県「もったいない運動推進大会」での、益戸育江のエコ実践発言に感銘
今日は岡山県などが主催する「第四回『おかやま・もったいない』晴れの国フォーラム」に参加した。「もったない」運動に興味もあったが、正直本命は益戸育江さん(旧芸名は高木沙耶)のお話しが聞きたくての参加だ。
益戸さんは、現在瀬戸内海テレビでテレビドラマ「相棒」の旧作が放映されおり、水谷豊扮する主人公杉下右京の元妻で、今は小料理屋「花の里」の女将宮部たまき役で毎回登場してくる。この「宮部たまき」の和服姿がなんとも魅力的で、そのため可能な限り見ている。
さてその益戸育江さんは、2008年に、「自身の公式ウェブサイト上で、芸名である高樹沙耶を返上、本名の『益戸育江』名義で活動すると宣言」している。またその前年の2007年から南房総で、「自然エネルギーを活かしたエコロジカルな生活」をしている。今日のトークショーでは、そうした実践を背景として、とても歯切れのいいトークに魅了された。
益戸さんは、今から15年位前に取材で訪れたオーストラリアの先住民たちの、「自然があってこそ、自分たちは生きていられる」との暮らしぶりに衝撃を受け、価値観が根底から変わったとのことだ。
以来自然と向かい合い、現在は「パーマ・カルチャー」(=「パーマネント・アグリカルチャー」、持続可能な農的暮らし)を実践されている。基本的には自然農を営み、「自給自足」で暮らし、買うのは2割程度とのことだ。
「大量生産、大量廃棄」の世の中を批判し、選んでいるのは自分たち自身だとして、今こそ選択する確かな目を持ち、「真実を知る時だ」と提唱された。
とても歯切れのいい、そしてとても魅力的な益戸さんのお話に感銘を受け、かつお人柄に惹かれた。参加してよかったと心から思った「トークショー」だ。