今日の朝刊、サザエさんを探してで 男女の定年差別裁判を起こした日産自動車の中本ミヨさんのことが紹介されていました。
69年に定年解雇の無効を求めて提訴、最高裁で勝訴、定年差別が確定するのはなんと81年だそうです。もちろんご本人は年齢を超えているので職場復帰には至らなかったとか。
障害者福祉にしても、高齢者福祉にしても もちろん生活保護も 様々な先輩たちの長い長い取り組みで今の制度ができてきていることを改めて感じる必要があるなあ…と思います。
そういえばこの国で女性の参政権が認められたのは、敗戦に伴ってポツダム宣言を受託してのちのことだそうです。
http://www.freelifec.com/senkyo/senkyo3.html
現代では、当り前にある選挙権。
しかし、私たちに与えられた一票はただの一票ではありません。先人たちが、命を懸けて闘い勝ち得た、血と汗と涙の一票です 選挙権というものは、それだけの重みがあるべきものなのです。赤紙が来たら、有無を言わさず戦地に赴き、人殺しに加わる。
そんな時代もあったこの日本での選挙権。
今は、私たちが、私たちの手で、私たちの代表を自由に選べるのです!
「一人の力では何も変わらない」と考える人がいるかもしれませんが、一人一人が声を上げれば、私たちはムーブメントを起こすことができるということも、先人たちが証明してくれています。
現代の日本に先人たちの努力が胸に響いている若者がどれくらいいるのでしょうか?
本来ならば、棄権などできるはずないのです。
人間の尊厳をはっきりと示す時代を築いてくれた先人たちの思いを受け継ぎ、意思表示の一票を投じましょう!