笑)

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まあ、トランスフォーマー・コレクション版はスチールジョーも付属していた為に、未入手組には有り難い商品だったはずでござるな。

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まあ・・・ 復刻版商品とはオリジナルに近い方が良く、改良再販品とは別な存在なのでござるな。

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そう・・・ 元々はブロードキャストもミクロチェンジ商品のサウンド戦士 ラジカセロボのラジオユニットやスピーカー等を削除した改良品なのでござるから、別物なのでござるよ。

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その名残が、武器であるエレクトロスクラングラーガンな訳で、特徴的なデザインは付属のイヤホンを巻きつけておくためのデザインだったのでござるよ。

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まあ、流石にラジオユニットを再登載させての復刻は無理だと思うので、サウンドウェーブのままでのも、よいでござるが、成型色をに変更したラジカセロボ風の商品をe-HOBBYから販売されるのを期待していたのでござるが・・・ ツインキャスト(65、フリップサイズ)仕様で販売されようとは誤算だったでござるな。 (笑)

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因みに、←が38版のブロードキャストで、→側がTFC-21版のブロードキャストでござる。 

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さて、付属のスチールジョー でござるが、コチラもC-65版のスチールジョーの復刻となるのでござるが、C-65版には付属しないバリアケースとカードが用意されているでござる。

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しかし、本品はシール処理されたカセットテープの模様のカッテングが異なっており、ライオンの足にはみ出したシールは貼られていないのでござる。 (?)

コレは、貼り忘れの個体差か、剥がれ防止の為に最初から貼っていないのは分からないでござるな?

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まあ、はみ出したシール部分は、C-65版やC-116版(C-116、ツインキャスト、2980円)を入手していないと分からない事で、無くとも差ほどきにならず・・・

拙者も、何故にココまでシールを貼っているのか感心したものでござるよ。 (笑)

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まあ・・・ しかし、いくら人気の有る商品であるとは言え・・・ 平面ライオンちゅーのは情けないでござるな。 (笑)

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変形×2版ハウンド(C-13、ハウンド、2310円)に付属するジャガーを見てしまえば、是非にスチールジョーのリニューアルやブロードキャストの付属品となることで復活してほしいものでござるな。

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しかし・・・ 拙者的には、トランスフォーマー・アンコールは中止して復刻商品はトランスフォーマー・コレクションとして再開してもらいたいものなのでござる。

そう・・・ コレクション・ファイルは未完成状態なので何とかしてもらいたいのでござるよ!

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余談でござるが、本品に付属する新規製作のコレクションカードでござるが・・・ ブロードキャストの番号が83と記されているでござるが、正確には38なのでござるよ!

何故に間違うのでござるかな~ (涙)


スペースシャトルは白でしょう!

2008-03-09 17:30:09 | トランスフォーマー・コレクション

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ごきげんようでござる。

拙者の好きなトランスフォーマーは、デストロン輸送参謀、アストロトレイン(48、アストロトレイン、1980円)でござる。

1985年に販売されたアストロトレインには2種類のバージョンが存在するでござる。

Photo_2 初期販売の白いボディのアストロトレインと後期販売(海外仕様と同じ)の紫色のボディのアストロトレインでござる。

何故に色の異なる商品が販売されたのか謎でござるが、TVアニメに登場したアストロトレインにイメージを合わせたという話が一般的でござるが、 ・・・TVアニメ版のアストロトレインのカラーリングは灰色でござる? 何故に・・・ そう・・・紫色の後期販売版アストロトレインは、どちらかと言えばデストロンのイメージカラーである紫を使用し、悪党側をイメージさせた節があるでござる。

そう・・・ 当時のスペースシャトルは人類の夢というか希望の象徴みたいなモノでござるから、デストロンが使用するのに難色・・・ 特にアメリカから・・・ クレームが来たのでは?

