明けましておめでとうございます。
「去年今年 貫く棒の 如きもの」高浜虚子、連綿として、流れていく「時間」に区切りをつけるのは、人間の知恵でしょう。
多くの人は昨年を振り返り、今年はもっと良い年にしたいと気持ちを新たにするのですが、そんなことに関係なく世界のあちこちで戦争や混乱が続いてしまうという残念なことになってしまっています。
誰もが、こうした問題も今年は解決の年であってほしいと思いますが、どうなるのでしょうか。
このブログも出来るだけ早期の解決をと願いつつ、解決と同時に、今後こうして問題が起きないようにしたいという願いも込めて、皆様とともに考えていきたいと思っています。
特に、2つの大きな問題を追いかけなければならないように思っています。一つは世界共通の問題ですが、「独裁者」という存在が生れないような社会システム、基本的には民主主義の成熟によるものと思っていますが、それについての検討です。
もう1つは、これは現在の日本に特有な問題ですが、政府の努力では、どう頑張っても解決しない「自家製デフレ」を今年中には何とか終わらせたいという思いです。
共に市井の一老人の手の届く問題ではありませんが、日々流れてくる情報に一喜一憂しながら、選挙の一票のような感じで、一票も大事なのだと、皆様と一緒に考えていきたいと思っています。
何卒よろしくお願い申し上げます。