降って来るもの

写真と散文とぽえむ

Shutter

2021-01-25 22:07:55 | 詩22

 

Shutter

 

何を狙うのか

何処を切り取るのか

何を伝えるのか

 写真は刹那の芸術だから

その機微に対応できる能力と

手に入れる為の心の仕様書が要る

 誰も一度一度のshutter音を

そんな意識で聞く訳ではないけれど

comma何秒の世界で起こることに

永遠のinochiを吹き込むには

 やっぱり

そんな風に張り詰めた心構えが要る

 

斯く云う僕のが

一級品だとはとても胸張れないけれど

対象に真向かう心身は

確かにその基本を踏襲し無我夢中になる

 

            01/25 10:24pm 万甫

 

 

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満たされて

2021-01-25 14:01:22 | 風景

待ち焦がれた青空が戻ってきた

心は

aoの許へ昇ってゆく

inochiの水が、蒼い粒子を含む

蒼は根源のiroかも知れぬ・・

空の眼差しに魅かれて

消え残るmizutama達のSprechchorを聴く

anataへ、碧からの贈り物だ

 01/25 2:00pm 万甫

 

 

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恋しくて

2021-01-25 06:06:05 | 詩22

「恋しくて・・」

三日,雨が降った

四日,蒼は現れない

雨雲は重たい

muneが湿る

恋しくて・・

 

 

      「秘密の隘路」

 

其処に姿は無いけれど

いつでも

ほんの近くで呼吸ikiを感じる

 余計なものを削ぎ落し

 余分なものを篩い落とし

 余情を剥ぎ取る・・

たった一つの器官に凝縮すると

曖昧模糊の施錠が外れ

其処に覗く幽かな隘路を通って

 僕の想いがanataに届く

 

アナタは知る由もないけれど

逢いたいと願えば

 胸奥の秘密の手続きを経て

可能性を成就できる

 

幾万日もの日日を費やして

とうとう手に入れた

それが魔法の隘路

 

              01/25 06:26 万甫

 

 

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