楽天がCS第二ステージ進出、「追跡!AtoZ」が野村監督を取り上げた
楽天イーグルスが創立されたのは、2004年秋。近鉄とオリックスの統合のあおりを受けて、50年ぶりに誕生。オリックスが近鉄の選手も含めて保留した以外の選手で、楽天のチームは編成された。そのため、翌年の初年度・2005年は100敗するのではと心配された弱小球団として誕生した。
あれから5年、遂に今年は初のAクラス入り。ナントナントの2位だ。クライマックスシリーズ(CS)では、第一ステージでは福岡ソフトバンクに連勝。第二ステージへの進出を決めた。第二ステージでは、パリーグの覇者・日本ハムと闘って、楽天は「本気」で、日本シリーズ進出をめざしている。この楽天球団の飛躍をどこで書くべきか悩んだが、ここで書いておくこととする。何故なら今年こそ、我が栄光の巨人軍が日本一になるからだ!?。
さて、何故楽天はここまでの快進撃を続けてきたのか、そのことを楽天が第二ステージ進出を決めた一昨日の夜、NHKテレビが「追跡!AtoZ 野村監督が残したもの」として放映している。
番組では、楽天・山崎の復活を取り上げ、打席に入ってから考えるのではなく、配給を読むことを教えた。それを聞いた山崎は、ベンチに座っている時、投手の配給をずっと見続ける姿勢となった。野村監督曰く、「なくて七癖」で、必ず「癖」があると。
球団創設5年で、二位にまで押し上げたものの、契約切れでの解雇を言い渡されている野村監督。私は野村監督については、決して好きではないが、それでも選手としての実績、監督としての実績は高く評価する。
その楽天が、是非とも日本シリーズに進出して、野村監督に有終の美を飾らせてあげて欲しいと願う。ただ、やはり日本シリーズは、巨人軍に勝たせて欲しいと、これまた願う(巨人が、CSシリーズで、中日に勝つことが前提となるのだが)。