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薔薇の雫



               いっこうに色を変えない
               木の葉に少し不満を覚えて




               なのに・・雨・・
               きっと散る




               色を変えずに
               散りそうな木の葉




               秋の雨はいけない
               などとつぶやきながら




               角を曲がると・・・
               キラキラと薔薇の花




               差してた傘を放り投げ
               時の経つのも忘れて




               薔薇の雫を見続ける

               ・・寒い!!・・




               気付くと
               手も服も濡れて

               もう冬・・冬の雫
               どこか寂しそうな・・

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