後期販売のアストロトレインは商品のカラーリングの変更に留まらず塗装パターン、パッケージイラストや付属シールのパターンまで変えられている為に、他の商品と比べれば異例の処置と言えるでござるよ。

同じくデストロン側の宇宙兵、ブレストオフ(D-65、ブレストオフ、880円)も軍用色にて販売されているでござる。

御蔭で初期販売のアストロトレインは幻の商品とまで言われ、拙者も入手できなかった商品でござるが、2003年にトランスフォーマーコレクション(トランスフォーマーコレクション、11、アストロトレイン、3000円)として販売されたでござる。

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本日紹介するアストロトレインはファンが待ち望んだ初期販売版の復刻商品でござる。

しかし、復刻と言っても当時品と同じ仕様でなく、シール処理だった箇所がプリント処理に変更され、シールの文字もNASAからASTRに変更されていたりするでござる。

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まあ、デストロン商品でNASAのシールを貼るのは不味かったのでござろうな・・・

今回の商品もシールは貼っていない状態でござる。

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商品はダイキャストを使用し、転がし走行可能でござるが、武器パーツ(イオンライフル)が余剰パーツと成る事が残念でござる。

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さてさて、TVアニメのイメージを重視するなら、白いボディと云うのは違和感が有るでござるが、スペースシャトルと言えば、白いイメージが有るので白いボディも捨て難い魅力と言うか・・・ 「白じゃなきゃスペースシャトルと呼べない!」と云う意見もあったりするので、白いボディは正解でござる。

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そして、アストロトレインと言えば、トリプルチェンジ!

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簡易変形でありながら、スペースシャトルからシルエットの異なる蒸気機関車に変形する豪快差は、本商品の最大の魅力でござる。

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アストロトレインの名に相応しく、その姿は日本のC-62風蒸気機関車!

C-62と言えば、某銀河鉄道の超特急と同じモチーフでござる。

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正にアストロトレイン・・・ 星間列車でござる!

商品は蒸気機関車モードでも転がし走行可能でござるよ。

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設定では、サイバトロンを混乱させる事に喜びをかんじ、腕力が強く、暴れだすと手がつけららないとあるでござるが、拙者的には人類最先端のスペースシャトルとアナログ技術の最高峰である蒸気機関車をヴィークルモードに選ぶなど、なんともロマンチックな性格であると思うでござるよ。

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ロボットモードはTVアニメのデザインと異なり、後期販売版の方が塗装もTVアニメ風に塗装を追加しているでござるが、コチラはドチラかと言えばサイバトロンぽいイメージが有ったりするでござる。 そう・・・ もともとサイバトロン商品で販売するつもりで設計したのでは? と、思ってしまうでござるよ。

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商品は、巨大感を演出するためか、バランスは良いが腕は短いデザインと成っているでござる。 拙者的には腕に収縮ギミックが有れば・・・と残念に思うでござる。

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武器は巨大なイオンライフルで迫力が有り、拙者的にツボでござるが、可動部が少ない為にイマイチ決まらないでござる。

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コレはフル可動のリニューアル商品が欲しいな~

と、思っていたでござるが、2007年に海外でCLASSICシリーズで微妙な形でリニューアルデザインされたでござる・・・

ヴィークルモードがイマイチ喜べないでござるが、まっいいか!

・・・日本販売も決まったし。

と・・・思ったら日本販売版は灰色・・・

オイオイ! ・・・普通に海外版と同じ白いボディで販売してほしかったでござるよ・・・

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いま万感の想いを抱いて列車は走る・・・

「CLASSIC版アストロトレインは海外版も買え!」と言うタカラトミーの商魂を聞きながら輸入玩具店に向かって・・・


完全版じゃないんだ・・・

2007-10-12 11:52:48 | トランスフォーマー・コレクション

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ごきげんようでござる!

実は前回のブースターX10(MD-12、ディセプティコンブースターX10、1260円)を紹介した時の比較用に使用したサウンドウェーブ(TFC-10、サウンドウェーブ、4980円)とコンドルはトランスフォーマーコレクション版でござる。

Photo_2 トランスフォーマーコレクションは復刻版商品であり、新たにキャラクターファイル等を付属させた史料価値の高い商品であり、ただの復刻商品に留まらず、シール部分がプリント処理に成ったり、削除された武器等が付属させたり、新造部品が追加されたり、TVアニメのイメージに合わせたカラーリングに変更したりと、いわば「完全版」と呼べる商品でござる。

本商品は2003年にピンクの愛らしい箱で販売されたでござるが、1985年販売版(17、サウンドウェーブ、2980円)と異なり、同梱されたカセットロンは、ランブルからコンドル(20、コンドル、680円)へと変更されているでござる。 (人気ゆえでござるかな?)

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コンドルは1985年に販売された常態と同じくバリアケースが付属するでござる。(1986年販売の、D-60、コンドル、680円にはバリアケースが付属しない。)

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武器パーツ(マシンガン)はロボットモード以外では余剰パーツにしかならないでござる。

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簡単なデザインながら記憶に残る名デザインで、TVアニメでの登場頻度は高いでござる。 騙す、裏切る等と言うメンドクサイ設定は無く従順なカシコイ部下として重宝され、ジャガー(19、ジャガー、680円)と共に人気の有るカセットロンでござる。

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人気順の復刻としては当然の結果と言えるでござるかな? (すまんランブル!)

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が・・・ サウンドウェーブの方は・・・1985年販売版と異なり、ヘッドフォンが削除されたでござる! トランスフォーマーコレクションにしては珍しい「不完全」な商品でござる・・・しかも、2980円から4980円に・・・ヘッドフォンを削除しておいて2000円アップ! 復刻版で1000円ほど割高になる場合は多々有るでござるが2000円は・・・ コレ新金型でござるかな?

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←側が1985年販売版で、→側が2003年販売のTFコレクション版でござる。(両商品ともシールは貼っていない)

見た目は若干成型色の色合いが異なるようでござるが、金型は同じようで、背中の電池BOX内にある刻印に追加の製造年月を示すモールドが彫られているでござる。

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シール処理されたシール部分も若干色合いが異なるでござるが、一番異なるのが、カセットケース部のフタに貼られたシークレットエンブレムが通常のシールに張り替えられTVアニメのイメージに近づけているでござる。

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して、シークレットエンブレムは・・・と言うと。

シークレットエンブレムだけに、ひっそりと後ろのクリップ部分に・・・

・・・まあ、貼る場所が無かったのでココになったでござるか?

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収納したカセットロンが異なるでござるが、胸部のデストロンマークひとつでイメージがかわるでござる。

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因みに拙者の1985年版は胸部に大きなキズを作ってしまい少々へこんでいたでござるが、TFコレクション版を入手できたので、少々は癒されているでござるし、やはり新しい商品は部品のヘタリが無くてよいでござるな。

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これで二つの商品を組み合わせれば(ヘッドフォンだけ・・・)「完全版」になるでござるな。

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さて、本年度もトランスフォーマーアンコールとして再販(03、サウンドウェーブ、4725円)されたでござるが、仕様はコンドル付で、TFコレクションと略同じ(?)でござる。

然るに、4725円・・・ 値下げしている・・・シークレットファイルが無い分安いでござるか? ・・・問題はアンコール版の箱は別物なので資料として買うべきか・・・ と思っているでござるが如何に?

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真に遺憾ながら、トランスフォーマーアンコールは購入動機が薄いでござる。

TFコレクションのまま再販してもらいうのが一番良かったと思うでござるよ・・・ TFコレクションが復活する事を祈りたいでござるな・・・

否! それよりも買い逃したTFコレクション版のサウンドブラスター(TFC-18、サウンドブラスター、5775円)を買うべきでござるよ(笑)。


日本一有名な拳銃

2007-04-17 05:00:07 | トランスフォーマー・コレクション

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ごきげんようでござる!

トランスフォーマーを知る者ならメガトロン様ワルサーP38に変型する事は揺るがし難い事実でござる。

それはメガトロン様の元に成った、1983年に販売されたミクロチェンジシリーズのガンロボ ワルサーP38にスコープやストックを追加したアンクルセット(DXセット)が販売され、それが1984年にトランスフォーマーとして販売された訳でござる。

Photo_2518実銃はドイツ製の自動拳銃 で、ワルサ~P38~♪この手の中に~♪

とっ歌われた、ルパン3世の愛銃として知られ、メガトロン様の変型モチーフである。

ワルサーP38は実銃としては、おそらく日本一有名な拳銃でござろう。

Photo_2519 さて、玩具としてのメガトロン様は、アンクルセットの形体で販売されたでござる。

勿論、銃玩具に厳しい米国にてワルサーP38の形をした玩具が販売されるのも異例でござるが、それはスコープとサイレンサー、ストックを付けた状態が、実銃に見えずらかった事が原因ではないでござろうか? TVアニメでも終始ガンモードではアンクルタイプだったでござる。

しかし、そこは米国。 日本版にある弾丸発射機能は削除されており、付属の手持ち武器(エレクトロンソード / 高密度赤外線レーザー砲)も削除され販売されたでござる。

今の米国版トランスフォーマーでは考えられないでござるな。

Photo_2520 1985年に日本版メガトロン様(16、メガトロン、2300円)が販売されるでござるが、コチラは海外版と事情が異なり、スコープ、サイレンサー、ストックの無い状態で販売されたでござる。 厳密に言うなら、日本版メガトロン様は、ノーマル版のガンロボ ワルサーP38(グレータイプ)でござる。

弾丸発射機能は有るものの、銀メッキは無く、脚の内側パーツが青く、手持ち武器も付属する。 ガンロボ ワルサーP38(グレータイプ)と同じ仕様でござる。 何故?

Photo_2521 商品の価格を抑える為の処置かどうかは不明でござるが、商品パッケージを考えた場合、アンクルセットよりもワルサーP38そのモノの方が知名度が高かったからでござろうか?

だとしても、脚部パーツが青いのは納得いかないでござる。

同年にコンボイ(01、コンボイ、3900円)とのセット販売(VSX、コンボイ対メガトロン、6200円)が発売されるも、仕様変更は無いようでござる。

実話・・・拙者、恥ずかしながら初期販売のメガトロン様は未入手でござる。 青いパーツのメガトロン様が無いので今回の写真は、全てトランスフォーマーコレクション版(トランスフォーマーコレクション6、メガトロン、5980円)でござる。

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Photo_2524 1986年、商品切り替えの為にスタースクリーム(22、スタースクリーム、1980円)とセット販売になった、グッバイメガトロンセット(4480円)が販売され、メガトロン様は青いパーツが赤に変更されスコープが追加される形となったでござるが、本体には銀メッキが無い仕様でござる。

この商品をもち、メガトロン様は絶版となったでござる。

そして、2001年に、完全版のメガトロン様(16-S、完全版メガトロン、4980円)が販売されたでござる。

商品仕様は、海外版アンクルタイプに日本版の武器と弾丸発射機能を揃えた完全版で販売されたでござるよ。

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なお、同年にはブラックバージョン(16-S、メガトロン(ブラックバージョン)、5000円)がe-HBBYより通信販売されたでござる。 ガンロボ ワルサーP38(ブラックタイプ)復活! 去れど拙者は入手できず・・・ 残念!

Photo_2527 翌年の2002年にトランスフォーマーコレクションとして再販売されたでござる。

しかし、商品内容は完全版と同じな為に、オマケとして新造形のエナジーメイスとデストロンステッカーと特製マウスパッドが付属したでござる。

そして完全版メガトロンと同じ仕様で日本版をイメージし、銀メッキを廃止、パーツを青に変更したメガプレックス(93、メガプレックス、6000円)がe-HOBBYより限定販売されたでござる。

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メガプレックスメガトロン様のクローン兵士で、影武者であり偽物でござる。

と、言う事は・・・ 日本版をイメージした・・・ 日本版は偽物? 嗚呼・・・ 日本版は偽物にされてしまったでござるか・・・?

この、メガプレックスは銀メッキを廃したにも関わらず6000円と完全版より高価になったでござる。 この価格に躊躇している間に売り切れとなってしまった・・・ 残念・・・ 嗚呼残念!

どうやら拙者には青パーツのメガトロン様には縁が無いようでござる。

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さてさて話は本商品にもどし、アンクルパーツはスコープ、サイレンサー、ストックを組み合わせてパーティクルビームキャノンを組み立てる事が可能でござる。

Photo_2531 玩具設定では、最も強力な破壊力をもつフォーメーションとして紹介されているでござる。

見た目通り説得力が有るでござるが、TVアニメでは未使用(?)でござる。 演出的には面白いと思うでござるが何故に?

これもトランスフォーマー設定の謎でござるな。

Photo_2532 元々ミクロマン商品の流用の為にミクロマン商品らしさを消す為に使用しなかったとかでござるかな?

アンクルパーツには、本体とは別に弾丸発射ユニット(ディスチャージユニット)が有り、異なるフォームでも弾丸発射は可能でござる。 スコープ(融合カノン砲)にはミクロマン用のグリップが存在するでござる。 写真はミクロマン流用のデストロン義勇兵ガミード(68、マグニフィカス&ガミード、4800円)を使用。

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↑の写真は、玩具設定のテレスコーピックレーザーキャノンフォーメーションで障害物の多い場所での誘導攻撃形態でござる。

