東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

横須賀の立石公園に行ったよ

2022年01月29日 23時55分50秒 | 2022リレーブログ

お世話になっております。

 

3年スナイプクルーの柳澤球大朗です。

 

先日、家族が試験期間中の僕を置いて長期の旅行に行ってまして、その間、犬の世話と家のことを全部自分ひとりでやることに挑戦しました。1人暮らしの人にとっては当たり前のことが僕にはできないということを実感しました。自炊もしてみたのですが焼きそばもまともに美味しく作れず、どうにかしないとなぁと感じています。

 

料理って同じ料理を作るにしても、作る人によって本当に味が違いますよね。調味料一つ量が違えば全く違う味になるし、隠し味に何かを入れるだけで自分だけの味になる。そこに一般的な正解はないし、逆にその人なりの正解があるという考えをすれば正解が何通りもあると言えます。

 

ヨットについても同じように感じることがあります。ヒール感ひとつとっても乗る人によって正しいと感じるヒールは違うし、動作に関しても基礎はあるものの、人によっていろんな良さがある。タックやジャイブもスピード感、起こし具合など風によってはもちろん、船によっても人によっても正解が違うと感じます。そしてコースに関しても引く人によってその人なりの引き方があって性格や考え方が表れるものだと思います。

 

それ加えて自分たちがやるのはペア競技です。お互いの正解を擦り合わせて一つの正解にしなければならない。

 

その点で言えば僕は本当にまだまだだなと感じています。少しずつ動作の基礎が身についてきているという実感がありますが、これが正解だという自分なりの答えは正直全く見つけることができていません。ヨットという競技の奥深さ、正解を簡単に見つけることのできない難しさに途方に暮れそうになることもありますが、だからこそこのスポーツは面白いと思うし大学生活をかけてやる意味があると思っています。まだまだ僕はヨットを味わえてないように感じます。

 

自分なりの味を出せるクルーになりたい。

レース中も自分の正解を持ってブレずにセーリングができるクルーになりたい。とにかく今はそのために基礎を身につけて、いろんな人の正しいと思う走り方を勉強します。いろんな人の考え方を取り入れて、自分なりの正解を見つけ出したいです。

 

2月からは週5日練が始まります。正直きつさは予想できないのですが、しっかりコンディションを整えて万全の状態で臨みたいと思います。

 

3年リレーブログはここで終了です!

 

次回からは新4年生、トップバッターは元気な小網代マネージャーのかほさんです!