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中世の水辺へ



               建物のトンネルを
               くぐりぬける




               突然風景は変わり・・・




               青空の下は
               水辺に中世の建物




               向こう岸は映画の世界?
               現実離れした風景に




               行きかうボートは
               時を訪ねる船




               カボチャの馬車のように
               何百年もの昔に
               連れて行ってくれるのかもしれない




               いや・・・




               衣さへ纏えば時代は変わり
               きっとそこはもう中世の世界




               肌をさす冷たい風は
               時代を超えて香りを運ぶ




               身につけてきた何かが
               一つ一つ剥がれていく気がした







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