私は、、埼玉県民ですから東京都知事選挙の選挙権はありませんし、とやかく論評する資格もないかも知れません。でも、今回の都知事選挙の経過を見ていてイライラいました。その原因は、小池、増田陣営のことより野党4党が支持した鳥越陣営のことです。そんな私の気持ちを短い文章でキチンとまとめたものが、東京新聞8月3日付け朝刊の「本音のコラム」の斎藤美奈子さんの文章でした。
私は、野党4党が推した鳥越俊太郎さんが惨敗した経過をキチンと述べています。私は全くその通りだと思います。私の知るわずかな友人・知人の中で、「鳥越さんが候補としてふさわしい」と全面的に支持する人は皆無でした。それと同時に、「なぜ、宇都宮さんでなかったのか?」と言う声を多く聞きました。その声は、長時間労働や非正規雇用、格差や低賃金で苦しむ現役で働いている方々からの声でした。私も、当初から宇都宮さんに期待していた一人です。
斎藤美奈子さんが最後に述べているように、アベ暴走政治を止める為、この惨敗の結果を厳粛に受け止め、野党も市民団体も、私たちひとりひとりも、しっかりとした総括をし、新たなスタートを切って欲しいと思います。