赤木ファイル:政界、官界浄化の指針に
赤木ファイルが公開されました。
600頁を超えるものです。我々は、マスコミ報道と状況証拠から一市民としての思いを持つだけですが、朝日新聞の天声人語の筆者は「読了して」と書いておられました。
世の中を正そうとお仕事をしておられる大勢のオピニオン・リーダーの方がたが読まれることは、この国の政界,官界の浄化のために大きな力になると思います。
多くを書く気はありませんが、マスコミの報道の範囲では、赤木ファイルは事実だけを正確に書いておられるとの感じを受けるものです。
自死を覚悟された方が、感情や憶測を完璧に排されて、事実のみを記録されたことは、恐ろしいほどの自制と人間としての生真面目さの発露として、その正確性、真実性を確実に保証するものでしょう。
政府の態度を見れば、当初から開示しない方向であらゆる努力をしたことが、状況証拠としては政府の信用を落としたようですが、これから、どう対応するかが安倍政権、ひいては現自公政権の評価と行方を決めることになるのではないでしょうか。
我々庶民としては、現に、真実を全て知っている当事者が居られるわけですから、その人(人達)が、人間としての良心に鑑み、今までの嘘偽りを省み、自ら潔く真実を明らかにし、国民に対する政府としての責任を果たすことを期待したいと思うところです。
改めて赤木さんの御霊に、心からの弔意と深甚の敬意を捧げます。 合掌