隣がオレ設定の長距離攻撃形態でござる。 他にも色々とオレ設定で組み替え可能でござるよ。

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子供の手に合わせて小さめに作られた商品でござるが、アンクルタイプにすれば全長52センチの迫力でござる。 もし、実銃より大きめに作られたマスターピース版(MP-05、メガトロン、10290円)がアンクルセットで販売されるとしたらライフル並でござろうな(笑)。


嗚呼スタースクリーム・・・

2006-10-01 18:45:15 | トランスフォーマー・コレクション

Photo_880 ごきげんようでござる。 マスターピース第三弾、スタースクリーム(MP-3、スタースクリーム、10290円)が販売されたでござる。

本日はスタースクリームをド~ンと紹介する・・・ ハズでござったが、拙者が購入(通販)したスタースクリームは不良品の塊でござるよ。

まず、説明書・・・ ホットキスで留めてある背表紙部分に接着剤が、ビッシリとクッ付いている(?) 何故ホッチキスに接着剤が?と思ってよく見たら、ガムくさい・・・ 何故にガムが・・・ 乾燥してビッチリ付いているので、剥がすと印刷部分も剥げそうなので止める。 まあ、コレだけなら許せるが、本体にも欠陥があったでござる。 箱から出したときはヴィークルモードで入っていたので、大きさに感心しつつ写真を撮っていたでござる。 この状態では問題なかったでござるが、変形させてみると、左脚部脛カバー(爪先)を開くと、中の部品が欠損しているでござる。 あ痛~やられた~と思いつつ更に変形させて、セールスポイントの一つ、フェイスチェンジギミックを試す・・・ あれ? 顔の表情・・・変わったでござるか? 否!両面とも同じ顔でござるよ。 意味ねーーーーでござる。

あーーーヤル気失せたでござる。

Photo_881 まあ、そんな訳で今回はスタースクリーム繋がりで、トランスフォーマーコレクション版(TFC9、スタースクリーム、3500円)を紹介するでござる。 (マスターピース版スタースクリームは後日紹介予定?)

元々のスタースクリームは、1983年に販売されたダイアクロンのジェット機ロボ(超高速戦闘機タイプ)のキャノピー部分とシールを一部変更して、スタースクリーム(22、スタースクリーム、1980円)として販売されたでござる。

1984年、にトランスフォーマーとして販売されたスタースクリームは、同じ金型流用し、ジェットロンの兄弟分、スカイワープ(23、スカイワープ、1980円)とサンダークラッカー(24、サンダークラッカー、1980円)共に販売されたでござる。 サンダークラッカーはダイアクロン時代はアクロバットタイプと呼称されていたでござる。 なお、サンダークラッカーのキャノピーなスタースクリームと同じ新型(補強伴)でござるが、トランスフォーマーオリジナルカラーのスカイワープはダイアクロン版と同じキャノピーを使用していたでござる。(バリエーションが有るのか不明?)

Photo_882 1986年には同金型を利用し、翼と武器類を変更した、ラムジェット(D-56、ラムジェット、1980円)とスラスト(Dー57、スラスト、1980円)、ダージ(TFS通販、ダージ、1980円)が販売され、ミサイル発射ギミックを廃した彼らは新ジェットロンと呼ばれたでござる。 (ラムジェットのシールパターンはスタースクリームと同じ)

同年、スタースクリームはメガトロン(16、メガトロン、2300円)とセット販売(グッバイセット、4480円)され絶版を迎えるでござる。 (グッバイセット版のメガトロンは単品版と装備、等が異なるが、スタースクリームは単品版と同じでござる。)

これにて日本ではジェット機ロボの金型は休止するでござる。

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1985年には海外展開でプリテンダーとして新規金型で蘇り、日本ではアウターシェル(日本名、プリテンダースーツ)廃してバンブル、グリムロック、マイスターとセット(ヒーローセット、1980円)でトランスフォーマーVの商品として販売されたでござる。

Photo_885 更に海外では1990年にアクションマスターに転生。 変形機能の無いアクションフィギュアと変形可能なエクソスーツ(フライトユニット)のセットで販売されたでござる。(日本未販売)

翌年にはカラーリングを変更して、エクソスーツ(F-117風)の異なる、サンダークラッカーが販売されたでござる。

Photo_886 同じく1990年には海外のみ、クラッシックシリーズとして初代スタースクリームが復刻されたでござる。

さらに、1993年には金型を一部改修して、エネルギーユニット(サウンドギミック)を追加し、武器ユニットを一新(誤飲対策の為にミサイルを延長?)して、シンプルなカラーリングに成ったG2版スタースクリームが同じくカラーリングを変更したラムジェットと共に、G2商品で復活。 何故ラムジェットとかと言うと、本体に貼るシールパターンが同じだったとか?

