連日の猛暑日の中、盆がやって来ました。
広島の盆といえばこの灯ろうです。 広島の夏の風物詩の一つです。
早朝ウォーキング中、自宅近くの円正寺の墓地沿いの道を通ってみました。
まだまばらでした。今夕には墓地全体がど派手に飾られるものと思われます。
白い灯ろうは、この一年に亡くなられ初盆を迎えられた方の墓に供えられます。
私も昨朝、白い灯ろうを持って母の眠るお墓にお参りしてきました。
朝早くから灯ろうを持ってお参りされていました。(6:00頃撮影)
この「盆灯ろう」は、広島地方(安芸門徒)の特徴的な風習です。
江戸時代の広島城下、娘を亡くした父親の話に由来するそうです。
「亡くなった娘のために石灯籠を立ててやりたいと思っても、そのお金がなく、
竹をそいで紙を貼り、それを灯籠として供えたことから始まり、城下に広まった」とのことです。
ただ、最近は、申し合わせにより、立てないこととしているお寺が増えているようです。
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