箱根駅伝のランナーが走るのは国道1号線。そこに沿って走る鉄道は、JR線東海道線・横須賀線、京浜急行線そして相模鉄道線の3線です。その中の相模鉄道線は、私が日々の通勤に利用してます。この線の中で国道1号線に最も近いの駅が「西横浜」です。この駅の周辺にはこれといったスポットがあるわけでなく、近隣に住む人たちが通勤に利用する程度の駅です。また、数百メートル先にJR横須賀線・保土ヶ谷駅があるため、利用者はあまり多くありません。ましてや、休日ともなると人もまばらです。
しかし、年に2日だけ多くの人で賑わう時があります。それが箱根駅伝のある1月2日、3日です。今日も多くの人が乗降してました。
JR横浜駅東口でも観戦は出来るのですが、鶴見方面から蛇行して入ってくるので、観戦向きではありません。それに比べ西横浜駅前は5百メートルは続く直線コースの中ほどに位置します。
こんな駅なのですが、駅舎は妙に立派な建物です。
↑ホームは1本しかありません。その他の線路はJR東海道線と横須賀線のものです。
↓は箱根駅伝観戦後に通りかかったJR横浜駅の東西口を結ぶ通路の様子です。
人で溢れてました。この中には箱根駅伝の観戦をされていた方々もいますが、多くは駅周辺のデパートや地下街での「初売りバーゲン」を目的に来られた人々でした。
「横浜ルミネ」の「サマンサタバサ」、そしてエスカレータまで入場規制をしてました。
一体、いつからこんなお正月になってしまったのでしょうか。私はバブル期からだと思ってます。それまでは、銀行のATMも休止していましたし、元日に営業しているデパートやスーパーも僅かでした。それ以前のお正月は、初詣や自宅でのテレビ観賞などで過ごしてました。
そして変わったのは、バブル期からです。正月営業は当たり前となり、豪華な福袋が売られるようになりました。要はお金を使わすようようになったのです。
昔の人は「正月三が日にお金を使うと、その一年はお金の使うようになる」と言って、余計な外出も慎んでいたのですが...
1月2日は恒例となっている箱根駅伝の観戦です。私が住む横浜は花の2区(鶴見中継所~戸塚中継所間)です。この区間で往路の形勢がほぼ決まります。
例年、観戦場所に早く着き過ぎるので、今年は1区の先頭が鶴見中継所の手前3kmにさしかかったあたりで自宅を出ました。
観戦場所まで約30分、着いて少し過ぎたあたりで先頭が通過する計算でいました。ところが、着いた時に走っていたのは最下位中央学院大学の選手でした。
どこで計算が狂ったのか?公式サイトで確認したら2区での先頭と最下位の時間差は約6分でした。自宅最寄り駅に着いた時、横浜行きの急行が出た後でした。今日は休日ダイヤとなっているので、次の電車まで間が平日より空いてました。これが原因だと思います。
観戦場所はJR横浜駅東口そごうデパート前です。目の前を国道1号線が走ってます。一番観戦に適しているんは、JR横浜駅からそごうデパートを繋ぐ歩道橋(↓中央)です。この下を国道1号線を走ってます。↓左は鶴見方面、↓右が戸塚方面です。
ここが一番のシャッター・ポイントなのですが、残念ながら歩道橋では観戦できないことになってます。
この記事を書いている時、東洋大・柏原選手が往路のゴール・テープを一番で切りました。明日は復路の様子をお伝えします。
さて、2012年元日の記事の最後は「初日の出」です。確か天気予報では関東の初日の出は午前6時49分だったと記憶してます。鶴岡八幡宮に寄ってから、午前4時まで鎌倉駅前の喫茶店「ルノアール」で時間を潰した後、江ノ島電鉄で七里ヶ浜に向かいました。
七里ヶ浜海岸の駐車場内にある「ファースト・キッチン」は元旦に限り午前4時から営業してます。これは、初日の出を見に来る人が多く集まるからです。その通り、七里ヶ浜海岸から稲村ヶ崎海岸には多くの人々が集まってました。
サーファーも、ボードに乗ってカメラを構えてました。ウェット・スーツを着ていても相当寒かったでしょう。
今朝は昨年大晦日の天気予報通り、雲が低く出てました。しかし、午前7時を過ぎたあたりから太陽が顔を出し始めました。
太陽が昇り出し初めてから数分後には完全に姿を現わしました。綺麗ですね!
最後に↓をご覧ください。これは午前5時頃の江の島です。真中に傘のように白く光っているのは、江の島灯台に飾りつけられたイルミネーションです。
2012年元日は「長谷寺」への初詣以外に稲村ヶ崎海岸から初日の出を見ることでした。しかし、初詣が終わったのが元日午前1時過ぎ、初日の出の予想時刻まで約5時間半ありました。そこで、時間を潰すために「鶴岡八幡宮」に向かいました。
数年前の1月中旬に鎌倉を訪れた際、鶴岡八幡宮に向かう人々でJR横須賀線・鎌倉駅や小町通りは混雑してました。それならば、元日はより一層多くの初詣客で大混雑していると予想しました。ところが、予想に反して、それほどの人出ではありませんでした。
↓本殿に向かう階段は参拝客で詰まることもなく登れました。
行動を共にした稲村ヶ崎在住の知人も「拍子抜けだなあ!」と言ってました。その理由は、10年程前ならば、この時間(元旦午前2時)でも大混雑していたそうです。
2012年元日は、鎌倉の「長谷寺」で迎えました。昨年最後の記事に一部誤った箇所がありました。それは「大仏で有名な長谷寺」の箇所でした。本来は「大仏で有名に長谷にある長谷寺」でした。大仏は「高徳院」にあります。
長谷寺は江の島電鉄・長谷駅から徒歩数分の所にあります。JR横須賀線・鎌倉駅からも徒歩15分程度で行くことができます。
通常は入山料(300円)をとられるのですが、この日は無料でした。
↑の提灯は赤なのですが、iPhone4Sのカメラではピンクに近い色に写ります。↓除夜の鐘は、抽選で選ばれた参拝者が撞いてます。
今年(例年は横浜・伊勢山皇大神宮)の新年の参拝に長谷寺を選んでのは↓の「万灯祈願会」を見るためでした。ここで法要が行われてました。
灯りの主は祈願が書かれたカップ型ローソクでした。
長谷寺は「長谷観音」とも呼ばれてます。それは↓の本堂に「十一面観音菩薩像」が安置されているからです。