眩い光と・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　見上げると
　　　　　　　　　　　　　　　　日々を見守る木々の葉




　　　　　　　　　　　　　　　　眩い光に
　　　　　　　　　　　　　　　　鮮やかに蘇る大切な思い




　　　　　　　　　　　　　　　　ほんとは・・それだけでいいのに

　　　　　　　　　　　　　　　　一枚の葉を見つめながら

黄色の輝き・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　窓ガラスを叩く雨を
　　　　　　　　　　　　　　　　ワイパーが思い切り飛ばす




　　　　　　　　　　　　　　　　強い雨はまた濡らす
　　　　　　　　　　　　　　　　その一瞬の間




　　　　　　　　　　　　　　　　向こうに見える
　　　　　　　　　　　　　　　　公孫樹の黄色




　　　　　　　　　　　　　　　　晴れていたら・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　黄色は見事に輝いていただろうに




　　　　　　　　　　　　　　　　散らずに・・
　　　　　　　　　　　　　　　　明日は・・晴れ！？！

黄色のとき

　　　　　　　　　　　　　　　　黄色の葉が舞う
　　　　　　　　　　　　　　　　空から思い出とともに




　　　　　　　　　　　　　　　　喜びも悲しみも
　　　　　　　　　　　　　　　　不思議にすべてを吸い込んで




　　　　　　　　　　　　　　　　目の前を通り過ぎ
　　　　　　　　　　　　　　　　足元で微笑む




　　　　　　　　　　　　　　　　またいつか
　　　　　　　　　　　　　　　　空から舞って・・出会う日までと




　　　　　　　　　　　　　　　　背を向けて先へ急ぐ
　　　　　　　　　　　　　　　　も一度・・振り返って
　　　　　　　　　　　　　　　　黄色を見る・・黄色だから・・

西荻散歩の目的は・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　久しぶりに待ち合わせたのは・・・




　　　　　　　　　　　　　　　　引越し騒ぎでお忙しかった
　　　　　　　　　　　　　　　　史子ちゃん！




　　　　　　　　　　　　　　　　待ち合わせの場所で・・
　　　　　　　　　　　　　　　　わからないじゃないの！




　　　　　　　　　　　　　　　　スマートになっちゃって
　　　　　　　　　　　　　　　　さらに可愛くなったものだから
　　　　　　　　　　　　　　　　私ったら気付かずに無視・・ごめん！




　　　　　　　　　　　　　　　　駆け寄ってきた史子ちゃんと
　　　　　　　　　　　　　　　　西荻歩き・・目的は？




　　　　　　　　　　　　　　　　二人でずっとファンだった
　　　　　　　　　　　　　　　　「パリときどきバブー 」のバブー君に会いに！




　　　　　　　　　　　　　　　　イベント開催地が西荻ということで
　　　　　　　　　　　　　　　　すっかり嬉しくなってギャラリーＫへ




　　　　　　　　　　　　　　　　お出迎えは可愛い
　　　　　　　　　　　　　　　　しっかり者のバブー君




　　　　　　　　　　　　　　　　マリアージュのお茶でケーキを
　　　　　　　　　　　　　　　　お連れさんはワイン・・




　　　　　　　　　　　　　　　　美しい飼い主さんとのまりこさんに
　　　　　　　　　　　　　　　　パリの話を聞いたり
　　　　　　　　　　　　　　　　スタッフのJUNさんとお話したり
　　　　　　　　　　　　　　　　楽しく優雅なひと時♪

