凡庸の探索
あの頃には,きっと
間違いなく厖大に有った,生きる手段を
少しずつ,喪失してゆく切なさ
厖大な組織の結束が
錯乱してゆく戸惑い
幾兆の細胞が
我を忘れてゆく慄き
己という器の空無に
安住してゆく畏怖
呼び掛けて戻らぬ,沈黙の虚空
放置される,潤いの飢餓よ
如何に・・
因果応報を知らぬ凡庸の
要諦なき探索は
それでも,続く
心身を灰燼に帰す
その日,その時まで・・
凡庸の探索
あの頃には,きっと
間違いなく厖大に有った,生きる手段を
少しずつ,喪失してゆく切なさ
厖大な組織の結束が
錯乱してゆく戸惑い
幾兆の細胞が
我を忘れてゆく慄き
己という器の空無に
安住してゆく畏怖
呼び掛けて戻らぬ,沈黙の虚空
放置される,潤いの飢餓よ
如何に・・
因果応報を知らぬ凡庸の
要諦なき探索は
それでも,続く
心身を灰燼に帰す
その日,その時まで・・
※ほぐし地蔵は呟く・・”ひとりじゃないよ,どんな時も”「結」
◎野辺のFriend
一人じゃない幸せ
笑顔に出会うふくよか
万物と交わって
inochi運ぶ豊穣よ
喜びのUtaの種は
其処此処で息衝く
徒然想Ⅰ
待ち時間がある
待つ時間がある
幾度も,何度も
待てる時間が有る
待てない時間が有る
その海に
削ぎ落してゆく情感
yurariyurari
いつか,骨になる
徒然想Ⅱ
今日は今日の
此の時間は此の時間の
其其の
一回限りの移ろい
夫夫の
集大成の道行に
擦れ違う人,触れ合える人
こころ交わらせる人
それぞれの時間を
fuwarifuwari
蝶のように,幻の天空をゆく
一個の影法師
ん、食パンマンか・・?
徒然想Ⅲ
アトランダムに,切れ切れに
過る幻想
お陰で,僕は眠れない
yurarifuwari
浮遊する中空・・
徒然想Ⅳ
速やかに
交差し交感する時間
僕は,何処に居る
僕は,何処へ?
soyorisoyori
TOKIの旋風に紛れて・・
徒然想Ⅴ
語り掛けてくる言葉がないか
零れ落ちたkotobaはないか
詞の伝言が聞こえないか
languageの塊りはないか
語の連珠は生まれていないか
ときおり
胸に染入ることば探しの
短い短い
邂逅の旅に出る
そうして,しみじみ
それが僕の,もう一つの
”inochi”の漂泊だと知る・・
01/03 05:50:05 まんぼ