呼吸器疾患に罹っている連れ合いの患者会に同行しました。間質性肺炎が判明して間もなく丸4年になろうとしています。在宅酸素の生活を余儀なくされて以来、患者会のみなさんに励まされながらの生活です。
患者会の総会でした。総会と言っても10人余りのこじんまりした集まりです。会員にはなっているが総会の会場まで来ることができる会員は五分の一位です。連れ合いも液体酸素ヘリオスの子機を携行しての出席でした。
昨年度の活動の反省とこれからの活動について話し合いました。この患者会は保健所のスタッフが仲立ちして発足したようです。今、保険所はどこも広域化で統廃合され、スタッフは患者会に関わる余裕もないようです。会員は在宅酸素の方ばかりですので、介護保険も利用しています。しかし、昨年度以来、みなさん介護の認定が1ランク引き下げられているそうです。在宅酸素で酸素ボンベを引いての生活でも介護認定は「要支援」の方が多く、呼吸器疾患の人への認定は厳しすぎると異口同音に言っていました。
医療も、介護も、身体障碍者への救済も年々、切り下げられるばかりで辛いです。一方、国有財産を8億円も値引きしたり、高額な武器をトタンプさんの言いなりに買うなど、国の政治は国民に目を向けていない と不満の声が相次ぎました。
そんな時だからこそ、患者会も会員同士励まし合って病気に立ち向かっていきましょう と申し合わせました。