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花のささやき



                  時がたち
                  色を落とし始めた
                  花びらのまなざし




                  花びらは言葉
                  花びらは指先




                  それぞれの思いが
                  色褪せた花びらに
                  あらわれて




                  聞こえてきそうな
                  花の語らい




                  やさしい一片・・




                  メロディーにのって
                  緑の葉に絡まり




                  花の季節の向こうに
                  消えていく




                  慌てて掴まえた
                  手のひらの
                  花のささやき

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史子ちゃんの世界へ



                  いつの間にか
                  なくなってしまったもの・・




                  でもほんとうは
                  なくなすなんてことができない
                  大切なもの




                  そんなものを
                  見つけることが出来る




                  史子ちゃんの世界へ
                  行って来ました




                  金魚の繪子ちゃんの
                  本当に小さなお家
                  出目金のお友達がいて・・




                  「繪子ちゃ~~ん!」
                  どれがあなた?




                  今回のテーマ
                  ゼリーの置かれた
                  テーブル




                  こ~んなに小さいゼリーじゃ
                  いつもだったら絶対いやっ!!




                  でもこれは見るだけで
                  食べられなくても
                  大満足な小ささ!!




                  こんなに小さな
                  蓮やひまわりがあったら
                  本当に面白いのに・・と




                  老眼の私は
                  画像をパソコンで見るまでは
                  本物の姿が
                  わからなかったという
                  細かさ・・・

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一息ついて



                  暑さ続きの日々
                  やっとの曇り日の
                  夕暮れ時の散歩




                  じわっと滲む汗
                  足は緩めずに




                  歩道の脇には
                  枯れ始めた紫陽花




                  その中で
                  今もひっそりと
                  咲き続ける
                  葉の色の花




                  爽やかさを
                  少し感じながら




                  蒸した空気の中で
                  ほっと 一息




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白金の森・ブルーリバー



                  この森の奥に
                  こんなにも
                  青い川があった




                  戻ってくると
                  それが
                  本当だったのかどうか・・と




                  数年前の夏のこと

                  本当かどうか・・と
                  いつかまた




                  また来て見ると
                  青い川は
                  美しく青かった




                  ブルーリバー
                  あの時と変わらず
                  また数年後に
                  流れていくのだろう




                  もう一度
                  この森へ
                  来る日へと




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夏の時間



                  オレンジ色の花びらが
                  くるりと巻いて




                  夏の庭の女王




                  時折やってくる
                  幾種類もの蝶




                  夏の縁側は
                  子供の特等席




                  どこを目指すのか
                  アリの行列

                  いつまでも目で追う




                  そんな風景を
                  ふと気づくと
                  オレンジ色の百合も
                  眺めていて




                  限りなく
                  続くと思えた
                  夏の時間




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花の中で



                  いつも思う・・




                  花を一番
                  愛した頃に




                  これほどの花に
                  出会っていたなら




                  どんな風に
                  思ったのだろうか




                  両手いっぱい
                  花を抱え込んだ
                  花屋さんになりたいと・・




                  それとも
                  こんなに名前を
                  覚えきれないと・・
                  背をむけた?




                  でもきっと・・
                  やっぱり変わらず




                  花の中で・・


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今日も また・・・涼をとる



                  白い乾いた
                  アスファルト




                  逃げ水を
                  追いかけながら




                  車の冷房くらいでは
                  涼しく感じないほどの





                  暑そうな
                  外の風景に負けて




                  暑さ寒さも
                  見た目が大事と




                  やっぱり今日も
                  見た目だけの
                  涼をとる




                  じっと見て!
                  ちょっと触って・・






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暑中見舞い!



                  旭岳ロープウェーを
                  降りると




                  下界の暑さを
                  忘れさせてくれる風景




                  慌てて余分に持ってきた
                  上着が役に立つ涼しさ




                  せめて
                  昨日今日の暑さは
                  少し忘れたい




                  6月下旬
                  まだ雪の残る
                  山の夏




                  暑中見舞いは
                  この位の
                  涼しさを持って




                  土用の丑の日に
                  プレゼントなんて
                  してくれないものかと




                  梅雨明けの日に
                  早くも泣き言・・・暑っ!!




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思い出の中に咲く花



                  ゆかたの白い地に
                  金魚が泳いで・・
                  朝顔が咲いて・・




                  小走りの下駄が
                  カタカタなって




                  時折の風に
                  シッカロールの香り




                  目の前に咲いていた
                  たちあおいの花




                  きれいとつぶやいて
                  立ち尽くしていた記憶・・




                  そんな風景を
                  懐かしく思い出していた
                  二十歳の頃




                  それさえも遠い昔
                  たちあおいの花は
                  いつも・・




                  思い出の中に咲く花
                  懐かしさと咲く花

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富良野・・冨田ファーム



                  ラベンダーとポピーと
                  色とりどりの花




                  畑の片隅に
                  お土産やさんとカフェと




                  ドライのハーブに
                  ソフトクリーム




                  そういえば
                  一昨年来た時の記念は
                  去年お付き合いいただいた
                  カレンダーだった




                  そうかぁ
                  だから・・
                  ついこの間来たような




                  いつも
                  眺めていたような




                  当たり前の風景




                  いや・・
                  当たり前に思えるような
                  やさしい夢のような風景

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