今日は原発事故で放射能から逃れ、避難生活を送っている福島の女性たちのドキュメンタリー映画を見に行きました。
「2011・3・11 あれから7年」飯館村と双葉町の福島の女性を描いたドキュメンタリーでした。
「飯館村の母ちゃんたち・土と共に」(95分)と「原発の町を追われてⅢ 双葉町・或る牛飼いの記録」30分の二本を一挙上映したので長丁場でした。
ここに映し出されていた女性たちはすこぶる明るく、まさに「笑ってねえとやってられんねぇ」の肝っ玉母さんでした。
映画上映の後、出演者の菅野栄子さん(飯舘村)、鵜沼ひさえさん(双葉町) 監督のひとり 堀切さとみ監督の3人の対談もありました。
会場は満席の240人が来場しました。このうち、福島支援味噌の里親プロジェクトの方々が40人もいるとのことで驚きました。原発事故のために故郷を追われた方々は 7年を経過した現在も厳しい状況のおかれていることを改めて知りました。帰るに帰れないふるさと、避難先での言われなき偏見と差別、被爆牛を飼い続ける牛飼い、福島原発事故・刑事裁判での被告人の不遜な態度など「原発事故をめぐる今」を勉強させてもらいました。
これからも所沢に地で、「さよなら原発」の運動をねばり強く続けて行くこうとの思いを強くしました。