お世話になっております。新2年マネージャーの高田凛々子です。
関根くん。ハードルを上げるタイプのバトンの渡し方でしたね、ありがとう。
とはいえ、日頃から考えていることを記すだけで精一杯なので、とりあえずそうします。
人が何かに夢中になっている姿は素晴らしいですね。それが何であれ、一生懸命に打ち込めるってすごいです。そして羨ましい。
それにしてもなぜ、ヨット部のみんなはヨットに乗るのか。ヨットの魅力ってなんなのでしょうか。これは、私が東大ヨット部のマネージャーになったときから思っている疑問です。
かの、白石康次郎さん(26歳で単独無寄港無補給世界一周史上最年少記録樹立保持者)は言いました。
「そもそも自分は船酔いする体質で、ヨットはものすごく苦しいもの。でも、好きだ。好きになるのは理屈じゃない。」と。
できれば白石さんにはもっと具体的に話して欲しかった。ヨットのどんなとこが好きなのかを。そうすれば、陸にいる私にもヨットの魅力がわかるはずだから。
私にとって、ヨットに乗るということは、海獣が潜んでいるかもしれない大海原にエンジンもない乗り物で出向き、相当肌に負担がかかるであろう強力な日差しと、海風の中に身を晒すこと。そして、ちょうど良い感じにふくとも限らないばかりかいたずらに強すぎたり弱すぎたりする風を活用し、じぶんの思い描いた軌道で海の上を移動してみようとすること。そのためには帆やロープなどを駆使すべく格闘技さながらに頭も体も動かし続けねばならないことです。しかも海と太陽と風という大自然を相手に。
これは並大抵のことではないはず。だってあの白石さんでさえ、ヨットはものすごく苦しいと言っているし。
でも、それに果敢に挑戦し続けているのが、東大ヨット部のみんななわけです。きっと、みんなも相当ヨットが好きなんだろうなと推測してます。
新年が明けて私はまた、考えます。タッパーによそったご飯の上に炒めた肉を乗せるときに「今日もみんなは大好きなヨットに乗るために頑張っている。フラフラになりながら頑張っている。」と。そして、次はどんなメニューがいいのか、そしてみんなのためには何をすべきかを考えます。きっと、これを続けることによって、私自身も、いつかみんなと同じようにヨットの魅力を体感する日がくるはずと期待しながら。
だから今年も皆さんよろしくお願いします。
そして、最後にやはりヨットのピタっとしたウエアはかっこいいと思います。なんならフェスに行くときも着て欲しい。
拙い文章ですが、読んでくださってありがとうございました。
次は、「だいき」ではなく「ひろたか」こと田中大貴です!お楽しみに!