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カメラ修理などについてご紹介します。
富塚孝一
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2018新年おめでとうございます

2018年01月02日 17時14分12秒 | ブログ

みなさん、新年明けましておめでとうございます。今年は曜日の関係でお正月休みが短く、明日から仕事始めというところもあるようですね。うちのブログは、年が改まったからと言って何も変わらないのですけど、また頑張ってUPして行きますので今年一年よろしいお付き合いをお願いします。

で、初買い物に出掛けましたら本屋さんにアシェットの「国産名車コレクションvol,35」としてホンダZが発売されておりましたので、かみさんにお年玉で買ってもらいました。モデルは空冷のNⅢ360ベースをスペシャリティー化したモデルで、私は後継のホンダライフベースの水冷モデルを所有していました。私の兄は空冷モデルのPROというタイプに乗っていましたけどね。その後はフロンテクーペを購入しましたのでホンダZの時代は短かったのですが、デザインは今見ても素晴らしいと思います。現在はN360をイメージしたN-ONEが発売されていますが、このZの復刻版が出たら売れると思うのですけどね。

当時の本物のカタログです。この時代にツンとスマしたような洒落たデザインはホンダの真骨頂。なぜ今このようなデザインが出来ないか・・塗色のポップオレンジはホンダZのイメージカラーで水冷モデルにも継続されました。私はパックホワイトの方が好きでしたが、空冷のみにゼロブラックという艶消し黒モデルが存在したことを知らない方は多いと思います。ワックスは掛けられなかったのかなぁ?

超有名な写真ですね。そろそろ航空自衛隊でもやっと退役をするF-4ファントムとのツーショット。本当にカッコいい。当時の若者はイチコロでしょう。モデルのオレンジ色はやや薄めの印象で、カタログの方がイメージに近い。

 

うちに住み着いているホンダZ達。ホワイトモデルは30年ぐらい前に私が作ったプラモデル。右下のオレンジは色が濃過ぎ。一番小さなモデルはNゲージの情景用モデルなので1/150なのかな?

 

最高グレードのGSモデルにはツインカーブレータ、5速ミッション、前輪にディスクブレーキを装備していましたが、ホンダらしい小癪な演出のオーバーヘッドコンソール。なんか飛行機のコクピットのような感じがしました。現在所有のホンダライフ360にも付いています。

例によって保存のためパッケージは開けません。空冷と水冷の外観的な違いはホイルベースが80mm拡大しているので厳密にはドアなどの寸法も違うのですが、特に目立つのがフロントマスク。空冷モデルは画像のように口が小さいのですが、水冷モデルはラジエターがオフセットして搭載されている関係で、冷却効率の問題から金魚の口のように拡大をされています。空冷の方が精悍ですね。因みにインテークグリルは黒塗装ではなくガンメタリック塗装です。モデルは何故かシングルカーブの廉価モデルACTを再現しているためフェンダーミラーは平型となっています。GS用の砲弾ミラーの方がカッコ良し。私のライフも砲弾ミラー仕様となっています。

水中メガネと言われたリヤゲート。新車から数年経過するとガラスのシールドが劣化をして水漏れが発生しました。当時のホンダSFには、検査用のシャワーの設備がありました。ナンバープレート下はスペアタイヤを収納するスペースで分割されたバンパー部分から手前に開閉しました。水冷モデルになるとこのリッドは廃止されて分割されたバンパーの中央部分も無くなりました。スペアタイヤはリヤゲートを開けて直接収納する方式。空冷モデルの方が手が込んでいました。しかし、今より小さい当時の軽自動車規格内で夢を与えてくれる素晴らしい車でしたね。現在このようなスペシャリティーカーが見当たりません。オールドファンとしては寂しいですね。

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