隣の街で開かれたPeace Forever IN 狭山 の集いを聞きに行きました。
そもそも無知な私は、この集いをPeace Flower と思い込んでいたのです。「平和と花」のネーミングに違和感を感じていました。どうも、狭山の平和をいつまでも・・・みたいな意味のようです。プログラムに従って出演した方々を紹介します。
新日本婦人の会コーラスポケット です。知り合いの方が何人かいます。街(狭山版)が良かったです。自分たちの街を愛する気持ちがよくあらわれていました。来年は30周年の記念公演を予定しているそうです。
男性9人を加えてのジョイント?演奏。このうち8人が友人です。We shall overcome が良かったです。男性の声が素晴らしく、混声合唱の良さが際立っていました。
腹話術です。演者はあえて「福話術師」と表記していました。赤鬼のキシロ―君がギターの伴奏で「イマジン」を歌いました。もう一人の人形の「花さけ!音頭」ととても楽しかったです。
狭山星陵高校合唱部の方々です。高校生がこのような舞台に立つことに感激しました。発表曲は、年寄りの私には初めて聞く曲ですが、透き通った素敵なハーモニーでした。
フオークソング世代の元若者たちです。フオークソングメドレーも「我が大地の歌」も聞きなれている曲で安心して聞けました。メンバーは私より10歳以上若いのでしょう・・・。
朗読グループです。公民館で「平和への祈り」朗読会などを開いているそうです。戦争で次々に子どもを戦死させてしまった母親の気持ちを「桐木」に託してその気持ちを表現していました。私の叔父も海軍で戦死してるだけに心がつまされました。
南米の民族楽器のケーナなどの演奏団体です。底抜けに明るい演奏です。コンドルが飛んでいく 以外はみな同じような曲に聞こえましたが、会場と一体となった楽しい演奏でした。
最後に「狭山市平和都市宣言」を高校生が読み上げました。平和宣言が発表されて、今年が30周年になるそうです。改めて、若い人たちが読み上げた平和宣言は市民全員の平和への気持ちそのものです。
宣言を読み上げた後、新婦人コーラス、星陵高校合唱部の方々と会場のみなさんで「青い空は」を歌いました。高校生はみなさん楽譜を観て歌っていました。でも、若い人たちに「青い空は」を歌えるひとが増えることはとても素晴らしいと思いました。
狭山市の人口は、私の住む所沢市の半分です。でも、平和への気持ちを一つに、いろいろのジャンルの団体が集う姿に私たちも大いに学ばなければ…と思いました。残念ながら私の知る限りでは、所沢にはこうした集まりはありません。
実行委員会のみなさんの努力に改めて敬意を表します。
来年もぜひ行ってみたいと思った集まりでした。