goo

春の日のびのびと


             囲いもない芝生のそこここに




             黄色・白・紫のクロッカスが顔を出して




             日差しを受けて輝いている




             小さな芽を出したころ




             よく踏まれずにいたものと




             珍しく禁止の札もなく




             ここを訪ね来る人の優しさに守られて




             育てられたのはクロッカスではなく
             一人ひとりの心だったのかも知れない





コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )