降って来るもの

写真と散文とぽえむ

心言蒐ⅩⅥ

2020-10-01 17:28:39 | 詩22

 

心言蒐ⅩⅥ 口承

 

無縁のヒトとヒトが

僕の詩を介して交差することも有る

 

それは否応なしの契りだけれど

僕はその発信基地として

些かの自負と

細やかな歓喜の漣に出合うのだ

 

僕のUtaの調べが

誰かの胸でメロディーを奏でるとき

その音響は密やかに時空を廻り

誰かの糸に寄り添い集う偶然もある

 

その至福の読経が

見知らぬanata方の耳朶を幽かに擽り

混声のハーモニーは

共鳴する音叉を求め

更に中空の高みを亘って行くのだ

木犀の香りのように

 

 

 

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朝霧の後先

2020-10-01 07:26:04 | 風景

~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

あの炎夏の日々がまるで夢幻のように感じる移ろいの早さです。

よく冷え込んだ今朝も遠くの山並みは朝霧に霞んで・・。

10月,神無月,Octoberの最初の日に相応しい風景を醸してます。

朝早く「白い太陽」が現出。ある密度以上の雲量がないと危険な撮影。

年に何度かの撮影チャンスに恵まれましたよ

      

      

霧が晴れてゆくと・・

何時もの風景に戻って、ヒトも街も、あらゆるinochiが動き始めます

            10/01 07:37 まんぼ

 

 

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心言蒐ⅩⅤ

2020-10-01 05:30:45 | 詩22

心言蒐ⅩⅤ 海綿体

 

万面に柔らな眼差しを

万方に鋭敏なる視線を

万禍に静謐の揺蕩いを

天上天下に万策の感心を

空海に秀逸の万慮を

縁糸の触手に万感の温もりを

有無の斑に千万の風穴を

万情を錬成し,万思を戦がせ

万筆を握って,心言を蒐集し

然る後にこそ

僕の万個の海綿体よ

凝り凝りに漲るべし!!

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