心言蒐ⅩⅦ 附与
体中の熱源を
喪失してゆくことの
哀しみと儚さ
それも
直ぐには気付かせない程の
周到さと綿密さと
仄かな違和感さえ抱かせぬ程の
繊細さと何気なさで
やがて
暫くの無為の後で
苦い悔恨と懺悔を道連れに
否応なく情感を泡立て
心魂を揺さぶる
そういう
難解な経緯を重ね
人は誰にも知られぬ間に
老いを極めてゆき
人の誰もが
永遠の別離のピリオドを
粛々と附与されるのだ
心言蒐ⅩⅦ 附与
体中の熱源を
喪失してゆくことの
哀しみと儚さ
それも
直ぐには気付かせない程の
周到さと綿密さと
仄かな違和感さえ抱かせぬ程の
繊細さと何気なさで
やがて
暫くの無為の後で
苦い悔恨と懺悔を道連れに
否応なく情感を泡立て
心魂を揺さぶる
そういう
難解な経緯を重ね
人は誰にも知られぬ間に
老いを極めてゆき
人の誰もが
永遠の別離のピリオドを
粛々と附与されるのだ
~~~ヾ(^∇^)おはよー♪
「ふるさと行」の光と影の沿線を辿って、還るときには何時でも(毎回の思い出列車の客)の気分に成って、終着”金銀モクセイ”駅で下車します
国道を左に折れて2.5キロ、ふるさと行は山間の木立を縫うように標高650mの寂寥の故郷へと丸ごと僕を運んでくれる。
其処は、魂の別天地、休み処
ポツンと一軒家ならぬ”ポツンとひと塊りの集落”の中の無人の”ポツンと一軒家”へ。
木犀の好きだった母が亡くなって12年目の夏が過ぎて、大木になった金と銀のその木から昔の儘に懐かしい香りが周りに溢れる。
褒める誰もが消えてしまっても、唯花は咲く。其処に亡き人の魂の幾片が留まっているように・・
モクセイの木にこんな風に居るのか?
こんな姿か?
答えは風と雲の中だけれど・・
10/06 06:15 まんぼ