東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

なんでもなくないセプテンバー

2024年09月18日 23時40分35秒 | 通常練習

お世話になっております。2年スナイプスキッパーの平井咲如です。夏合宿第6クール(9/119/16)の振り返りをさせていただきます。

 

6クールは安全講習会、秋インカレ開会式、秋女とイベントの多いクールでした。夏合宿も週6練が始まり秋に向けて練習により力が入ってきています。今回のブログでは9/1516に開催された秋女レースを中心に振り返っていきたいと思います。東大からはスナイプ級に1艇参加しました。

 

以下レース結果をご報告いたします。

 

30072 平井(2)/高畑(2) 17-15-14-13

合計 59点 15

 

女子インは吹く、という噂どおり1日目は赤旗でAPA掲揚、2日目は軽風かと思いきや午後にかけて吹き上がり、北風オーバーと厳しめのコンディションでした。

 

私にとって今回のレースはスキッパーとして初めての大会でした。入部直後のブログに書いた夢のひとつでもあったので、初レースにいろはと参加できたことは本当に嬉しいことです。レース3週間前、秋女に参加させてもらえることが決まり、本格的にスキッパーとして海に出るようになりましたが、出着艇もままならず強風続きで色んな方にご心配をおかけした気がしますが、練習では同期クルー、スキッパー、先輩クルーたくさんの人と乗艇する機会をいただき、コーチの方にもアドバイスをいただいて、無事レースを完走できたことに感謝です。

 

船をぶつけないこと

ジャストでスタートすること

スピード感を持ったメイントリムと船の角度

 

この3つを特に意識してレースに臨みました。

1つ目。ランニング後の回航での沈はありましたが、ノーケースでレースを終えました。少まだまだ安定しない場面も多く、他艇が近くにいると気になって走りが悪くなってしまうので周りを見つつも自分らしい走りができるように、100%の力を割かなくともスピードを自動的に出すことを目指して、その瞬間ごとに何に何割の頭を使うべきかということを意識してしっかり練習していきたいです。

2つ目。練習を重ねるごとにスタートは奥が深そうだなと感じています。他艇と距離が近いなか、高さを見ながらじりじりと前に出ていって加速するという、緊張感のあるスタートで、コース練では埋もれて上手くスタート出来ないことがほとんどでしたが、レースで少し感覚をつかむことができた気がします。精度をあげてスタート後のスピードにしっかりつながるようにしていくことが課題だと思うので、集中したスタート練を重ねていきたいです。

3つ目。すごく大事で基本的なことだけれど、すごく難しいことだなと痛感しています。まずは自分が今速いのか遅いのか、止まっているのかに気づく感覚を養うことから始めていきたいです。よく風に合わせてメインを引いてくるときくので、たくさんメインのかたちを見て覚えていきます。

 

初レースは思い通りにいかないことだらけでしたが、たくさんの収穫が得られて本当に良い経験になりました。サポートしてくださった方々本当にありがとうございました。まだまだ未熟でこれからなので根気強くヨットに向き合っていきたいと思います。これからもよろしくお願いします!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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