地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

発表会

2009年10月22日 | 医療生協
 


「『これが医療生協!』発表会」、職員と組合員が共に学び合い確信とした

 「①出資し、②利用して、③運営に参加する」、生活協同組合の基本である。当然なのだが、我が「岡山医療生活協同組合」の基本でもある。昨日は、その「医療生協」の全体学習会・「『これが医療生協!』発表会」が、開催され、私も学ばせてもらった。
 今日、国民の健康や生活が破壊されている下で、「今、医療生協の出番」という声が広がっている。その「医療生協の良さ」に職員や組合員が確信を持って、仕事をしたり組合員活動を拡げようという趣旨での開催だ。「これぞ医療生協」との企画は、全国的なコンテストも開かれているとのことだ。

 ところで、昨日は8例が報告された。我が医療生協は、総合病院である協立病院、東中央病院、そして4診療所のみならず、介護事業も旺盛に展開しており、組合員さんの医療・健康と福祉を守る努力を重ねている。その姿が詳しく報告され、どの報告にも感動した。
 その報告の一つは、ある「ヘルパー・ステーション」の職員さんからの報告である。要介護度4の高齢者の方が、大腿骨骨折のため入院。神経性膀胱により、カテーテルを留置することとなったが、その方には知的障害のある娘さん一人という中で、とても無理と思われた「在宅生活」をどう保障したかの取り組みが報告された。そのため、担当医師や看護師、そしてヘルパーを始め10の職種の職員が集団として、在宅生活を送るための問題点を洗い出し、地域の力にも依拠して課題を一つ一つクリヤーして、既に2か月が経過したとのことだ。

 また、「一人ぼっちにならない子育て ~ボランティアさんとの赤ちゃんマッサージの取り組み」が、「協立病院レディス病棟」の助産師さんから報告があった。「安心して子育てができるネットワークづくり」をめざして、毎月第一木曜日に、ボランティアの方々とともに「赤ちゃんマッサージ」に取り組んでおり、既に47回、延べ333組の親子と119名のボランティアさんが参加しているとのことだ。
 この参加者は、協立病院で出産した親子は半数くらいで、他は小児外来やHP等を見ての参加とのことだ。この取り組みは、赤ちゃんマッサージと共に、茶話会が人気なのだそうだ。茶話会になると、その準備やお世話はボランティアさんの出番だ。お母さん達は、学びとともに、仲間づくりや息抜きの場として、楽しみに参加されているとのことだ。

 医療従事者と地域の組合員・ボランティアが、協働で「保健医療活動」を展開している姿が、生き生きと報告され、感動した。こうした報告をするためには、大変な努力を必要としたことだろう。主催者、そして報告された方々に心からの敬意を表す次第だ。
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秋祭り

2009年10月22日 | 身辺雑記
 


昨日は地域の高蔵神社の秋祭り、たくさんの子ども達の笑顔で賑わった

 昨日は、我が地域の守り神・高蔵神社の秋祭り。収穫に対する感謝のお祭りで、朝から御神輿が出る。この日は、高蔵山の本殿から地域にある小さな神社に、ご神体を移される。。とは言っても、担ぐのではなく、軽トラックに乗せて、町内を回っている。
 私が子どもの頃はリヤカーに乗せて、地域を回っていた。学校は午後はお休みで早帰り。そのリヤカーについて、町内を回る。各所、各所で飲み物やお菓子も用意され、柿などは取り放題。夜には夜店も出る。とてもワクワクした。
 昨晩は、お札を持参してお参りをした。近所にある「牟佐保育園」では、園児達が法被姿で過ごし、夜は家庭に持って帰っているので、たくさん法被姿の子ども達もいた。この子ども達の笑顔があふれた家庭や地域・この国にと願った。
 我が地域にも、これだけの子ども達がいたのかと、驚くくらいだ。この日ばかりは、親御さんやおじいちゃん、おばあちゃんなどの財布のヒモもゆるみ、子ども達はたくさん買っていた。子ども達は笑顔が一杯で、凄い人出であった。小さな神社なのに、お店だけでも9店も出ていた。
 「収穫感謝祭」としての「秋祭り」は終わった。今年の稲のできはどうなのだろうか、豊作であればよいがと願う。それにしても、柿の色づきが次第に遅くなっているように思うのだが。
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貧困

2009年10月22日 | ひとりごと
 


「7人に1人が貧困」の最悪水準、厚労省が「相対的貧困率」を初めて発表

 厚生労働省が昨日・20日、全国民の中での生活に苦しむ人の割合を示す「相対的貧困率」を初めて公表した。ついにと思うとともに、一歩前進と理解する。
 この「相対的貧困率」は、既に経済協力開発機構(OECD)が採用してる方式であり、今回政権交代により長妻厚労大臣が指示して導入された。「反貧困ネットワーク」・湯浅代表が、過日岡山で講演した際にも「今の日本には貧困についての指標がない。『相対的貧困率』の導入が必要」と強調されていたことだ。
 さてこの「相対的貧困率」とは、「全人口の可処分所得の中央値(07年は一人当たり年間228万円)の半分未満しか所得がない人の割合」だそうだ。つまり年間114万円未満の人が、「貧困」ということになる。今回の厚労省の発表によると、全体の貧困率は98年14.6%だったものが、07年には15.7%と急上昇している。この数字は、メキシコ、トルコ、アメリカに次ぐ4番目に高い水準だそうだ。
 また、18歳未満の子どもが低所得家庭で育てられている割合・「子どもの貧困率」は、14.2%となっている(全体の貧困率が高いのは、年金のみで暮らす低所得の高齢者が含まれることが主な理由とのことだ)。
 こうした「相対的貧困率」の高さの背景には、日本型終身雇用が破壊され、人間らしく生き働くことが保障されていないことが原因と考える。この課題について、新政権の真正面からの取り組みを期待してやまない。
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