まだ2月半ばというのに、ツクシ(土筆)が出ていました。
春、3月から4月ころ頭を出すのが普通のようです。
冷たい風の当たらない、暖かい場所のようでしたが、この時期に出るとは驚きました。
この2枚の写真は同じツクシです。 もう頭を出してから何日か経っているようでした。
敷地内の数か所で頭を出していました。
安佐北区落合5丁目12番角です。
小さな祠が2つ並び、その前は広場になっています。この祠は、「亥の子(いのこ)さん」と呼ばれているようです。
ツクシは、右側の物置の手前、アルミの柱の周辺に出ていました。
この祠は、かつて別々の場所で祀られていたが、
廃仏毀釈(幕末から戦中にかけて行われた仏教排斥運動)の際、難を逃れるため一緒に隠されていたとのことです。
火の神様で、上段(向かって左側)が女神で、下段が男神とのことです。(中郡古道散策地図(落合・口田編)より)
日当たりがよくて、三方を道路の法面や塀に囲まれ、風が吹き抜けたりしない暖かい場所でした。
こんな暖かい場所なので、2月というのに、ツクシが頭を出したものと思われました。
「亥の子さん」、「火の神様」のいわれや結びつきについてはよく分かりません。
ともあれ、神様と早いツクシとは関係ないようです。
なお、昨年も(2月28日)、ここで初めてツクシを見つけていました。 → http://blog.goo.ne.jp/tomi153713102014goo/d/20140228