ほんのりと・・

　　　　　　　　　　　　　　　　なにもないある日




　　　　　　　　　　　　　　　　なにと出会うこともなく




　　　　　　　　　　　　　　　　すっかり空っぽになって歩く




　　　　　　　　　　　　　　　　そんな日は
　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっとしたものと目が合って




　　　　　　　　　　　　　　　　いつもは気づくこともないような
　　　　　　　　　　　　　　　　そんなものが素敵に見えて




　　　　　　　　　　　　　　　　空っぽだった気持ちが
　　　　　　　　　　　　　　　　ほんのりと色に染まる

秋を切り取る

　　　　　　　　　　　　　　　一瞬一瞬の秋




　　　　　　　　　　　　　　　一枚の葉が色づけば
　　　　　　　　　　　　　　　ひとつの秋




　　　　　　　　　　　　　　　一枚の枯葉が散れば
　　　　　　　　　　　　　　　それもひとつの秋




　　　　　　　　　　　　　　　クモの巣に寄り道組は・・




　　　　　　　　　　　　　　　ちょっと優等生ではない秋？




　　　　　　　　　　　　　　　明日は・・




　　　　　　　　　　　　　　　どんな秋に出会えるのか・・・

遅い秋は薔薇の花と

　　　　　　　　　　　　　　　　色の変わらぬ木々の葉
　　　　　　　　　　　　　　　　今年の秋は？




　　　　　　　　　　　　　　　　そんな心配をよそに
　　　　　　　　　　　　　　　　バラの花だけは元気




　　　　　　　　　　　　　　　　春の華やかさより
　　　　　　　　　　　　　　　　少しシックに




　　　　　　　　　　　　　　　　見ているほうも
　　　　　　　　　　　　　　　　落ち着いた心地よさ




　　　　　　　　　　　　　　　　時折り散る
　　　　　　　　　　　　　　　　枯葉も馴染んで




　　　　　　　　　　　　　　　　ひと回りすれば
　　　　　　　　　　　　　　　　少し冷えて




　　　　　　　　　　　　　　　　暖かなアールグレーでもと
　　　　　　　　　　　　　　　　やはり・・秋

秋の足音

　　　　　　　　　　　　　　　　ほんのり色づいて




　　　　　　　　　　　　　　　　耳を澄ませば
　　　　　　　　　　　　　　　　聞こえてくる




　　　　　　　　　　　　　　　　ゆっくりな足音




　　　　　　　　　　　　　　　　緑色の葉が出迎える
　　　　　　　　　　　　　　　　黄色に色づいた葉




　　　　　　　　　　　　　　　　バトンタッチはどう？
　　　　　　　　　　　　　　　　ラストスパートまで




　　　　　　　　　　　　　　　　黄色と緑の葉のコラボ




　　　　　　　　　　　　　　　　コートを着るまで
　　　　　　　　　　　　　　　　楽しませてもらいましょう

鳥の季節到来・・・と

　　　　　　　　　　　　　　　　そろそろ
　　　　　　　　　　　　　　　　カワセミ君の季節ではと・・




　　　　　　　　　　　　　　　　通いつめた・・ある日




　　　　　　　　　　　　　　　　その場所に
　　　　　　　　　　　　　　　　ホシゴイ発見




　　　　　　　　　　　　　　　　いよいよ
　　　　　　　　　　　　　　　　鳥の季節到来と喜んだ




　　　　　　　　　　　　　　　　この子に会えれば
　　　　　　　　　　　　　　　　カワセミ・シジュウカラ・・
　　　　　　　　　　　　　　　　メジロと続く




　　　　　　　　　　　　　　　　ワクワク気分で
　　　　　　　　　　　　　　　　またまた通いつめる




　　　　　　　　　　　　　　　　なのに・・
　　　　　　　　　　　　　　　　増えるどころか
　　　　　　　　　　　　　　　　消えてしまったホシゴイ




　　　　　　　　　　　　　　　　ほんとにそろそろ
　　　　　　　　　　　　　　　　可愛い小鳥達従えて
　　　　　　　　　　　　　　　　小鳥天国作ってよ

薔薇の雫

　　　　　　　　　　　　　　　いっこうに色を変えない
　　　　　　　　　　　　　　　木の葉に少し不満を覚えて




　　　　　　　　　　　　　　　なのに・・雨・・
　　　　　　　　　　　　　　　きっと散る




　　　　　　　　　　　　　　　色を変えずに
　　　　　　　　　　　　　　　散りそうな木の葉




　　　　　　　　　　　　　　　秋の雨はいけない
　　　　　　　　　　　　　　　などとつぶやきながら




　　　　　　　　　　　　　　　角を曲がると・・・
　　　　　　　　　　　　　　　キラキラと薔薇の花




　　　　　　　　　　　　　　　差してた傘を放り投げ
　　　　　　　　　　　　　　　時の経つのも忘れて




　　　　　　　　　　　　　　　薔薇の雫を見続ける

　　　　　　　　　　　　　　　・・寒い！！・・




　　　　　　　　　　　　　　　気付くと
　　　　　　　　　　　　　　　手も服も濡れて

　　　　　　　　　　　　　　　もう冬・・冬の雫
　　　　　　　　　　　　　　　どこか寂しそうな・・