９６歳の私の母親は、年々、歩行が困難になり、現在は我が家の屋内でも、ベットのパイプをつかんだり、壁につけた手すりをつかまってのツタイ歩きがやっとです。屋内でも、ステッキが離せません。屋外では、シルバーカーを使って、やっと歩行しています。
今日は、母親を連れて、月１回の診療所の診察を受けに行きました。軽自動車への乗降も踏み台を使い、他人の手を借りなければなりません。
診療所での診察では主治医から「私が診ている患者さんの中では、最高齢なので、１００歳まで頑張って！」などと言われ気をよくしていました。でも、今日の東京新聞の介護縮小」の記事の解説の図です。
介護保険制度の見直しで介護の中身がドンドン縮小されそうだと政府の方針を説明していました。
母親は要介護２ で福祉器具では、ベット、シルバーカーなどをレンタルで利用しています。しかし、レンタル料が介護保険を利用しての １割負担が外され、政府の方針では、全額自己負担になるそうです。
介護保険制度が長続きすることを前提に、保険料を払ってきたのに、ある日、突然、制度が改悪され、保険給付が受けられなくなる これは世間一般では「詐欺」というのではないでしょうか？
さすがに、母親も「これでは約束が違う。ペテンのかかったようだ」と怒っていました。こんな政府のやり方をやり方をみんなの力で、なんとしても止めねば と思いました。
