四季折々

~感じるままに~

クチナシの実の思い出

2020-12-29 07:50:20 | 写真・花
クチナシの実と出会いました。
何十年ぶりかに、しみじみと見つめました。
たくあんを漬けていた母の姿が浮かんできました。

   

   

   
昔、我が家の庭先にも1本のクチナシがありました。
こんなに立派ではなかったものの、春には白い花が咲き、秋にはこんな実がなっていました。

小学何年生頃だったか、母が大根を漬けていたので「なんで黄色に変わるのか」聞きました。
すると、カラカラに乾いた種のようなものを見せ、クチナシの実を入れることを教えてくれました。
たしか砕いて入れていたと思います。
昨日夕方散歩中、この実と出会って、真っ先にこのことが浮かんできました。

母は5年前の10月に、96歳で天寿を全うしました。
奇しくも昨日、お寺さんから、「来年は七回忌を迎える」旨の通知(手紙)を頂いていたのです。
不思議ですね。クチナシを使って母が「お寺さんへの連絡を忘れなよ」と言ったのかも知れません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする