「学童疎開展」が東京・赤坂で行われているので見に行きました。そのついでと言っては仏さまに申し訳けありませんが、妹のお墓参りをしました。
菩提寺は東京下谷です。
妹は21年前に61歳で亡くなりました。両親よりも早く亡くなりましたので何よりも本人が一番心残りだっただろうと思います。
赤坂の区民ホールでは「学童疎開展」が行われていました。
私の目的は、8月に行われる「所沢平和のための戦争展」に借りることが出来る資料があれば・・・との思いからです。
「学童疎開資料センター」の主催です。学童疎開を体験した人はもう90歳近くになっています。
私も小学校一年生の時に疎開しましたが、「縁故疎開」で母親の実家でした。展示は主に当時小学校高学年の「集団疎開」の方々の記録でした。
集団疎開の子どもたちの「家に帰りたい」と言う思いを絵本にした小島義一さんの原画の展示が主たる目的でした。
戦争は兵士だけでなく、女性や子どもも巻き込んで悲劇が繰り返されます:
この展示のことが昨日、NHKテレビとラジオで紹介されたため反響を呼んだようです。でも、来場者は学童疎開の体験者ばかりのようでした。
学童疎開を記録したDVDも上映されており、初めて会う方々が当時の体験を交流し合っていました。
原画もDVDもお借りできるようですが、所沢の戦争展の実行委員会に持ち帰ってよく相談しようと思いました。
今日は「沖縄慰霊の日」です。にもかかわらず、為政者は日本を再び戦争できる国にしようとしています。今、参議院選挙の最中です。こんな政治を変えるために立憲野党の躍進を望みたいと思いました。