降って来るもの

写真と散文とぽえむ

幻日

2021-01-11 20:48:06 | 詩22

                         幻日

 

風景の刹那を切り取るlensのように

胸の陰翳の瞬きを宿すkotoba探しの旅

 時間という現実と

 tokiという夢現と

二つのスクリーンを重ね合わせながら

終点の見えない時間の夢幻を歩く

 天秤の受け皿のinochiは

 いつでも上下に微動しながら

人生のbalanceを絶妙に操り

 その道程を肯うように

幻日は

何時でも僕の頭上に確かに在る

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墓碑銘のように

2021-01-11 05:13:46 | 詩22

 

墓碑銘のように

 

ひとりひとりの

それぞれの旅のシナリオには

やがて

何某かの冠が授けられる

厚くても薄くても

 大きくても小さくても

長くても短くても

 裕福でも貧困でも

困難でも安逸でも

 plusでもminusでも

順風満帆でも波乱万丈でも

 悲哀でも成就でも

華麗でも質素でも

 多弁でも寡黙でも

長大でも些少でも

 etc,etc,etc,

千万通りの脚本が生まれても

それは何時か

それぞれの縁の誰かの胸で

物語のスケールや交交のStoryに応じ

如何に生きたか!の証のように

相応しい光輝を纏わせ

その旅の顚末記の最初の扉に

それぞれのinochiのタイトルが刻まれる

墓碑銘のように・・

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