鳥の巣箱は今年もスズメ
三寒四温ですが、鳥たちにはもう産卵・子育ての季節のようです。
わが世の梅の木に架けた巣箱には、今年もシジュウカラとスズメが交互に来ていましたが、先日巣箱の前でシジュウカラとスズメが羽ばたきながら向き合って、お互いに相手を威嚇しようと頑張っていました。
そして勝ったのは矢張りスズメでした。 シジュウカラは、もともと四十雀と書いていた鳥です。雀と同じスズメ目の鳥ですが、スズメより一回り小さいし、見た目も色合いも上品で、形もスマートです。
矢張り鳥は、体の大きい方が強いのかな、などと思いながら見ていましたが、それからは2羽のスズメがかわるがわる巣箱に入っては出て来ることを繰り返して、何やら枯れ草などを運び入れているようでした。
今朝見ると、 丸い巣箱の入り口がゴミのようなもので半分ふさがっています。 おかしいな、昨夜の風で木の葉かゴミが引っ掛かったのなら、どけてやらないといけないかな、などと思いながら、少したってから見ると、今度はゴミで全部ふさがっています。
スズメが出入りしている様子はないので、「そうか、中から塞いでいるのか」と気が付きました。
近くで見てみると枯れ草を重ねてなんとなく出入り口をふさいだ感じになっているのです。多分、巣箱の中で抱卵に入ったのでしょう。 それで入り口をふさいで邪魔者の侵入を防ごうというのでしょうか。
スズメの放卵期間は2週間弱ぐらいというので、4月の中旬には雛が顔を出すかもしれません。
もともと、 スズメへの恩返しにスズメ用のサイズの出入り口の巣箱にしたのですが、シジュウカラと喧嘩をしないように、もう一つシジュウカラ用のサイズの巣箱も架けてみようかと思っています。