囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

平和への願いを込めて!

2015-12-13 21:22:13 | 日記
今日は私の誕生日祝いを兼ねて、子どもや孫たちと「望年会」をしました。子どもたちも忙しいので、夕食を兼ねてのBD祝いでした。



一番小さな孫が来年高校受験、その他は、大学生、社会人となりました。

一番喜んだのが私の95歳の母親です。



孫にエプロンをかけてもらい、みんなに負けずにお料理を食べていました。

年甲斐もなく、お誕生日祝いの品ももらいました。



登山用品の防寒ウエアーで、私が一番欲しかったものです。
その際、孫たちも大きくなったので、自分の考えを少し話しました。

 1 お陰様で、78歳になりました。
 2 戦後70年、8歳の時に敗戦を迎えました。
 3 8歳までは戦争を体験しました。でも、戦後、70年は戦争体験をせずに過ごしてこられました。
父親は徴兵で海外に行きましたが、運よく、元気に帰ってくることが出来ました。
 4 戦争中は、母親の実家に「縁故疎開」しました。東京の住んでいた家は疎開後、空襲で爆撃され焼失しました。疎開しなかったら、命さえな かったかも知れません。
 5 戦後、戦災で何もなく、小学校は2部授業でした。学校にはオルガンが一台あっただけ、習字の道具もなく、新聞紙で書写を習いました。
 6 食べるものもなく、味噌汁の具にはサツマイモの葉も使いました。
 7 日本人 310万人、アジアの人 2000万人以上の犠牲者を出した反省から平和憲法が生まれました。
 8 しかし、その平和憲法に反して、戦争をできる国にしようとの動きが安陪政権で強まっている。
 9 憲法9条に反して、オーストラリアに潜水艦を輸出し、広島・長崎の原爆被害、福島の原発事故の反省もないまま、原発技術をインドに輸出しようとしている。
10 国民の反対を無視して戦争法案を強行採決したので、これからは国民が戦争に巻き込まれるのが現実的になりそうだ。
11 8歳までは戦争を体験したが、戦後70年は戦争を体験しないで来た。 しかし、これからは国民が戦争に駆り立てらるる日が間もなく来るかも知れない。
12 戦争には誰も行きたくないだろう。しかし、非正規雇用を拡大するなど、格差社会が益々大きくなり、経済徴兵で貧しさ故に「軍隊」=自衛隊に入らざるを得ないひとが増えるだろう。その先は、殺す、殺されるの戦争が待っているだろう。
13 そんな事にならないよう、「戦争法廃止」などの運動にかかわっているが、みんなも世の中の動きをよく見て、戦争をする国などにならないようにして欲しい。

 などと話しました。3分の約束でしたが、5分以上しゃべりました。でも、おじいちゃんの話として、みんな静かに聞いてくれました。
 どれだけ理解してもらえたかわかりませんが、ニュースなどを見たり聞いたりしたとき、少しでも参考になれば・・と思いました。

 子や孫、みんなに祝ってもらった78歳の誕生日祝いでした。
コメント
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