Photo_887 1997年には欧州で展開されたプレデターの、 スカイクェイク(日本では限定販売、2800円)のスーパーサイトギミックと手持ちのチープなミサイルランチャーを廃止してカラーリングを変更した、マシンウォーズ版としてスタースクリームの名で販売されるでござるが、マシンウォーズがG1、G2の続編で、スタースクリーム本人かは不明? (アルマダ的に考えれば別次元のスタースクリーム?)

1998年には、G2商品のドレッドウィング(TRF-10、ドレッドウィング、2500円)のパートナーのスモークスクリーンの成型色を変更して、二人目のスタースクリームとして登場。相棒のBBと共にビーストウォーズⅡの商品(D-13、スタースクリーム&BB、2500円)として販売され、ビッグホーンとセットにされたVSセット(VS-13、2体1の対決、3980円)も販売されたでござる。 更に、アンゴルモアエネルギーでパワーアップしたヘルスクリーム(D-23、ヘルスクリーム、2200円)が販売される。 なお、ヘルスクリームはサイバーシャーク(C-11、1780円)の金型を流用し、一部パーツをサイボーグ風のパーツに変更したサイボーグシャークでござる。

Photo_888 そして2001年に復刻版スタースクリーム(22、スタースクリーム、2980円)が販売され、2002年には、復刻版スタースクリームの成型色を黒に変更した、スタースクリーム・ブラックバージョンと成型色をクリアーにしたスタースクリーム・ゴーストバージョンがセット(トランスフォーマー限定版、7500円)で販売され、同じく成型色を変更したシークレット版(ケイブンシャ、トランスフォーマー・ジェネレーション、プレゼント品)があり、サンダークラッカー、スカイワープ、ダージ、スラスト、ラムジェット(各、3000円?)が相継いで復刻されるでござる。 そして、2003年にトランスフォーマーコレクション9、スタースクリームが販売されたでござる。

Photo_889 拙者、はオリジナルの商品を入手済みの為、ただの復刻版に新規パッケージとファイルデーターをセットした商品には購買欲がソソられ無かったでござるが、当品では復刻版の販売時期が近かった為に、カラーリングをアニメカラーに変更して販売したでござるよ、更にシール処理だったデストロンマーク等はプリント処理に変更されたでござる。 できたら、顔も塗装して欲しかったでござる。

そして、新規にガンモードのメガトロンをセットして、コレを持てる様に、手首を改修。 (ボーナスパーツとしてコンボイ様の右手首をセットする処がニクイでござる。)

Photo_890 更に初回版では、販売の迫るPS2ゲーム、トランスフォーマーのプロモーションVDVが付属し、サービス満点、正に完全版でござる。

これなら、十分買う余地有りで、未購入のトランスフォーマーコレクションも続けざまに買ったでござるよ。

ただ、ロボットモード時に翼のデストロンマークが引っくり返るのが愛嬌でござるか(笑)。

ヴィークルモードでもガンモードのメガトロンを接合可能でござる。

Photo_891 説明書には記載されていないが、ヴィークルモード時に余剰パーツとなる手首は胴体の溝にセットできたでござるが、今回はメガトロンを持つ為に改修された手首が、引っ掛かり、綺麗に収まらないでござる。 残念!

ロボットモード時に余剰パーツとなる着陸脚の前輪はコクピットに収められるでござる。

Photo_892 更に操縦席ネタ。

マスターピース版スタースクリームに付属する、Dr.アーカビルを乗せる事が可能でござる。

元々はダイアクロン隊員を乗せる為のスペースでござるが・・・

マスターピース版スタースクリームはダイアクロン、カーロボットと同じサイズでござるか? バイナルテックと同サイズじゃ小さいでござるから、偶然か故意か恐ろしい結果でござる。 なお、同操縦席にはインセクトロン(TFC16、インセクトロン、3500円)付属のエネルゴンキューブも載せられるでござるよ(笑)。

Photo_893 トランスフォーマーコレクションに連動して、同年e-HOBBYより、復刻版スタースクリームの成型色をオレンジに変更したサンストーム(89、サンストーム、6500円)がサイバトロン側のロードホラー(88、ロードホラー)と共にセット販売されたでござる。

2003年にはマイクロン対応ギミックを持つ3人目のスタースクリーム(MD-02、スタースクリーム、2980円)がマイクロン伝説(海外名、アルマダ)に登場するでござる。このスタースクリームは前2作のスタースクリームより、いいひと。としてTVアニメでは描かれていたでござる。 更に成型色を変更しただけの、スタースクリーム・スーパーモード(MD-09、スタースクリーム・スーパーモード、2980円)が販売されたでござる。 しかし、スタースクリーム・スーパーモードは海外ではサンダークラッカーと呼ばれ、商品では別人だったのかもしれないでござる。 まあ、アニメに出ない商品を売る為の大人の事情かもしれないでござるな。

そして2004年、マイクロン伝説にて劇的な最後を迎えたスタースクリームは、続編のスーパーリンク(海外名、エネルゴン)にて、アルファーQ(日本未販売)の手により、記憶を失った状態でナイトスクリーム(SD-01、ナイトスクリーム、1980円)として復活(オイオイ!)。 ちなみに、ナイトスクリームの海外名は、スタースクリームでござる。 更にナイトスクリームがパワーアップして、ナイトスクリーム・R(SD-19、ナイトスクリーム・リバース、1980円)が販売される。流石に今度はタダの成型色変更ではマズイと思ったのか、エネルゴンウェポンが付属で値段据え置きでござる。 しかし、拙者ナイトスクリーム・Rにパワーアップした時に、過去の記憶が蘇り、アレクサと再開するものだと信じていたのに裏切られたでござる。 まあ、シリーズは同じでも、アニメ製作会社が違えば別物でござるか・・・ 最後は上司の言う事には忠実な部下としてガルバトロン・G(SD-20、ガルバトロン・ジェネラル、3980円)と最後を共にする・・・ ああ勿体無いでござる。

ナイトスクリーム繋がりで、もう一人を紹介、コチラは完全に別人のビーストウォーズ・リターン版のナイトスクリーム(BR-09、ナイトスクリーム、3999円)は2004年販売でござるが、海外版のビーストマシーンズ版は2000年に販売していたでござる。

更にもう一体、2004年には時空を越えて、初代スタースクリーム(RM-12、スタースクリーム、1480円)がTVアニメを重視したプロポーションで新規金型により販売。 TVアニメでは1度しか使用しなかったミサイルポットを再現しマニアックぶりを表現。更には、フィギュア王、誌上限定通販(RM-12、スタースクリーム(限定ブラックバージョン)、2500円)を販売、この時の歌い文句が、「スカイワープの販売予定は在りません!」だった・・・ しかし、サンダークラッカーとセット(コレクターズ・エディション、スカイワープ&サンダークラッカー、3500円)として販売。 わざわざ、箱まで変えて販売・・・汚い大人の事情でござる。 てっきり、コレの拡大版がマスターピースだと思っていたでござる。

つづき2005年、ギャラクシーフォースにて4人目のスタースクリーム(GD-03、スタースクリーム、3000円)が登場・・・ しかし、海外ではギャラクシーフォース(海外名、セイバートロン)はマイクロン伝説からの続き(アルマダ3部作)でマイクロン伝説版と同一人物でござる。 だーーーーややこしいでござる。 更に話をややこしくすると、このギャラクシーフォース版のデザインは海外のコミック、トランスフォーマー ウォー・ウイズィン(日本ではJIVEより、3100円で販売)を元にしているでござる。 ウォー・ウイズィンは、地球に来るトランスフォーマー達の物語でござる。

で、ギャラクシーフォースではスタースクリームが地球のプラネットフォースを利用し巨大化。 スーパースタースクリーム(日本ではトイザらス限定販売。7999円)が販売されるが、この大型のスタースクリームが海外では通常版だったそうな? しかし、TVアニメでは最強の力を持つハズなのに、ヘタレでござる。 更にギャラクシーフォースではコレクションサイズで、スーパースタースクリームのデザイン、スタースクリーム(EZコレクション、スタースクリーム、400円)が販売されたり、コンボイやメガトロンと3体セットにして販売されたテレビマガジン誌上限定版が存在するでござる。

そして、マスターピース版がメガトロン様を差し置いて販売されたでござる。 初代スタースクリームに関しても、SCFの様なフィギュアや、ブロックフィギュアのマイクロン、極小変形などの商品が多数販売されているでござる。

正にスタースクリームの歴史はトランスフォーマーの歴史でござる。