昨日の夕方、大雨、落雷そして停電が起きました。停電は幸い1時間弱で復電しました。
どこの家庭でも停電は困ります。しかし、我が家では停電が連れ合いの命にかかわるからなおさらです。
連れ合いは間質性肺炎で医療用の酸素を使って生活しています。
自宅にいる時は、家庭用の電源から濃縮酸素器を使って酸素を補充しています。
これが酸素濃縮器です。白いパイプを通して鼻から酸素を吸入しています。睡眠時も含めて、24時間です。ホースの長さは10m位です。1階のどの部屋でも届くようにしています。
停電すると、この酸素濃縮器が使えなくなります。従って、命にかかわります。
そんな時には外出用の酸素ボンベを使います。
ボンベは電気を必要としません。でも、家庭では酸素の補充は出来ません。使い切ったらおしまいです。
そんな時にどうするかが問題です。
こちらも酸素濃縮器です。
家庭用100Vでバッテリーを通して酸素を濃縮します。停電の時はバッテリーが終わればそれでおしまいです。
その場合どうするか? 自家用車に避難します。
シュガーソケット(車内電源)でも使えるからです。
昨日の停電は1時間程でしたので、酸素ボンベで済ませることが出来ました。
災害時など長時間電気が使えないときのことも考えておかなければなりません。
日本各地で災害が起きていますが、いつも自分のこととして考えざるを得ません。悲しい現実です。