呼吸器障害も持つ連れ合いと「呼吸器障がい者の会」主催の「いきいき教室」に参加しました。隣の市にある呼吸器疾患の患者会ですが、連れ合いが難病になった5年前から参加しています。
会場に行くと建て替え中の隣の敷地にある桜の大木が台風15号のため、駐車場に倒れ掛かっていました。
春はいつもこの桜の木の下で、お花見をしていました。来年のお花見が心配です。
「いきいき教室」には暑い中、10人余が参加しました。
酸素ボンベを引っ張ったり、患者の人たちはここに来るまでが大変です。
今日は、呼吸器リハのためのストレッチの実習です。
理学療法士のA先生が、ボールを使ったりしてストレッチの方法を教えてくれました。冒頭、A先生は「ここに来たこと自体が立派なリハビリです。外に出ず、家の中に籠っているのが一番良くないです」と述べました。小1時間、椅子に座ったままストレッチをしました。
一休みした後、私のアコ伴奏で、「赤とんぼ」「虫の声」「浜千鳥」「里の秋」を歌いました。久しぶりに歌をうたったと喜ぶ方もいました。
その後、各自の近況報告でした。
「家でイジイジしていましたが、ここに来るとひとりじゃない と思えとても励みになる」「母を亡くして落ち込んでいたが、いつまでもそれではいけないと思い、ここに来てよかった」など、患者会がみんなの励ましの場になっていることを実感しました。
また、同席した酸素の業者の方が「台風で、千葉県では大規模な停電が起き、患者さんを守るのが大変だが頑張っています」との報告もありました。
秋には日帰りのバス旅行に行こうとの計画も出て、元気でみんなで参加しよう と申し合わせました。
連れ合いも液体酸素の子機を持ってこの患者会に参加し、みなさんと一緒にストレッチなどをしていました。
連れ合いにとっても患者会は励ましの場になっています。