さあスプリングS。権利取りが10分の3、一見、緊張感に欠けるが、抜けた馬がいないのでどの馬も気を抜けない。そんな中で圧倒的な安定感を誇るのがペッレグリーニだ。デビューから4戦して2・2・1・1はなかなか立派ではないか。重賞経験こそないが、信頼性は抜群と言える。左回りしか経験していないが、自在性があり、先行力が生きる中山は向いている。何より4戦中3戦が33秒台の上りで、34秒台だったのが2戦目で重で逃げたレースという脚力はメンバー中最上位といっていい。にもかかわらず、4番人気に甘んじているのは勝ち上がるまで3戦を要したことだろう。このメンバーなら間違いなく力は上とみた。鞍上もデビューから2戦手綱をとった岩田康誠に戻り、今度は勝つ気満々だろう。好調レイデオロ産駒だけに、期待は大だ。
相手筆頭はルメのシックスペンス。キャリア2戦は中山芝マイルだが、坂を経験しているのは強みだ。後はルカランフィースト、スティンガーグラス、アレグロブリランテ、ウォーターリヒト、コスモブッドレアまで。
3連複6頭流しと3連単フォーメ⑥ー③④⑩ー②③④⑦⑨⑩で勝負。