降って来るもの

写真と散文とぽえむ

三世の鑿

2021-01-29 21:03:22 | 詩23 鄙の

※薄雲が月の上を通り過ぎる・・

 

三世の鑿

 

どんな風に時間を手繰ってみても

手持ちの容量は

内容とは無頓着に

在庫を減らし続ける

 

変えられないのは

未知の未来と同じように

想像と仮定の残余のinochi 

便宜のtimeに置換された三世は

ただその分限に向かって

音もなく現世を刻む

 

どんな風にタイムを消費してゆくのも

天晴な自由なのだが

その刹那が

その瞬間が

再びは無いのだと

一つ一つの今が

一刻一刻のinochiを削ってゆく鑿なのだと

理解して鑿を持つ者は少ない

 

三世とは

誕生した全てのinochiが

四苦八苦して亙ってゆく現実

 

※雲が切れたぞ!!

 

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宛てのない・・

2021-01-29 14:16:54 | 詩23 鄙の

朝の気温零度。澄み切った大気を通してみる夜明け前の空は、それはそれはステキな色合いでした

夜が明けるとビュービューと寒風が吹き荒び、真冬の厳しさを体感。

身もココロもギュッと引き締まる感覚。

宛てない未来から思いがけないプレゼントが届きそうな・・

       

          宛てのない

 

宛てのない何かを 待つことは無いですか?

 アノ人からの恋文のような

大吉からの賞品のような

 気懸りが水に流れたような

痛みが嘘だったような

 

宛てのない何かを 心待ちにして

それを エナジーに変換している人は 居ませんか?

 真冬の場違いの暖かさのような

アノ人の天使の笑顔のような

 孫との抱擁のような

さり気無く嬉しいを貰ったような

 

宛てない未来からのプレゼントを 

明日への縁にしている人は 誰ですか?

 些細でも 束の間でも 他愛なくても

例え刹那でも

 それは

待つ優しさからしか生まれない

待てる余裕からしか生まれない

 ステキなもの想いですよね

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杜の木洩れ日

2021-01-29 06:00:54 | 風景

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 季節は”三寒四温”に添いながら少しずつ移ろう。差し詰め今日からは”爆弾低気圧”の影響で三寒の最初の冬日が始まりそうだ。シベリアの寒気は北から降りてくるので、再び日本海に添った地方で吹雪になるという予報。もう直ぐ其処に「立春」、それぞれの地方のそれぞれの皆に大きな災いが起きませんように・・。

 この間の四温の或る日に、神社の杜で見つけた穏やかな”木漏れ日”を

光る木の葉のブローチ

不思議の国

     

こんな刹那の切り取り方、大好きなんです

     

光の歓声が聴こえてくるようで・・

皆さんにもボクにも、恙ない一日が巡ってくれますように 06:20 まんぼ

 

 

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