囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

これでは? 日本の囲碁界

2016-08-21 09:29:34 | ざる碁が趣味

50年以上も前に通った夜間大学時代の学友との囲碁会が今でも続いています。家庭の事情で私は参加する機会が少なくなりましたが、昨日は久ぶりに出席しました。

参加者は、6人と少なかったです。私は、指運がよく、4局打って4勝でした。終われば、ビール、酒で懇親会です。会場を提供していただいているKさん宅の居間にはこんな額が飾ってありました。

Kさんは日本棋院の5段の免許を持っているのです。これはかなり強い方と思いきや残念ながらそうでもありません。

kさんには、私が白で、3子置かせて打っています。さすれば、私は、「8段」と言うことになります。私にはとてもそんな実力はありません。ネットの囲碁対局の国際基準からすると、私はせいぜい、1級ないしは初段です。2段の実力はありません。

要は、日本の囲碁界の段位に認定が甘すぎるのです。日本棋院は有料で段位の認定をしています。その認定料は、段位が高くなるほど、払い込む料金も高くなります。つまり、高い段位を認定すればするほど、日本棋院に高額の認定料(営業収入?)が入る仕組みになっています。営業政策の一環として、インフレの段位を認定しています。

こんなことが日本の囲碁界をダメにしている原因のひとつかも知れません。

昨夜も5段の免許状が飾ってある部屋で、美味しい料理と美味しいお酒を沢山いただきました。目くじら立てず、楽しいひと時が過ごせたので、アマチュアらしい囲碁会で良かったのかも知れません。

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