連れ合いと一緒に蔵の街栃木市に行きました。
働くものを彫り続けた館画家鈴木けんじの作品を見るためです。
賢二の孫や100歳違いのひ孫たちも関わり100年の単位で同時代を生きるが如く企画された作品展です。友人やアーティスト、音楽家などと、コラボした大きな企画でした。
私たちはその内の作品だけを見に行きました。
鈴木けんじの娘さんが連れ合いと同じ職場であったことから現役時代から鈴木けんじのことは聴いていました。
作品の説明をする娘さんとそれを聞く私の連れ合いです。の作品の中で私が一番印象に残ったのは「署名」と言う作品です。
今日見た作品の中で印象に残った2作品です。
原爆のヒバクシャの渡辺千恵子さんを描いたものです。
もう一つは、版画絵巻 世界を平和に の版画パネルでした。
第4回原水爆禁止世界大会の会場に展示されたものです。
絵巻の下には、それを見た世界の方々がサインをしたものです。
貴重な作品ですが、経年で痛みも激しく今後の保存が課題のように思えました。
鈴木けんじの生きざまとその作品に触れたとても意義深い一日でした。
そして版画を通して働く者の権利を守り、平和を築くことの大切さを学んだ作品展でした。