今朝の記事です。医療費のわからなさについては、少し書きましたが、領収書にきちんと明細を書く、これはごくごく自然なことだと思います。中国新聞の記事では「時間がかかる」と患者が発行を希望しない場合には意向を尊重するなんて怪しいことが書いてあります。
医療費を計算するには、技術料や検査料、薬剤費などを積み上げていくのですから、領収書を出すのにそんなに「時間がかかる」とは思えないのですが。
診療明細書、全患者に無料で…10年度義務づけ
2010年度の診療報酬改定を議論している厚生労働相の諮問機関「中央社会保険医療協議会(中医協)」は5日、患者が受けた医療の詳しい費用の内訳がわかる「診療明細書」を、原則として全患者に無料発行するよう医療機関に義務づけることで合意した。
例外を除き10年度から実施され、医療の透明化が一歩進むことになる。
診療明細書は、医療機関が健康保険組合などに医療費を請求する際に作成するレセプト(診療報酬明細書)と同等の詳しい内容。受けた診療の単価だけでなく、検査や投薬の中身が記録されている。
全患者への無料発行が義務づけられるのは、レセプト請求を電子化している全医療機関。厚労省によると、病院と調剤薬局の9割、診療所の半分が当てはまる。
(2010年2月5日13時00分 読売新聞)
精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本 大熊 一夫 岩波書店 このアイテムの詳細を見る |
注文した本が届きました。これから読むところです。
日本で精神科病院だけがなぜ、総合病院と別個にこんなにたくさん作り続けられてきたのか…。
ここらあたりに、これからの在り方を考える道があるのではないかと思います。(偉そうにいうとるなあ)