金利水準と家計消費、我が家の実感
我が家の虎の子の貯蓄の中に300万円の国債があります。
先日証券会社から利息が入ったとハガキの通知があり、接着している面を開けてみましたら、国債の金額は300万円で、利息が750円と書いてありました。
家内に聞いたところ、「以前あなたが、外貨建ての投信などは元本のタコ足配当で損ばかりだから、目減りしない国債の方がまだいいとか言っていたので、国債にしました」との事でした。そういえばそんなことを言った気もします。
私「確かに目減りはしていないね。利息が750円ついてる。タクシーに1回乗れるかな」
妻「利息は年2回来ますよ」
私「じゃあ年2回タクシーで帰宅するか」
計算すれば、利率は0.05%。これが日本の国債かとハガキは破って捨てました。そしてついでに考えました。
昔のように5%あるいは5.5%の利息が付いたらどうだろう。300万で年15万か16.5万円、源泉徴収しても年金が月1万円以上増えたのと同じ効果があるわけです。
我が家と同様、長年貯めた貯蓄を生かそうと考え、結局、投信などで損をして「国債の方がまだいい」と思い・・・、というお宅もあるのではないでしょうか。
もし1000万円を国債に投資出来れば、3%の利息で年間30万円、5%なら50万円の利息が付きます。源泉徴収しても年金が月2~3.3万円増えたのと同じです。元本は減りませんから、毎年同じ金額が入ってきます。高齢者マル優などがあると更にいいですね。
金利というのは、本来こういう功徳があったものなのです。だから日本人は先憂後楽で貯蓄に励んだのです。
今、年金の手取りは毎年じりじり減っていきます。貯蓄には利息がまともに付きませんから、結局「元本食いつぶし」になります。一方平均余命は伸びています。当然医療費はかさみます。
これが当面する高齢者の家計でしょう。「将来不安で消費を抑える」のは、こうした中では当然の行動でしょう。
そして、こうした親たちの生計を見ている子供たち(子供と言っても、もう50歳前後)も、当然先行き不安を感じます。年金の積立金にも、まともな利息は付かないのです。
こんな身近な状況を考えても、なぜ消費が伸びないかが実感できるでしょう。
もし国債1000円万で、年30万円、50万円の利息が付けば、高齢者の貴方はどうされますか、恐らく安心して消費をその分増やすのではないでしょうか。
我が家の虎の子の貯蓄の中に300万円の国債があります。
先日証券会社から利息が入ったとハガキの通知があり、接着している面を開けてみましたら、国債の金額は300万円で、利息が750円と書いてありました。
家内に聞いたところ、「以前あなたが、外貨建ての投信などは元本のタコ足配当で損ばかりだから、目減りしない国債の方がまだいいとか言っていたので、国債にしました」との事でした。そういえばそんなことを言った気もします。
私「確かに目減りはしていないね。利息が750円ついてる。タクシーに1回乗れるかな」
妻「利息は年2回来ますよ」
私「じゃあ年2回タクシーで帰宅するか」
計算すれば、利率は0.05%。これが日本の国債かとハガキは破って捨てました。そしてついでに考えました。
昔のように5%あるいは5.5%の利息が付いたらどうだろう。300万で年15万か16.5万円、源泉徴収しても年金が月1万円以上増えたのと同じ効果があるわけです。
我が家と同様、長年貯めた貯蓄を生かそうと考え、結局、投信などで損をして「国債の方がまだいい」と思い・・・、というお宅もあるのではないでしょうか。
もし1000万円を国債に投資出来れば、3%の利息で年間30万円、5%なら50万円の利息が付きます。源泉徴収しても年金が月2~3.3万円増えたのと同じです。元本は減りませんから、毎年同じ金額が入ってきます。高齢者マル優などがあると更にいいですね。
金利というのは、本来こういう功徳があったものなのです。だから日本人は先憂後楽で貯蓄に励んだのです。
今、年金の手取りは毎年じりじり減っていきます。貯蓄には利息がまともに付きませんから、結局「元本食いつぶし」になります。一方平均余命は伸びています。当然医療費はかさみます。
これが当面する高齢者の家計でしょう。「将来不安で消費を抑える」のは、こうした中では当然の行動でしょう。
そして、こうした親たちの生計を見ている子供たち(子供と言っても、もう50歳前後)も、当然先行き不安を感じます。年金の積立金にも、まともな利息は付かないのです。
こんな身近な状況を考えても、なぜ消費が伸びないかが実感できるでしょう。
もし国債1000円万で、年30万円、50万円の利息が付けば、高齢者の貴方はどうされますか、恐らく安心して消費をその分増やすのではないでしょうか。