tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

今年も1年間有難うございました

2016年12月31日 10時18分26秒 | ご挨拶
今年も1年間有難うございました
 今年も、多くの皆様にアクセスいただき、誠にありがとうございました。
 plalaのbroachから出発したtnlabo’s blogですが、broachが閉鎖になり、gooにお引越しをしたのが2014年の3月でしたので、そろそろ3年になります。

 おかげさまで当初2ケタになってしまった1日のアクセス数も、皆様のお陰で3ケタに乗り、来春には100,000に達しそうな状況です。

 アクセスをいただいた皆様に、少しでもお役に立ちそうな情報を、データをもとに、ご提供できれば、と思っておりますが、時に筆が走り、私的な見解に至ってしまい恐縮です。

 残念ながら、今年の日本経済はあまりぱっとしませんでした。政権支持率の調査にも表れていますように、国民は、その時々の場面で一喜一憂しているようで、情緒的に安定していません。
 
 真面目なだけに心配性の日本人かもしれませんが、もう少し自信をもって、楽観的になってもいいのではないかと思ったりします。客観的に見れば、日本人は立派で、日本は素晴らしい国です。

 アベノミクスが行き詰まっても、日本経済は、世界最低水準の失業率に見ますように、積極的な前向きな要素を内包して進んでいます。かつての様に、もっと「労使の頻繁な対話」を深め、それぞれの企業の中が風通しの良いものになれば、多少の政府の政策の拙さはあっても、企業活動の活力がそれを補うような展開ができるというのが日本的経営の特徴です。

 新年はアメリカのトランプ政権が、現実に動き出した時、どんな事をするのかが注目でしょう。対ロ、対中、対中南米、さらには対アラブ世界、そして対欧、勿論対日もですが、かなり変化の多い世界情勢になることも予想されます。

 変化の方向が良いものである事を望むところですが、世界情勢の変化は日本にとっては好機かもしれません。なぜなら、石油危機や、円高対応に見ますように、日本は変化に対応することでは、どこにも引けを取らない対応力を持っているからです。

 来年が、日本にとって、結局は良い年だった、と言えるように、日本人、日本の労使、日本の政権が、このブログの基調でもある「和の思想」に立つ日本人の本来の知恵を生かした積極的な行動をとることに注力する年にしたいものです。